be動詞と一般動詞が混ざる中学生|何から戻せばいい?

be動詞と一般動詞が混ざる中学生|何から戻せばいい?

「Are you play tennis?」「Does he is busy?」「I didn’t be tired.」のように、be動詞とdo・does・didが一つの文の中で混ざってしまうことがあります。

この状態で、疑問文や否定文の形だけを一つずつ覚え直しても、なかなか安定しないことがあります。

最初に確認したいのは、「この文の動詞はbe動詞なのか、一般動詞なのか」という区別です。

否定文だからnot、疑問文だから文頭に何かを置く、過去だからdid、と形だけを覚えていると、習う内容が増えるにつれてルール同士が混ざってきます。

今学校で過去形を習っているからといって、過去形だけを練習すればよいとは限りません。was・wereとdidが混ざるのであれば、その前のis・am・areとdo・doesの区別まで戻って確認する必要があります。

何から戻るかを先に言うと

  1. 現在形の肯定文で動詞を見つける
  2. be動詞か一般動詞かを分ける
  3. その違いをもとに否定文・疑問文を作る
  4. 主語や単語を変えても作れるか試す
  5. そこまでできてから過去形へ進む

be動詞と一般動詞が混ざるとき、どこで間違っているのか

be動詞と一般動詞が混ざっている中学生は、疑問文や否定文で間違いが目立つことがよくあります。

誤答
Are you play tennis?
誤答
Do you are busy?
誤答
Does he is a student?
誤答
Did you were tired?
誤答
I didn’t be tired.

こうした間違いがあると、「疑問文の作り方を忘れた」「過去形が苦手」と考えたくなるかもしれません。

しかし、同じような混線を繰り返すのであれば、ケアレスミスだけで済ませず、その前提になっているルールまで戻って確認します。

たとえば、Are you play tennis?という間違いでは、「疑問文では前に何かを出す」という形は覚えていても、playが一般動詞であることを基準に文を作れていない可能性があります。

逆に、Do you are busy?では、「疑問文だからDoをつける」と覚えていて、areがすでにbe動詞として文の中心にあることに気づけていません。

疑問文・否定文を別々のパターンとして暗記すると、覚える形が増えるほど混ざりやすくなります。

先に見るのは「疑問文だから何をつけるか」ではなく、「この文の動詞は何か」です。

最初に戻るのは「この文の動詞は何か」を見るところ

be動詞と一般動詞が混ざるときは、いきなり疑問文を作るのではなく、まず肯定文まで戻ります。

be動詞の文

You are busy.

主語はYou、動詞はareです。

一般動詞の文

You play tennis.

主語はYou、動詞はplayです。

ここでは、日本語訳をきれいに作ることを先にしません。まず英文の構造を見ます。

  • 主語はどれか
  • 動詞はどれか
  • その動詞はbe動詞か一般動詞か

最初に、この区別が自分でできるかを確かめます。

動詞の種類が分かれば、その後の疑問文や否定文の作り方が決まります。

be動詞の文

You are busy.

正答
Are you busy?
正答
You are not busy.

一般動詞の文

You play tennis.

正答
Do you play tennis?
正答
You do not play tennis.

AreとDoのどちらかを最初に選ぶのではありません。

先に動詞の種類を見て、その結果として疑問文・否定文の形が決まります。

一般動詞をちゃんと覚えていますか?

ここで確かめたいのが、そもそも一般動詞を一般動詞として見分けられているかという点です。

play、have、like、studyなどが出てきたときに、「これは一般動詞」と分からなければ、do・doesを使う文なのかどうかも決められません。

同じ例文を何度も覚えるだけではなく、単語を変えたときにも動詞を見つけられるか試します。

自分で確かめてみましょう。

次の文で、動詞はどれでしょうか。be動詞と一般動詞のどちらでしょうか。

  • She is kind.
  • They study English.
  • Tom likes music.
  • We are busy.

考えるポイント

She is kind. はisがbe動詞、They study English. はstudyが一般動詞、Tom likes music. はlikesが一般動詞、We are busy. はareがbe動詞です。

大切なのは答えを暗記することではなく、単語が変わっても「どれが動詞か」「どちらの種類か」が分かることです。

DoかAreかを先に選ぼうとしない

「DoにするのかAreにするのか分からない」という場合、DoとAreを直接比べて選ぼうとしていることがあります。

しかし、先に見るのはDoでもAreでもありません。

肯定文に戻して、何が動詞なのかを確認します。

He is busy.

動詞はisです。be動詞なので、疑問文ではIs he busy?となります。

He plays tennis.

動詞はplaysです。一般動詞なので、疑問文ではDoes he play tennis?となります。

一般動詞の疑問文

Do / Does + 主語 + 動詞の原形

Do you play tennis?

Does he play tennis?

he、she、itなどの三人称単数ではdoesを使います。そしてdoesの後ろの一般動詞は原形です。

He plays tennis.ではplaysですが、疑問文になるとDoes he play tennis?となります。

一方、be動詞の文では、is・am・areそのものが動詞なので、do・doesを加えません。

誤答
Does he is busy?
正答
Is he busy?

