規則動詞の過去形【Progress Book1 Lesson10-1】

――今回は、Book1 Lesson10シーン1という事で規則動詞の過去形という事です。
とうとう過去形が登場した訳ですが、宜しくお願いします♪

とうとう過去形という話になりましたが、過去形の前半は簡単ですから皆さん安心して下さい。
ちょっと例文を見てみましょう。
今日はこの上三つを比べてみたいと思います。
Tammy practices volleyball every afternoon.
Tammy is practicing volleyball now.
Tammy practiced volleyball yesterday.
最初にここが違うなとかいうのが目に入ると思いますが、まずは三つとも最初”Tammy”が主語です。
次、”practices” ”practicing” ”practiced”のここが動詞です。
practiceは自動詞、他動詞が分かる方向けに、本当は「何々を練習する」という意味の他動詞です。
”volleyball”、これが「何を」という部分で目的語です。
いつやるか、毎日午後でしょう。
今でしょう。昨日でしょう。
どこかで聞いたようなフレーズですけど(笑)ここの部分は「いつ」を表わします。
いつ練習するかという事で、全て動詞を修飾します。
品詞分かる方は、動詞を修飾したら副詞です。
副えるというのは動詞に副えている訳です。
これらの文ですが、この動詞の部分と「いつ」という部分だけが違います。
PROGRESSでは他の所ちゃんと合わせてあるのは珍しいですね。
PROGRESSはこういう時にここも違うから分かりにくいという場合が多いですが。
それぞれどう違うか、一つ目”practices”は現在形と言います。
ちなみに三単現の”s”と言います。
”practices”でよくここが三単現という人がいますが、
正確な事を言うと、主語の”Tammy”が三人称、三人目の人、その場で会話している時に”Tammy”がいたら”Tammy”に対しては「あなた」と言うと思います。
それに対して、会話に加わってないから三人目という事になるでしょう。
三人目、つまり三人称です。
”Tammy”は一人だけなので単数です。
三人称単数は主語の話です。
現在形などは動詞の話です。
三単現と言われた時に主語と動詞と二ヶ所見なきゃいけないです。
三単現とまとめて言うから、動詞しか見ない人、主語しか見ない人が結構いらっしゃいます。
これ気を付けて下さい。
現在形というのは、普段からしている、です。
”every afternoon”、「普段の午後」いつもやっているという事です。
二つ目が、”Tammy is practicing volleyball now.”です。
「今はバレーボールやっている最中。」です。
現在進行形と言いました。
しつこいですが、”practicing”は進行形とか、”practicing”は現在進行形と言ったらペケです。
”is practicing”、この2語の塊、2語の塊を現在進行形と言います。
中学2年生以上の人は、この”is”が”was”で過去形になったら過去進行形と言うとご存じだと思います。
だから現在進行形の現在だ過去だというのはbe動詞の下に書くべきです。
それに対して、今度最後「いつ」が”yesterday”に変わりました。
「昨日」に変わりました。昨日というのは今じゃありません。
今より前の事を過去と言います。
この過去の事を表す時は過去形というのを使います。
過去形というのは、普通は動詞に”ed”を付けます。
動詞の元の形の事を原形と言いますが、それに”ed”を付けます。
原形というのも原形と書きます。
原っぱの原、原っぱの形ってどういう事?となりますが、げんは元とも読みますよね。
だからこの漢字だったら元の形とそのままだから皆分かりやすかったんだと思いますが((+_+))
原形に”ed”付けます。
意図してか、せずか分かりませんが、”practice”は元々”e”までで原形です。
この”e”で終わっている、正確に発音しない”e”で終わっている場合は”d”だけを付けます。
本来の過去形は”ed”を付けます。
でも、発音しない「e」で終わっていたら、発音には関係ない”e”が付いているのに更に”e”を付けたらウザいぞ、という事で”d”だけを付ける訳です。
PROGRESSってどういう訳か普通でないやつ、ちょっと特別なやつが1番に来てる事が多いです。
昔PROGRESSの特徴でも言いましたが、ちょくちょくあります。
本来は”ed”を付けます。
”practice”とか”live”、”live”も原形が”live”で”e”終わっているから”d”だけ付けます。
本来は”ed”を付けます。
最後の”needed”です。
これも”need”が原形です。
”need”は原形の最後の2文字が”ed”です。
だから慌てていて”need”で過去形の”ed”を書いたと思ってさらに”ed”を付けるのを忘れる人が結構多いです。
”eded”となったりします。
そこを覚えて下さい。
あとは”studied”です。
”study”は原形の時は”study”です。
日本で一般的に習うのは最後ここ”dy”、”d”は子音です。
母音子音分からないという方、単純に日本語にして「あいうえお」が母音でそれ以外の音が子音だと思って下さい。
「あいうえお」という事は、これが母音です。
それに対してこれ以外は子音と思って下さい。
「子音y」で終わっている時は”y”を”i”に変えて”ed”を付けます。
それでもいいと思います。
じゃあこの”y”、ここの”a” ”i” ”u” ”i” ”o”じゃないから子音ですね、という人がいますが、これ実は母音です。
どういう事かと言いますと、元々はこうだったんです。
でもこれとこれ見比べたら、なんかこれちょっとかっこ悪くありませんか?
なので、単語の最後の”i”は”y”に変えようとなったんです。
ところが”ed”を付けると、最後”i”で終わっていたらなんかかっこ悪いな、”y”の方がかっこいい、でも”ed”を付けると最後でなくなります。
だから”i”に戻しましょうとなります。
だから正確な事を言うと、子音”y”で終わっていて後ろに”ed”を付ける時は、”y”を本来の”i”に戻して”ed”です。
こういのは確かに日本のテスト形式だと、単に子音”y”だったら”i”に変えて”ed”と覚えても、”y”を”i”に戻して”ed”と覚えても覚えていたら点数変わらないんです。
テストで点数変わらない所は覚えてもしょうがないじゃん、みたいなのが日本の教育です。
ちょっと私はそれに対しては疑問を感じています。
”y”を”i”に戻してなんだよ、とかこういう説明は授業では言うようにしています。
是非そういう本当の英語というのを皆さんまとめていって欲しいと思います。
話を戻します。
動詞ですが、過去形は動詞に”ed”を付けます。
”e”で終わっている時は”d”だけ付けます。
子音”y”で終わっていたら”y”を”i”に戻します。
単語の最後でなくなるので”i”に戻してから”ed”を付けるという事になります。
進行形の場合はいいですね?
”practice”を”practicing”です。
”ing”付けても進行形じゃありません。
前にbe動詞を付けないとダメです。
”is practicing”で進行形です。
だけど過去形は別に前に何も付けないです。
この辺の過去形は楽なもんです。
過去形だからといってあんまりビクビクしないようしましょう。
ただし後半ちょっと面倒くさい事が待っています。
それは心の準備をしておいて下さい(笑)

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