中高一貫生が「やばい」前に知っておきたい特徴と勉強法

PROGRESSを使い始めてから、英語だけ勉強時間が伸び続けていませんか。

PROGRESSにおける「進度」は、単に教科書を何ページまで進んだかだけで考えるものではありません。授業で扱うSceneやPRACTICE、単語、小テスト、宿題などを、学校がどの範囲まで、どのペースで進めているかまで含めて確認することが大切です。

PROGRESSは、進度が速い、単語が多い、予習が終わらない――という3つの悩みが同時に起きやすい教材です。

多くの家庭で問題になりやすいのは、量そのものだけではなく、学校がどこまで扱い、家庭では何を優先すればよいのかが曖昧なまま学習を進めてしまうことです。結果として、英語に時間を取られ、他教科とのバランスが偏りやすくなります。

このページでは、PROGRESSの特徴を踏まえたうえで、学校方針を確認するポイント、家庭でつまずきやすい箇所の見つけ方、練習や単語への向き合い方を整理します。「全部やる/やらない」の二択ではなく、学校の指示を踏まえながら優先順位を決める考え方を確認していきましょう。

このページで確認すること

  • PROGRESSで授業進度が速く感じやすい理由
  • 学校がどこまで扱う方針なのかを見るポイント
  • 単語を単体ではなく文で覚える考え方
  • 予習で完訳にこだわりすぎないための確認項目
  • 英語と他教科の学習時間をどう見直すか

まず確認したいPROGRESSの進度と学習量

「PROGRESSの進度が速すぎる」と感じたとき、最初に確認したいのは、教科書そのものの難しさだけではありません。学校がどの範囲まで授業で扱い、何を宿題や小テストの対象にしているのかを具体的に見ることが重要です。

同じPROGRESSを使っていても、教材のすべてを同じように扱うとは限りません。まずは1週間だけでも、学校で扱った内容と家庭学習に使っている時間を記録してみてください。

まずやることチェック

  • 学校が「全部扱う方針」か:授業・宿題・小テストの範囲を1週間だけ記録する
  • 家庭で詰まっている場所:①進度 ②単語 ③予習(訳作り) ④復習(練習量)のどこに時間がかかっているか確認する
  • 英語の学習時間:平日・休日それぞれで「英語だけ」に何分使っているかを見える形にする

ここで大切なのは、「PROGRESSだから大変」とひとまとめにしないことです。進度についていけないのか、単語暗記に時間がかかるのか、英文の構造が分からず予習で止まるのかによって、見直すポイントは変わります。

家庭でつまずきやすい箇所を具体化したい場合は、文法単元を個別に切り出して確認すると整理しやすくなります。たとえば英文の基本的な語順が曖昧なら、まず平叙文とは何かを確認する、一般動詞の疑問文で語順があやふやならdo・does・didの疑問文を確認する、数量表現や名詞の形でつまずくならa lot ofの後ろの名詞の形を確認するといったように、止まっているところから戻る方法があります。

PROGRESS全体の量ではなく、特定の文法事項で毎回止まっている場合は、その単元を一つずつ確認したほうが、結果として予習や復習の時間を短くできることがあります。


PROGRESSで授業の進度が速くなりやすい理由

夏井(中学受験専門夏井算数塾代表):今回なんですが、PROGRESS IN ENGLISH、英語の教科書ですけども、巷でこの教科書については色々言われている事があるなというので、それを一つ一つプロでいらっしゃる甲田先生に叩き潰して頂こうというお話でございます。

という訳で順番にお話をさせて頂きますが、一般的に言われている事ですので、実際に合っている、合っていないというのも当然あると思います。まず一点目が、PROGRESSだと授業の進度が早くなり過ぎてやばい、みたいな話がありますが、それはどうですか?

甲田(英語教室サポート 代表):そうですね、このレッスン一つあたり、あるいはシーン一つあたりの情報量、あるいは練習問題の量が普通の教科書に比べると多いです。

したがって、例えば一つの単元をいわゆる検定教科書と同じペースで、でもPROGRESSの中身を全部使ってやっていこうとすると、どうしても早くなってしまいます。なので、そこは先生方によっては取捨選択をなさっている先生もいらっしゃいます。取捨選択の余地とかあるのかな、と思います。

ただ、その学校さんによってカリキュラムを決めていらっしゃる方がどなた、というのがあります。例えば、先生自体は取捨選択したいんだけどカリキュラムを決めてらっしゃる方から、いや、全部扱わなきゃダメだ、と言われることがあります。なんか凄い理不尽に聞こえますが、決めてらっしゃる方は今度親御さんから、なんで全部扱わないだ、とクレームが来た場合に対処するのは俺だ、とか色んな人間関係、しがらみがあるようで中々それでうまくいかない所もあるようです。

私としては、生徒さんにとって早くなるなら取捨選択はすべきなんじゃないかなと思っています。

夏井:なるほど。ちなみに取捨選択をした事によって、いわゆる学習内容の抜け漏れ、要は全部の事をちゃんと学習出来るかどうかというのはどれぐらい影響がありますか?

