Withの用法【Book2 Lesson5 Scene1】
Progress Book2 Lesson5 Scene1|withの用法を整理
Book2 Lesson5 Scene1では、前置詞 with を「〜と一緒に」だけで読もうとすると、意味が取りにくい文が出てきます。
このページでは、中高一貫校でProgress Book2を学習している中2生に向けて、with と together の違い、the boys with grandma のような名詞を後ろから説明するwith、with the suit on のような with A B の読み方を、例文で確認します。
このページで分かること
- with + 名詞 は、「〜と」「〜を相手に」「〜を使って」などを表します。
- with と together は、後ろに名詞を置くかどうかで分けます。
- the boys with grandma のように、withが前の名詞を説明することがあります。
- with A B は、基本的に「AがBの状態で」と読むと整理しやすくなります。
- with the suit on の on は、「身につけている状態」を表しています。
知りたいところから確認できます
| 表現 | 見方 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|---|
| with + 名詞 | 後ろに相手・道具・対象を置く | with Sally | サリーと |
| 名詞 + with + 名詞 | 前の名詞を説明する | the boys with grandma | おばあちゃんと一緒にいる男の子たち |
| with A B | AがBの状態で | with the suit on | スーツを着ている状態で |
| together | 後ろに名詞を置かない | play together | 一緒にする |
with と together の違いは「後ろに名詞を置くか」で判断する
英語で「一緒に」と表したい場合、with と together のどちらを使うかで悩みやすくなります。
基本は、後ろに名詞を置くかどうかで分けます。
- 後ろに名詞を置く場合:with
- 後ろに名詞を置かない場合:together
たとえば、次のように使います。
- Mary plays tennis with Sally.
- Mary and Sally play tennis together.
with Sally は「サリーと」と、後ろの名詞で相手を示しています。一方、together は「一緒に」という意味を表す副詞なので、後ろに名詞を続けません。
with と together の確認
- ○ Mary plays tennis with Sally.
- ○ Mary and Sally play tennis together.
- × Mary plays tennis with.(with の後ろに名詞がない)
- × Mary plays tennis together Sally.(together の後ろに名詞を置かない)
with + 名詞の基本は「相手・一緒に」
前置詞 with は、日本語の「〜と」「〜と一緒に」と訳されることが多い語です。まずは、基本の使い方から確認します。
Mary often plays tennis with her friend Sally.
この文は、「メアリはよく友達のサリーとテニスをします」という意味です。
with her friend Sally は、「友達のサリーと」という意味を加えています。with の後ろには her friend Sally という名詞のまとまりが続いています。
このように、with の後ろには「だれと」「何と」「何を使って」などを表す名詞が置かれます。
with の後ろに置く名詞の例
with は前置詞です。前置詞は、基本的に名詞の前に置かれます。そのため、with の後ろには名詞、または名詞のまとまりが必要です。
- with her friend Sally
- with Tom
- with grandma
- with the suit
- with you
with を見たら、まず「with の後ろにある名詞はどれか」を確認しましょう。その名詞が、相手・対象・状態の中心になります。
ここまでで不安がある場合
with の後ろに名詞があるか、together とどう違うかで迷う場合は、前置詞や品詞の基本があいまいになっていることがあります。文法の土台から確認したい場合は、基礎から戻って整理すると読みやすくなります。
英語教室「サポート」の『基礎力徹底講座』:英文法の基本から確認できます。
動画でwithの基本を確認する
ここまでの内容を動画でも確認したい方は、with の後ろに名詞が続くことや、with と together の違いを意識して見てみてください。
the boys with grandma|with が名詞を後ろから説明する場合
with は、前の名詞を後ろから説明することもあります。Progress Book2 Lesson5 Scene1では、この読み方で迷いやすくなります。
The boys with grandma are Kevin and me.
この文は、おそらく写真を見ている場面です。写真には、おばあさんと男の子が2人写っていると考えられます。
ここで注意したいのは、The boys だけを主語として切って読まないことです。
この文では、with grandma が the boys を後ろから説明しています。
つまり、The boys with grandma で「おばあちゃんと一緒にいる男の子たち」という意味になります。
全体では、次のように訳せます。
The boys with grandma are Kevin and me.
