doとdoesの過去形はdid|過去形の否定文【Progress Book1 Lesson10-2】

doの過去形はdidです。doesの過去形もdidになります。さらに、過去形の否定文はdid not(didn’t)+ 動詞の原形で作ります。まずはこの3点を押さえてください。

  • do → did
  • does → did
  • did not のあとは原形

この記事では、doとdoesの過去形がどちらもdidになる理由、didの意味、didのあとの動詞が原形になる理由、過去形の否定文の作り方を例文で確認します。

Progress Book1全体の単元配置や、今どのLessonにいるかを確認したい場合は、Progress Book1の単元一覧をご覧ください。教材全体の学習負担や進め方を知りたい場合は、プログレスインイングリッシュが難しい理由と学習の進め方も参考になります。

doもdoesも、過去形ではdidになる

現在形の否定文では、主語によって形が変わります。

I do not work every day.
He does not work on Sunday.

この2文では、do / does の部分で現在形を表し、そのあとの work は原形のままです。

では、これを過去形の否定文にするとどうなるでしょうか。現在形で時制を表していた do / does の部分を、過去形の did に変えればよいので、次のようになります。

I did not work every day.
He did not work on Sunday.

三人称単数以外の現在形は do、三人称単数の現在形は does、過去形はすべて did です。ここがこのページの中心です。

did のあとは、なぜ原形になるのか

よくある疑問が、did のあとに worked ではなく work を置くのはなぜか、という点です。

これは、過去であることを did がすでに表しているからです。過去のしるしが did に入っているので、そのあとの動詞まで過去形にしません。

たとえば、肯定文ではこうなります。

Lifang’s father worked last night.

この文を否定文にすると、過去のしるしは worked の -ed ではなく、did に移ります。したがって、動詞は原形に戻してこうなります。

Lifang’s father did not work last night.

つまり、肯定文では worked、否定文では did not work です。過去の意味を表す場所が、動詞そのものから did に移る、と考えると分かりやすいです。

現在形の否定文と比べると分かりやすい

現在形の否定文と過去形の否定文を比べると、形の変化が見えやすくなります。

I do not work every day.
He does not work on Sunday.
I did not work every day.
He did not work on Sunday.

ここで見たいのは次の2点です。

  • do / does / did の部分で時制や主語の違いを表している
  • そのあとの一般動詞は原形のまま

したがって、否定文では毎回うしろの動詞を変えようとするより、do / does / did を選んだら、あとは原形と押さえておく方が安定します。

does の過去形も did になる理由

現在形では、主語が三人称単数になると does を使います。

He does not work on Sunday.

これは現在形だから does になっています。ですが、過去形にすると三人称単数だけ特別扱いする必要はありません。過去形では主語に関係なく did にそろうため、次の形になります。

He did not work on Sunday.

つまり、does の過去形も did です。do だけ did になるのではなく、does も did になります。

did not(didn’t)の作り方

過去形の否定文は、次の形で作ります。

主語 + did not(didn’t)+ 動詞の原形

例を並べると、次のようになります。

I did not work yesterday.
He did not play tennis last Sunday.
We didn’t watch TV last night.

どの文でも、did not のあとに来ているのは work / play / watch のような原形です。worked / played / watched にはしません。

肯定文から否定文に直すときの見方

PROGRESSでは、現在形の否定文と過去形の否定文を比べて示す形が中心ですが、実際のテストでは過去形の肯定文を否定文に直す問題もよく出ます。

たとえば、次の肯定文を見てください。

Lifang’s father worked last night.

これを否定文に直すときは、次の流れで考えます。

  1. worked の過去のしるしを外す
  2. did not を前に置く
  3. 動詞は work に戻す

すると、Lifang’s father did not work last night. になります。

同じように、現在形の肯定文 He works on Sunday. を否定文にするときは、does not work になります。肯定文では動詞に sed が付きますが、否定文ではその役目を doesdid が引き受けるため、動詞は原形になります。

not の意味は、まずは「〜というわけではない」でよい

本文の中心は過去形の否定文ですが、あわせて not の意味も少し確認しておきます。

I do not work. を厳密に言えば、「私は働くというわけではない」です。ただ、初学段階では「私は働かない」と押さえて大きな問題はありません。

ただし、I do not work every day. のように後ろに語が続く文では、「私は毎日働かない」よりも、「私は毎日働くというわけではない」と考えた方が意味を取り違えにくくなります。

この話は補足ですが、否定文は肯定文に not がついて『〜というわけではない』になると押さえておくと、今後の読解でも役に立ちます。

この単元で間違えやすいところ

  • does の過去形を dids などにしない
  • did not のあとを worked にしない
  • 主語が He でも、過去形の否定文では did を使う
  • 現在形の否定文 does not work と、過去形の否定文 did not work を混同しない

このページでは、次の形がすぐ言えるようになれば十分です。

  • do の過去形は did
  • does の過去形も did
  • did not のあとは原形

現在形の否定文を過去形に変える練習と、過去形の肯定文を否定文に変える練習の両方をしておくと、定期テストでも対応しやすくなります。

次に確認したい内容

否定文で did not + 原形 が分かったら、次は疑問文で Did + 主語 + 原形? を確認すると、Lesson10の一般動詞の過去形がつながります。続きは doの過去形didと過去疑問文の作り方 で確認できます。

以上で今回のレッスンを終了します。お疲れ様でした。

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【基礎力徹底講座】:do / does / did の切り替えや、否定文で動詞を原形に戻すところで毎回つまずく場合は、一般動詞の文の作り方から戻って確認すると理解しやすくなります。基礎から見直したい方はこちらをご覧ください。

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