甲田:取捨選択の仕方によって影響があるないが出てきます。例えば、こちらのPROGRESSの中のPRACTICEのいくつかあるうちの一つしかやらないとか、片方だけやらないとかです。

これもうまく選択なさる方だとうまくいきますが、そこの選択を失敗すると、あ、この練習をしてなかった、みたいになる事があります。逆にそういったPRACTICEごとに、例えばPRACTICE1が1から10まであると、じゃあ1から5までにしとこうとか、奇数番だけにしとこうとか、あるいは教師の方で1から10まで見て、この中の例えば1番と3番、4番、5番、8番、9番みたいにやれば一通り押さえられるぞ、とかになります。そういう選択もあると思います。

学校の先生方は中々そういう選択をしている時間がお忙しくてない方もいらっしゃるようですが、そういう選択をする時間があればうまくいくんじゃないかなとは思います。

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取捨選択するときに注意したいこと

PROGRESSは「全部やるか/やらないか」だけで考えるのではなく、何のための練習なのかを確認して、家庭学習の優先順位を整理することが大切です。

ただし、学校から宿題・提出物・小テスト範囲として指定されているものを、家庭の判断だけで省略するという意味ではありません。学校から指定されている課題はその指示を優先し、そのうえで家庭で追加する復習や練習にどこまで時間を使うかを考えます。

パターンA:番号で切る

  • 例:家庭で追加して取り組むPRACTICEは1〜5だけ、または奇数だけなど、取り組む範囲を決める
  • 狙い:学習時間に上限を設け、未着手の内容が増え続けるのを防ぐ

パターンB:代表問題を残す

  • 例:各PRACTICEで基本問題・確認問題・応用問題から必要な問題を選ぶ
  • 狙い:同じ内容の反復だけに時間を使わず、必要な練習を残す

パターンC:目的から優先順位を決める

  • 小テスト対策:教科書本文・指定語句・指定練習を優先する
  • 定期試験対策:授業で扱った内容・文法の例文・基本問題を優先する

家庭で優先順位を決めるときの確認ポイント

  • 学校から指定された宿題・提出物は優先する
  • 小テストで問われる範囲は先に確認する
  • 授業で扱った本文と例文は後回しにしない
  • 家庭で追加する練習は、基本問題と確認問題から扱う
  • 応用問題は、定期試験範囲や学校の扱い方を見ながら考える

PROGRESSは単語が多すぎて覚えられない?

夏井:これも他の教科書と比べてというお話だと思うんですが、単語が多過ぎて覚えきれない、みたいな悲鳴にも似た叫びがあるそうなんですが、これについてはどうでしょうか?

甲田:それについては2点お話ししたいと思います。まずは、検定教科書と比べると確かに単語が多いです。

PROGRESSというのは、そもそもロバート・フリンという方が日本の中でもかなり大学進学実績の高い中学高校で教えていらっしゃる時に、ちょっと普通の教科書では優しいからと言ってプリントとしてお作りになったものがベースになっています。

したがって元々上位の方向けなので、そこはしょうがない部分があるかと思います。なので、私も今まで名前は絶対出せないですが、ちょっとこの学校でPROGRESSだと皆さん単語とかも苦戦するんじゃないかなぁ、とかいう学校さんがPROGRESSをお使いになっているというのは何度か経験しています。

それについては生徒さんに頑張ろうとか言うしかないかな、というのが実情です…もう一つが、先ほど申し上げました取捨選択をされている学校です。練習の内容などは取捨選択するんだけど、単語だけは全部という学校も結構あります。

そうすると、授業で扱っていない、あるいは宿題とかでもやっていない、出てきていない単語をPROGRESSの扱っていない所に出てくるからといって単語だけ覚えるというものがあります。文がなく単語だけいきなりポンって出されても中々覚えにくいと思います。

