関係詞節(関係代名詞:主格)【Book2 Lesson5 Scene2】
関係代名詞主格who/that|名詞を後ろから説明する文の作り方
関係代名詞の主格 who / that は、直前の名詞を後ろから説明するときに使います。最初に押さえたいのは、who / that の後ろには説明の動詞が続き、he / she などをもう一度入れないという点です。
たとえば、The man who he lives in this house のように who の後ろに he を残してしまうのは、関係代名詞主格でよくある間違いです。正しくは、The man who lives in this house のように書きます。
また、The woman who is wearing the scarf is a flight attendant. のような長い文では、「どこまでが説明部分なのか」が分からなくなりやすいです。このページでは、Progress Book2 Lesson5 Scene2 の例文を使いながら、関係詞節の役割、who / that の使い方、文の区切り方、2文を1文にする流れを確認します。Progressを使っていない方でも、関係代名詞主格の基本を整理するために読める内容です。
関係代名詞who/thatの要点|名詞を後ろから説明する合図
この単元で押さえること
- 関係詞節は、名詞を後ろから説明する部分
- who / that は、人を表す名詞を説明するときに使える
- The woman who is wearing the scarf は「スカーフをしている女性」
- who が主語の役割をするので、後ろに he / she を残さない
- 文を読むときは、動詞の数を見て、どこまでが説明部分かを確認する
例として、次の2つを比べてみましょう。
誤:The man who he lives in this house
正:The man who lives in this house
who は「その人が」という主語の役割も持っています。そのため、who he lives のように he をもう一度入れる必要はありません。
読み方の目安
- 意味を知りたい場合は、関係代名詞who/thatとはから読む
- 2文を1文にする問題を確認したい場合は、2文を1文にする方法から読む
- 長い英文の区切り方を確認したい場合は、関係詞節はどこまで?から読む
- 時間がない場合は、よくある間違いとまとめだけでも復習できます
先に動画で全体像を確認したい場合は、下の動画も参考にしてください。テキストだけで確認したい場合は、動画を飛ばして次の「関係代名詞who/thatとは」から読んでも大丈夫です。本文では、例文を分解しながら順番に説明します。
関係代名詞who/thatとは|人を表す名詞を後ろから説明する語

次の文を見てみましょう。
The woman is a flight attendant.
その女性は客室乗務員です。
この文では、The woman が主語、is が動詞、a flight attendant が補語です。ただし、聞き手が「その女性」が誰なのか分からない場合は、もう少し説明が必要になります。
たとえば、次のように説明できます。
She is wearing the scarf.
彼女はスカーフをしています。
この2つの文は、同じ女性について述べています。
- The woman is a flight attendant.
- She is wearing the scarf.
この She を who または that に変えて、直前の名詞 The woman の後ろに入れると、1つの文にできます。
The woman who is wearing the scarf is a flight attendant.
スカーフをしている女性は客室乗務員です。
この文では、who is wearing the scarf が The woman を後ろから説明しています。この説明部分を関係詞節といいます。
2文を1文にする方法|whoの後ろにhe/sheを残さない
関係代名詞は、直前の名詞と、その後ろの説明をつなぐ言葉です。今回の例では、The woman という名詞を、who is wearing the scarf が説明しています。
| 部分 | 役割 | 意味 |
|---|---|---|
| The woman | 説明される名詞 | その女性 |
| who / that | 関係代名詞 | その名詞を後ろから説明する合図 |
| is wearing the scarf | 説明部分 | スカーフをしている |
who と that は、この例ではどちらも使えます。人を説明する場合は who がよく使われますが、that でも文法的には成り立ちます。学習の最初は、「人を説明するときは who を中心に使う」と押さえると整理しやすくなります。
関係代名詞の書き換えでは、2つの文の中で同じ人やものを探します。
I know the man.
私はその男性を知っています。He lives in this house.
彼はこの家に住んでいます。
ここでは、the man と He が同じ人を指しています。そこで、2文目の He を who に変え、the man の後ろに続けます。
I know the man who lives in this house.
私はこの家に住んでいる男性を知っています。
ポイントは、説明したい名詞の直後に、who / that で始まる説明を入れることです。このとき、who が主語の役割をするため、he を残して the man who he lives とはしません。
関係代名詞は、単語の暗記だけでなく、主語・動詞・説明部分を見分ける練習が大切です。英語教室「サポート」の『基礎力徹底講座』では、関係代名詞のように文の構造でつまずきやすい単元を、例文を分解しながら確認します。
関係詞節はどこまで?|動詞の数で文を区切る
長い英文が読みにくい場合は、先に動画で区切り方を確認してもよいでしょう。本文では、同じ内容を例文の中で順番に見ていきます。
関係代名詞の文で読みにくくなるのは、説明部分がどこまで続くのか分からなくなるときです。そこで、文の中の動詞の数を確認します。

The woman who is wearing the scarf is a flight attendant.