→ おばあちゃんと一緒にいる男の子たちは、ケビンと私です。
名詞のあとに前置詞句が続くと、前の名詞を説明することがあります。with だけを「一緒に」と訳すのではなく、どの名詞を説明しているのかまで確認しましょう。
後ろから説明するwith
- the boys with grandma:おばあちゃんと一緒にいる男の子たち
- the man with a black bag:黒いバッグを持っている男性
- the girl with long hair:長い髪の女の子
動画で名詞を説明するwithを確認する
次の動画では、with が前の名詞とどのようにつながるかを、例文とあわせて確認できます。英文を読むときは、with だけでなく、with の前にある名詞にも注目してみてください。
with A B は「AがBの状態で」と読む
次に、Book2 Lesson5 Scene1で特に重要な with A B の用法を確認します。
Progressでは、中学2年生の段階でかなり高度な with の使い方が出てきます。検定教科書では高校で扱うことも多い内容ですが、ここでは見た目で判断できるようにまとめます。
ポイントは、with の後ろに名詞があり、そのあとにもう一つ状態を表す語句が続くかを見ることです。
- A:名詞
- B:Aの状態を表す語句
このとき、AとBには「AがBだ」という関係があります。
そのため、with A B は「AがBの状態で」と読むことができます。
例文:That man with the suit on is my uncle.
次の文を見てみましょう。
That man with the suit on is my uncle.
まず、文の動詞は is です。
そのため、主語は That man だけではなく、That man with the suit on までだと考えます。
with the suit on は、That man を後ろから説明しています。
つまり、次のように訳せます。
That man with the suit on is my uncle.
→ スーツを着ているあの男性は私のおじです。
with A B の B に入るもの

with A B の B には、次のような語句が入ります。
- 現在分詞
- 過去分詞
- 形容詞
- 副詞
- 前置詞句
中学2年生の段階では、すべてを細かく暗記する必要はありません。ただし、with の後ろに名詞が来て、さらにもう一つ要素が続くことがあると覚えておきましょう。
| Bに入る語句 | 例 | 読み方 |
|---|---|---|
| 現在分詞 | with you playing the guitar | あなたがギターを弾いている状態で |
| 形容詞 | with the door open | ドアが開いた状態で |
| 副詞 | with the suit on | スーツを着ている状態で |
付帯状況の with|with + 名詞 + もう一要素に注意する
次の例文を見てみましょう。
I can’t study with you playing the guitar.
この文では、with の後ろに you という名詞があり、その後ろに playing the guitar が続いています。
- A:you
- B:playing the guitar
you と playing the guitar の間には、「あなたがギターを弾いている」という関係があります。
したがって、全体では次のように訳せます。
I can’t study with you playing the guitar.
→ あなたがギターを弾いている状態では、私は勉強できません。
このように、メインの出来事に加えて、周りの状況を添える with を、付帯状況の with と呼びます。
大切なのは、訳す前に見た目で確認することです。
- with + 名詞 だけで終わっている → 基本のwith
- with + 名詞 + もう一要素 がある → 付帯状況の可能性が高い
訳しながら考えるのではなく、まず with の後ろに名詞があり、そのあとにもう一つ要素が続いているか を確認しましょう。
Progress Book2でwithが難しく感じる場合
with A B や付帯状況の with では、単語の意味だけでなく、文全体の主語・動詞、名詞と状態の関係を見る必要があります。学校の授業が速く感じる場合は、例文ごとに構造を分けて確認すると理解しやすくなります。
英語教室「サポート」の『ブレイクスルーゼミ』:英文法の弱点を確認します。
with the suit on の on は「身につけている状態」
もう一度、Progressの文に戻ります。
That man with the suit on is my uncle.
この文の with the suit on は、the suit が on の状態であることを表しています。
ここでの on は、ふつうの前置詞として後ろに名詞を置いているわけではありません。on の後ろに名詞がないためです。
ここでは、on が「身につけている状態」を表していると考えます。
そのため、with the suit on は「スーツを着た状態で」となり、前の That man を説明します。
全体では、次のように読みます。
That man with the suit on is my uncle.