その場合はちょっと時間は掛かりますが、家で勉強する時にその単語が出てくる文、学校の授業で扱わなかった、宿題にもならなかったとしても自分で勉強する方が却って単語を覚えるのが早いんじゃないかなと思います。

単語が多いときは「1語=1文」で確認する

単語を「単体で」暗記し続けるより、その単語が実際に使われている文と一緒に確認する方法もあります。本文読解と単語学習を別々の作業にしすぎないことがポイントです。

練習1:新出単語を文と一緒に確認する

  • 新出単語を3〜5語選ぶ
  • 本文からその単語を含む文を1文だけ抜き出す
  • その文の中で単語がどのような意味で使われているか確認する

練習2:小テスト前は日→英も確認する

  • 英語を見て日本語の意味を答えるだけで終わらせない
  • 日本語から英単語を思い出す確認も入れる
  • 覚えたつもりになっている単語を見つける

また、単語によっては日本語訳だけを覚えるより、前後の語とまとまりで確認したほうが理解しやすいものがあります。単語学習に時間がかかっている場合は、「何語覚えたか」だけでなく、本文の中で意味を取れるかも確認してみてください。

単語一つの日本語訳ではなく、語句のまとまりとして意味や使い方を確認したい場合は、たとえばbe surprisedの意味と使い方を文の中で確認すると、表現を文の中で理解する練習にもつながります。

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単語だけでなく、本文・文法を含めてどこで学習時間が長くなっているか確認したい場合は、PROGRESS対応の中学英語講座を確認できます。

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PROGRESSの予習に時間がかかるときはどうする?

夏井:ありがとうございます。恐らくその関連だと思うんですが、単語数が多い、知らない単語が多い状態というので、文章を読まなきゃいけないシチュエーションがあるとします。

明日この授業だから予習をしようって時に出来れば単語を調べて、可能であれば和訳も作りたい場合まず単語が多いから調べるのに時間掛かるし、英文も難しいから訳せないみたいな事が起きるというお悩みがあるそうです。これについてはどう対処したらいいんでしょうか。

甲田:まず一点目ですが、PROGRESSを使う場合とそうでない場合があります。そういうと語弊があるかも知れませんが、学生に要求されている勉強量、勉強時間がまず違います。

PROGRESSを扱っているというだけで、まず英語の勉強時間が長くなります。もちろん学校の授業のコマ数もPROGRESSを使っている学校は他の学校より週あたりのコマ数が多い傾向にあります。それだけではなく、家での英語の学習時間も他の生徒さんに比べて多いです。

それは覚悟を決めて生徒さんも望むべきかなと思います。例外もなくはないですが、多くの場合このPROGRESSを使って進めていける学校に自分は来ているんだ、このPROGRESSを使ったらもう皆理解出来なくてぼろぼろになっちゃうという中学高校もある訳です。

だからそうでない中学高校、恐らくPROGRESSを使っている場合は中学受験で結構レベルの高い中高一貫校に行ってらっしゃると思います。なので、そういう中学高校に受かって通っているんだ、というのを誇りにもって、PROGRESSでやる分さらに差をつけられるぞ、という気持ちでいて欲しいと思います。

予習時間を短くする3点チェック

予習に時間がかかりすぎている場合は、最初からすべての英文をきれいな日本語に訳そうとするのではなく、授業前に何を確認しておく必要があるのかを整理します。

  1. 新出単語の音と意味を確認する:まず本文を読むために必要な新出語を確認します。
  2. 主語・動詞や接続語を確認する:because、if、whenなど、文のまとまりを判断する手がかりを探します。
  3. 分からない文に印をつける:考えても構造が取れない文を把握し、授業で重点的に確認できる状態にします。

予習の目的は、必ずしも授業前にすべてを完璧に理解することではありません。どこまで自分で読めて、どの文が分からなかったのかを明確にしておけば、授業中に確認すべきポイントも見えやすくなります。

一方、主語や動詞を探す段階で毎回止まる場合は、予習方法だけでなく英文の基本的な形そのものを確認する必要があります。まず平叙文の基本的な語順を確認すると、主語と動詞を見つけるときの基準を整理しやすくなります。

疑問文になると語順が分からなくなる場合は、一般動詞の疑問文ならdo・does・didを使う疑問文の作り方を確認する、疑問詞そのものが主語になる文で迷う場合は疑問詞が主語になる疑問文の語順を確認するというように、止まっている文の形から復習すると整理しやすくなります。