否定文も「動詞の種類」から分ける

否定文も、notをどこに入れるかだけで覚えないようにします。

be動詞の文なら、be動詞にnotをつけます。

He is busy.

正答
He is not busy.

一般動詞の現在形なら、do notまたはdoes notを使い、その後ろの一般動詞は原形にします。

I play tennis.

正答
I do not play tennis.

He plays tennis.

正答
He does not play tennis.

疑問文でも否定文でも、考え方は同じです。be動詞の文なのか、一般動詞の文なのかを分けてから形を作ります。

was・wereとdidまで混ざるなら、過去形の前に現在形を見る

「Did you were busy?」「Were you play tennis?」のようにwas・wereとdidまで混ざっている場合、過去形そのものだけが原因とは限りません。

まず現在形で、次の二つを分けて作れるか試します。

be動詞

You are busy.

Are you busy?

一般動詞

You play tennis.

Do you play tennis?

ここでまだ二つの作り方が混ざるなら、過去形へ進む前に現在形まで戻ります。

過去形へ進む前にできるようにしておきたいこと

  • 肯定文で動詞を見つけられる
  • be動詞か一般動詞かを分けられる
  • Are you ~? と Do you ~? を動詞の種類から作り分けられる
  • be動詞の否定文とdo・doesを使う否定文を分けられる

これらができてから過去形へ進むと、現在形とのつながりで考えやすくなります。

be動詞の過去

You were busy.

Were you busy?

You were not busy.

一般動詞の過去

You played tennis.

Did you play tennis?

You did not play tennis.

一般動詞の過去の疑問文は、

一般動詞の過去疑問文

Did + 主語 + 動詞の原形

Did you play tennis?

となります。didの後ろでは、一般動詞を原形にします。

この部分を個別に学び直したい場合は、Did+主語+動詞の原形を扱った一般動詞の過去疑問文も参考にしてください。このページでは過去疑問文そのものではなく、be動詞と一般動詞が混ざったときに、どこまで戻るかを中心に扱っています。

be動詞の過去形はwas・wereです。be動詞の文なので、疑問文や否定文にdidを入れません。

誤答
Did you were tired?
正答
Were you tired?
誤答
I didn’t be tired.
正答
I wasn’t tired.

was・wereそのものを学び直したい場合は、be動詞の過去形was・wereの解説も参考になります。

was・wereとdidが混ざるときは、過去形だけを繰り返すより、is・am・areとdo・doesまで戻った方がよい場合があります。

今習っている単元だけではなく、どの段階から間違いが出ているかを確かめることが大切です。

一つの例文ができても、主語を変えると作れないならまだ確認が必要

一度正解できただけでは、be動詞と一般動詞の区別が身についているとは限りません。

同じ例文を覚えているだけかどうかを知るために、次は主語を変えます。

たとえば一般動詞なら、次のように変えてみます。

  1. You play tennis.という肯定文を作る
  2. You do not play tennis.という否定文にする
  3. Do you play tennis?という疑問文にする
  4. 主語をheに変えてHe plays tennis.にする
  5. He does not play tennis.にする
  6. Does he play tennis?にする

ここではDoをDoesに交換できれば終わりではありません。

主語がheになったことで、肯定文ではplaysになり、疑問文・否定文ではdoesを使い、その後ろはplayという原形になるところまでつながっているかが大切です。

be動詞も同じように、主語を変えて作ってみます。

I am busy.

You are busy.

He is busy.

They are busy.

さらに、playだけでなくstudyやhaveなど別の一般動詞に変えます。

例文そのものを覚えているだけなら、主語や単語が変わったところで作れなくなります。

一方で、「主語は何か」「動詞は何か」「be動詞か一般動詞か」という見方ができていれば、初めて見る文でも同じ考え方で文を作れます。

まとめ|be動詞と一般動詞が混ざるなら、現在形の肯定文まで戻る

be動詞と一般動詞が混ざっている中学生が最初に戻る場所は、was・wereやdidの暗記ではありません。

現在形の肯定文で、「この文の動詞は何か」「be動詞か一般動詞か」を分けるところからです。

  1. 現在形の肯定文で動詞を見つける
  2. be動詞か一般動詞かを分ける
  3. 否定文を作る
  4. 疑問文を作る
  5. 主語や単語を変えても作れるか試す
  6. そこまでできてから過去形へ進む

学校ではすでに過去形やその先へ進んでいることもあります。それでも、現在形の段階で二つの文の作り方が混ざっているなら、そこまで戻って考え直す必要があります。

「今、何を習っているか」だけではなく、なぜこの間違いが出ているのか、その前提になっているルールはどこかを考えることが大切です。

自分で取り組んでも二つの作り方が混ざる場合は、文の土台から確認します

まずは現在形の肯定文で主語と動詞を探し、be動詞と一般動詞を分けてみてください。

それでも、DoとAreを使い分けられない、主語が変わるとdoesやisを選べない、was・wereとdidまで混ざるという場合は、今取り組んでいる問題だけを繰り返しても直りにくいことがあります。

その場合は、必要なところまで戻り、文の土台から一つずつ確認していくことが大切です。

Eng-Supportの基礎力徹底講座については、以下のページで確認できます。

基礎力徹底講座で文の土台から確認する

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