不定詞の副詞用法(1)In order/so as (not/never)to-v【Book2 Lesson11 Scene1】

不定詞の副詞用法について

今回のLessonでは、不定詞の副詞用法に焦点を当てています。不定詞はPROGRESSの中で様々な場所で登場し、名詞用法や形容詞用法とともに教えられます。それでは、不定詞の副詞用法に入る前に、これまで学んできた不定詞の用法を振り返りましょう。名詞用法と形容詞用法をしっかりと復習することが重要です。

不定詞の基本的な用法

不定詞は、基本的に動詞の原形の前に”to“を付けた形で現れます。ただし、不定詞は名詞、形容詞、副詞のいずれかの働きをすることがあります。そのうちの1つが副詞の働きです。不定詞の副詞用法は、名詞以外の要素を修飾します。

副詞用法の具体例

具体例を見てみましょう。例えば、”Laura went to Canada in order to study French.”という文があります。この文では、”in order to“が副詞的な用法を示しており、「何々するために」という意味を持ちます。このように、不定詞の副詞的用法は、名詞以外の要素を修飾する役割を果たします。

“in order”の使い方

in order“は、「何々するために」という意味を表しますが、必ずしも必要なわけではありません。例えば、”Laura went to Canada to study French.”としても同じ意味が伝わります。ただし、”in order“を使うことで意図がより明確に伝わります。特に、動詞に掛かる要素を明示する場合に有用です。

補足:動詞以外の要素の修飾

不定詞の副詞的用法では、動詞以外の要素を修飾します。そのため、文脈によっては、明確に修飾対象を示すために”in order“を使用することが重要です。このようにして、読者や聞き手にとって理解しやすい文を作ることができます。

まとめ

不定詞の副詞的用法は、名詞以外の要素を修飾します。”to“を使って動詞の原形を前に置くことで、さまざまな要素を修飾する役割を果たします。特に、”in order“を使用することで意図が明確に伝わりますが、文脈によっては必ずしも必要ではありません。


不定詞の否定形について

不定詞の否定形は「not to 動詞原形」という形を取ります。そして、「to 動詞原形」の前に否定の”not“も付けたいという場合があります。さらに、”in order“も追加したいということもあります。これは、「何々しないために」という意味です。

“in order not to” の使い方

in order to V”が「何々するために」であるのに対し、「何々しないために」は”in order not to 動詞原形”という形を取ります。これを反復して覚えることで容易に使いこなすことができます。

例文の解説

例えば、”Please be quiet in order not to wake up the baby.”という文があります。これは、「赤ちゃんを起こさないように」という意味です。ここで”be quiet“は静かであるようにという命令を示し、”in order not to wake up the baby“はその理由を説明しています。

“in order” の省略

in order“は必ずしも必要ではありません。直前が名詞でない場合は特に省略しても問題ありません。名詞でない場合、形容詞的用法と誤解される恐れがないためです。

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