なぜPROGRESSだと勉強時間が増えやすいのか

PROGRESSで家庭学習時間が長くなりやすい理由として、単語、本文、練習問題など、取り組む内容が多いことが挙げられます。

確認したい項目 学習時間が長くなる要因 家庭で確認すること
単語 覚える語句が多いと、暗記だけで時間がかかりやすい 小テスト範囲と本文中の使われ方を確認する
本文・予習 知らない単語や文法が重なると、和訳に時間がかかりやすい 単語・主語と動詞・分からない文を先に確認する
PRACTICE すべてを同じ優先度で解こうとすると練習量が増えやすい 学校指定の範囲を優先し、追加練習は目的を決める

「PROGRESSだから時間がかかる」で終わらせず、単語・本文・文法・練習問題のどこに時間を使っているのかを分けて見ることが重要です。原因が分かれば、学校の指示を守りながら家庭学習の優先順位を整理しやすくなります。

英語に使う勉強時間のバランス

夏井:その時間の兼ね合いでいうと、どうしても普段の勉強だったりあるいは大学受験を目指した勉強だったり、内部進学で中学校から高校、高校から大学というケースも当然あるとは思います。

その中で、どうしても勉強時間の中の英語のパーセンテージが上がっていく傾向があるという中で、逆に他教科がおろそかになってしまうみたいな所もあったりします。そう考えると、そのトータルのバランスで英語に割く時間というのがある程度制約されるという事があると思うんですが、その制約された中でどう勉強を進めていったらいいんだろう、というのが多分その次にぶつかる悩みになると思います。そこら辺はどうですか?

甲田:まず、先ほどPROGRESSを使っていると英語の勉強時間が増えるといいましたが、例えば英語の勉強時間が生徒さんにもよりますが、1時間増えると思った場合、トータルの勉強時間も1時間を増やします。

他の科目の学習時間を削るのではなく、PROGRESSだから英語の勉強時間が増える分全体の勉強時間も増やしましょう。まずそれが原則だと思って下さい。他の科目を犠牲にしてはいけません。

ただもう一つですが、特に中学の間です。中学の間の英語の勉強時間を増やします。

ちょっとこれからいう事は語弊があるかも知れませんが、いわゆる文部科学省の検定教科書の中学英語というのは今親御さんたちが見てこれ漫画の本ですかとびっくりして目を見張る方もいらっしゃるくらい絵の方がメインで文の方がメインじゃないというものになっています。

それで言いますと英語に限らないですが、例えば今の若者は活字離れと言って漫画なら読めるけど活字しかない本は読めないとか、いや、私の教えていた生徒でも漫画しか読めないだったらまだいいけど、手塚さんはセリフ多過ぎて無理とかありました。もちろんその人がPROGRESSをやるのは無理です。

ですので、そのあたりがクリア出来ているという事を前提にPROGRESSに取り組まなければならないです。そうすると、実は国語の時間、古文とかは置いておきます。国語の時間は、他の方より少なくて済むはずなんです。

今の大学入試向けでもなんか日本語の語彙、今の若者はあんまり日本語の語彙が少ないので、新聞とかに載っているこういう言葉、こんな意味だよとか、例えばあの忘れるという言葉を知っていても、失念すると言われたら何それ?とかなっちゃうような人向けの本とかが売っているくらいです。

PROGRESSを使っていらっしゃる学校に通っている生徒さんならその辺の日本語はおそらくある程度は出来ているはずです。数学は削らないで欲しいですが国語はちょっと調整して英語に回せるんじゃないかなと思います。

しかも英語が苦手な方はそもそも国語の基礎がしっかりしていない事が多いです。母語が出来ない人がそうでない言葉を勉強しようと思ってもやっぱり中々うまくいかない所があります。

なので、お答えとしてはまずは基本的にはPROGRESSだから英語の勉強時間が増えたからといって他の科目を削らない。

ただし、言語能力という意味で、国語の勉強は検定教科書の方に比べたら少なくて済むはずです。その分を英語に回せるはずです。しかも国語を英語に回せるんじゃなくて基本の部分が出来ているから積み上げる方をやれるというイメージで捉えて欲しいと思います。

最後に、先ほどのご質問で大学受験に向けて他の科目を削れないとおっしゃっていましたが、中高一貫校の方は特にそうですが、大学受験から6年間逆算して考えるべきです。

例えば、文系や理系を決めるのは高1から高2になる時とかが多いです。もっと前から自分は文系だと、私なんか小学校の頃から自分は絶対文系だとか決めていましたがそういう方は少ないですし、逆に決めていても変わっちゃう方もいます。