→ スーツを着ているあの男性は私のおじです。
動画でwith A Bの読み方を確認する
次の動画では、with の後ろに名詞があり、さらに状態を表す語句が続く形を確認できます。with + 名詞 + もう一要素 になっているかを意識して見てみてください。
補足:with の元のイメージは「相手」
with は「一緒に」と訳すことが多いですが、元のイメージを 「相手」 と考えると、いろいろな文を理解しやすくなります。
たとえば、次の文を見てみましょう。
Joe quarreled with Tom.
この文は「ジョーはトムと喧嘩した」という意味です。
ここでの with は、ジョーが喧嘩した「相手」を表しています。
また、次の文も同じように考えられます。
Nancy will have a date with Paul.
この文は「ナンシーはポールとデートする予定だ」という意味です。
with は、喧嘩・会話・デート・スポーツなど、相手が必要な行動と一緒に使われることがあります。「一緒に」だけでなく、「相手との関係」を表す語として見ると読みやすくなります。
動画でwithのイメージを確認する
次の動画では、with を「一緒に」だけでなく、相手や関係を表す語として見る考え方を確認できます。例文の中で、with の後ろに置かれている名詞に注目してみてください。
with を読むときに見る場所
with の文を読むときは、「一緒に」とすぐ訳す前に、次のように確認すると読みやすくなります。
- with の後ろにある名詞はどれか
- with の前に説明されている名詞があるか
- with + 名詞 の後ろに、さらに状態を表す語句があるか
- 文全体の動詞はどれか
たとえば、The boys with grandma are Kevin and me. では、文全体の動詞は are です。主語は The boys with grandma までになります。
That man with the suit on is my uncle. では、文全体の動詞は is です。主語は That man with the suit on までになります。
with の部分だけを単独で訳すのではなく、文全体の主語・動詞とつなげて読むことが大切です。
問題演習で確認したい場合
説明を読んだときは分かっても、実際の英文で主語の範囲や with A B を見落とすことがあります。文法知識を問題の中で確認したい場合は、演習を通して「どこを見るか」を定着させることが大切です。
英語教室「サポート」の『過去問演習講座』:英文法の知識を問題演習で確認します。
Book2 Lesson5 Scene1 with のまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| with の基本 | 「相手」「〜と」「〜と一緒に」を表す。with の後ろには名詞が続く。 |
| with と together | 後ろに名詞を置くなら with。名詞を置かず「一緒に」と言うなら together。 |
| 名詞を後ろから説明する with | The boys with grandma のように、with grandma が前の名詞 the boys を説明する。 |
| with A B | Aは名詞。BはAの状態を表す語句。「AがBの状態で」と読む。 |
| 付帯状況の with | with + 名詞 + もう一要素 が続く場合、周りの状況を添える表現になることがある。 |
| with the suit on | the suit が on の状態、つまり「スーツを着ている状態」を表す。 |
確認クイズ
次の問題で、with の用法を確認しましょう。答えを開く前に、with の後ろにある名詞や、文全体の動詞を見てから考えてください。
1. with の後ろに基本的に続くものは何ですか。
名詞
2. Mary plays tennis with Sally. の with Sally は何を表していますか。
一緒にテニスをする相手
3. 「一緒に」と言いたいが、後ろに名詞を置かない場合に使う語は何ですか。
together
4. The boys with grandma are Kevin and me. の with grandma は何を説明していますか。
The boys
5. with A B は基本的にどのように訳せますか。
AがBの状態で
6. I can’t study with you playing the guitar. の A にあたる語は何ですか。
you
7. I can’t study with you playing the guitar. の B にあたる語句は何ですか。
playing the guitar
8. That man with the suit on is my uncle. の主語はどこまでですか。
That man with the suit on
9. with the suit on はどのような意味ですか。
スーツを着ている状態で
10. 付帯状況の with を見るとき、最初に確認することは何ですか。
with の後ろに名詞があり、さらにもう一つ要素が続いているか
次に確認したいページ
Progress Book2では、単語の意味だけでなく、文のかたまりや修飾関係を見て読む場面が増えていきます。Lesson5 Scene1のwithで不安が残る場合は、学習状況に合わせて次のページも確認してみてください。
- 個別に弱点を整理したい場合:中学英語個別指導講座一覧を確認する
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