所有代名詞【Progress Book1 Lesson12-3】

所有代名詞について学ぼう!

今回は、Book1 Lesson12シーン3ということで、所有代名詞について学んでいきましょう。前回とは全く異なる話題ですが、よろしくお願いします。

まず最初の文です。「What is that?」と質問しています。「あれ何?」という意味ですね。「It’s my guitar.」と答えています。「それは私のギターです」と言っています。

次に、「Who are those girls?」と質問があります。「あの女の子たちは誰?」という意味ですね。「They’re Keiko’s classmates.」と答えています。「彼女たちはケイコのクラスメイトです」と言っています。

ここで、「my」という言葉について考えてみましょう。「my」とは、「私の」という意味です。「my」は人称代名詞の所有格と呼ばれます。後で「mine」という言葉も出てきます。「my」と「mine」の違いは何でしょうか?これが少し分かりづらいと思いますが、実はそれほど難しい話ではありません。

一番上の文を見てください。「It’s my guitar.」とあります。これは「私のギター」を一つの塊として表現しています。「guitar」という名詞に「my」という言葉が修飾しているのです。「my」は形容詞として機能し、名詞を修飾する役割を果たしています。

形容詞で表現できる所有格

日本語では、名詞を修飾する言葉は形容詞、形容動詞、連体詞の3つに分けなければなりませんが、英語では全部形容詞で表現できます。つまり、所有格は実は形容詞であり、次に名詞が必要です。形容詞と名詞を組み合わせて初めて一つの塊になるのです。

同様に、「あなたの」は「your」で、「彼女の」は「her」と表現します。後ろに名詞を付けて、「your bag」なら「あなたの鞄」、「her textbook」なら「彼女の教科書」となります。これも形容詞と名詞の組み合わせで一つの名詞の塊を作ることができます。

一方、「It’s mine.」という表現があります。「mine」は後ろに名詞が必要ありません。実は「mine」だけでも名詞として機能します。しかし、「mine」は所有を表します。「私の」という意味であり、具体的には「私が所有しているもの」ということです。

人称代名詞の所有格

したがって、「mine」は誰々の所有格と呼ばれるものです。人称代名詞の所有格には、「my」「your」「his」「her」「its」「our」「your」「their」があります。「mine」「yours」「his」「hers」「ours」「yours」「theirs」となります。

mine」は「それは私の」という意味です。例えば、「It’s mine.」は「それは私のものです」となります。もちろん、「それは私の」と付けることもできますが、少し冗長になりませんか?また、日本語に訳して考えるとうまくいかない場合もあります。

したがって、後ろに名詞がある場合は「my」「your」「his」「her」「its」「our」「your」「their」を使用し、後ろに名詞がない場合は「mine」「yours」「his」「hers」「ours」「yours」「theirs」となります。

「Whose」について

次に「Whose」についてです。「Whose」は「誰の」という意味です。ただし注意が必要です。「Whose」は形容詞と名詞の両方を修飾することがあります。

例えば、「Whose guitar is that?」という質問があります。「あのギターは誰の?」という意味ですね。この場合、「guitar」という名詞を修飾するので、「Whose」は形容詞です。

my 名詞」で一つの名詞を表現します。同様に、「Whose 名詞」でも一つの名詞です。「Whose guitar」は「誰のギター」という一つの名詞です。

所有代名詞と所有格の表

所有代名詞と所有格については、PROGRESSのLookの右側にあるチェック欄に表がありますので、参考にしてください。所有代名詞は、文字通り名詞です。質問の形で「Whose」が形容詞だった場合、返事も形容詞にすることがあります。

ただし、1番から5番までの例では全て所有代名詞を使用して返事しています。これは所有格と所有代名詞を使い分けているわけではありません。どちらでも構いませんので、理解してください。

また、2番では質問の文と同じように再度質問しています。「Whose classmates are those girls?」となっています。2回目の質問では名詞だけで返答することが所有代名詞と呼ばれるものです。

所有代名詞の名詞としての表現

さらに、タイトルの所有代名詞について言及しましたが、「私の」「あなたの」「彼の」といった表現が単独で名詞となっているのが所有代名詞です。所有格と所有代名詞については、PROGRESSのLookの右側に表がありますので、参考にしてください。

所有代名詞は文字通り名詞です。質問の形で「Whose」が形容詞だった場合、返事も形容詞にする必要があります。ただし、1番から5番までの例では全て所有代名詞で返答しています。

6番の文では、「It’s Jiro’s.」と返答しています。「Jiro’s」とは「Jiroのもの」という意味ですが、これは名詞として扱われます。

8番や9番の文では、「Whose 名詞」の後ろに「is」や「are」が付いています。その場合は「Whose」だけで名詞となります。つまり、「mine」に相当します。

所有代名詞と所有格の使い分けの注意点

最後に、8番や9番の文で混乱するという人もいるようですが、しっかりと区別してください。所有代名詞の場合は形容詞と名詞の両方を使います。「Whose 名詞」の場合は「Whose」が形容詞となり、「誰々の何々」という名詞を修飾します。

まとめ

このように、所有代名詞と所有格の使い方には注意が必要です。しっかりと使い分けてください。

以上でこのシーンの説明を終わります。お疲れ様でした。

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