そうすると、あれ?数学が必要なの?それとも日本史の資料を読めなきゃいけないの?とか、そのあたり中学の間はまだ分からない訳です。だけど文系理系に関わらずある程度以上の大学にいこうとしたら英語は絶対試験科目です。英語だけは絶対あるんです。

だから中学の間に先に英語の勉強を進めておきます。高1ぐらいまでちょっと英語に偏ってもいいじゃないかなと思います。もちろんそれで数学か分からなくなったら問題です。だから数学をそんなに削らないで欲しいとは申し上げましたけども、英語を進めておいて高2、高3になった時に自分は数学の最後の難しい数Ⅲまで必要だ、しかも物理と化学も必要だ、となるのは理系の方です。

よく文系の方で日本史の細かい所まで覚えなきゃ、ペリーが乗っていた船の名前はなんだ?それまで覚えなきゃダメだ、という時に英語は今まで積み重ねてきたから逆に高3ぐらいになって英語をちょっと削ってそっちに回しても大丈夫だ、となるように積み重ねていって欲しいです。

なので、受験勉強というのは直前の1年2年だけではなく、中高一貫に通っていらっしゃる方なら学校さんの方で6年逆算したカリキュラムをお組みだと思いますが、それが早いからとか言わずに英語を貯金しておきましょう。あとでその貯金を他の科目に使えるように、というふうに勉強していって欲しいと思います。

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よくある質問(FAQ)

Q. PROGRESSは全部やらないとダメですか?

A. まずは学校の方針と、宿題・提出物・小テストなどの指定範囲を確認してください。学校から指定されている内容を家庭の判断だけで省略するのではなく、そのうえで家庭で追加する復習や練習の優先順位を考えることが大切です。

Q. 英語に時間を取られ、他教科がおろそかになりそうです。

A. まず、英語に何分使っているのかを見える形にし、その時間が単語・予習・文法・練習問題のどこに使われているのかを確認してください。PROGRESSだからという理由だけで数学など他の主要科目を極端に削らず、学習全体のバランスを見る必要があります。

Q. 予習で和訳まで作れません。

A. 最初から完訳を目指すと負担が大きくなることがあります。まずは新出単語→主語・動詞→接続語→分からない文の確認という順番で、授業前にどこまで理解できたかを把握する方法があります。学校から予習方法が指定されている場合は、その指示を優先してください。

Q. 単語を覚えても本文で読めません。

A. 単語の日本語訳だけを覚えていても、本文中で意味を取りにくいことがあります。本文の1文とセットで確認し、その単語が文の中でどのように使われているのかを見ると、単語学習と読解をつなげやすくなります。

Q. PROGRESSの復習はどこから始めるべきですか?

A. まずは学校の小テスト範囲、本文、授業で扱った例文を確認します。そのうえで、理解が曖昧な文法事項やPRACTICEの基本問題へ戻ると、復習する範囲を整理しやすくなります。

PROGRESSで止まっているところから次に確認する

PROGRESS全体を最初からやり直す必要はありません。予習や復習で毎回止まっている箇所があれば、その文法や表現から確認してみてください。

まとめ:PROGRESSの進度は「量」と「優先順位」を分けて考える

PROGRESSは、単語、練習問題、予習などに時間がかかりやすく、「学校の進度についていくだけで精一杯」と感じることがあります。

ただし、「PROGRESSだから全部大変」と考えるだけでは、どこを改善すればよいのか分かりません。まず、学校がどこまで扱っているのかと、家庭学習のどこに時間がかかっているのかを分けて確認することが大切です。

  • 学校の授業・宿題・小テスト範囲を確認する
  • 単語は単体だけでなく、本文中の1文とセットで確認する
  • 予習は単語・主語と動詞・接続語・分からない文を整理する
  • 学校指定以外の追加練習は、目的と優先順位を決める
  • 文法で止まっている場合は、その単元だけ切り出して復習する
  • 英語の時間が増えても、数学など他の主要科目を極端に削らない

英語に時間を使うこと自体が問題なのではありません。重要なのは、必要な学習に時間を使えているかどうかです。毎週の学習内容を見える形にし、「進度」「単語」「予習」「文法」「練習問題」のどこに負担が集中しているのかを確認してみてください。

特定の文法や表現で止まっている場合は、まず上の関連記事から該当する内容を確認してください。一方、複数の単元でつまずいている、学校の進度に対して何を優先すればよいか分からない、定期試験まで含めて学習内容を整理したいという場合は、個別指導の講座内容を確認できます。

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