1つ目の動詞:is wearing
2つ目の動詞:isThe woman who is wearing the scarf / is a flight attendant.
who is wearing the scarf は、The woman を説明する部分です。その後ろの is a flight attendant が、文全体の述語になります。
つまり、この文の大きな骨組みは次のようになります。
The woman is a flight attendant.
その女性は客室乗務員です。
その中に、who is wearing the scarf という説明が入っていると考えると、文の構造が見えやすくなります。
主格の関係代名詞とは|whoが文の中で主語になる形
関係代名詞には、主格・目的格・所有格などがあります。このページで扱うのは、その中でも主格です。主格とは、関係代名詞そのものが関係詞節の中で主語の役割をする形です。
I know the man who lives in this house.
この文では、who が lives の主語になっています。つまり、who lives in this house は「この家に住んでいる」という説明部分です。
主格の関係代名詞では、who / that の後ろに動詞が続くことが多いです。
- the boy who plays soccer:サッカーをする少年
- the girl who speaks English:英語を話す少女
- the woman who is wearing the scarf:スカーフをしている女性
who の後ろに動詞があるかを確認すると、主格の関係代名詞だと分かりやすくなります。目的格や所有格まで一度に覚えようとすると混乱しやすいため、最初は who + 動詞 の形に慣れましょう。
英文を読むときの見方|説明部分をかっこに入れる
英文を読む練習を動画で確認したい場合は、下の動画も参考にしてください。本文では、関係詞節をかっこに入れて文の骨組みを見る方法を確認します。
関係代名詞を含む英文を読むときは、すぐに日本語に直そうとするより、文の骨組みを先に見ると分かりやすくなります。
The dog which lives next door was barking all night.
この例では、動物を表す The dog を説明しているため which が使われています。今回の中心は who / that ですが、読み方は同じです。which lives next door が The dog を説明しています。
文全体の骨組みは、次のようになります。
The dog was barking all night.
その犬は一晩中ほえていました。
つまり、関係詞節をいったんかっこに入れると、主語と動詞の関係が見えやすくなります。
The dog [which lives next door] was barking all night.
この読み方は、主格の who / that / which を読むときに役立ちます。
【実践】関係代名詞主格を使う確認
ここまでの内容を、例文で確認します。書き換え問題では、いきなり英文をつなげようとせず、同じ人を指す言葉を見つけてから進めると間違いにくくなります。
確認1:2つの文を1つにする
例:
I know the man.
He lives in this house.
- 共通している人:the man = He
- He を who に変える
- the man の直後に説明を入れる
- who が主語の役割をするので、he は残さない
I know the man who lives in this house.
確認2:文の骨組みを見つける
The woman who is wearing the scarf is a flight attendant.
who is wearing the scarf は The woman の説明です。
骨組みは The woman is a flight attendant. です。
ミニ演習|関係代名詞whoを使って書き換える
次の2文を、関係代名詞 who を使って1文にしてみましょう。正解を見る前に、「同じ人を指す言葉」と「who の後ろに続く動詞」を確認してみてください。
Q1. I have a friend. He speaks English well.
正解を見る
I have a friend who speaks English well.
He が a friend と同じ人を指しているので、He を who に変えます。
Q2. The boy is my brother. He is playing soccer.
正解を見る
The boy who is playing soccer is my brother.
who is playing soccer が The boy を説明しています。
Q3. I like the teacher. She teaches English.
正解を見る
I like the teacher who teaches English.
She が the teacher と同じ人なので、who に変えて the teacher の後ろに置きます。
よくある間違い|whoの後ろの主語と文全体の動詞に注意
1. whoの前に説明を置いてしまう
日本語:スカーフをしている女性
日本語では「スカーフをしている」が先に来ますが、英語では説明される名詞を先に置きます。
正:The woman who is wearing the scarf
注意:英語では、名詞の後ろから説明を足します。
2. whoの後ろに主語をもう一度入れてしまう
誤:The man who he lives in this house
正:The man who lives in this house
who が関係詞節の中で主語の役割をするため、he を残す必要はありません。
3. 文全体の動詞を見落とす
The woman who is wearing the scarf is a flight attendant.
この文には、is wearing と is があります。前の is wearing は説明部分の動詞、後ろの is は文全体の動詞です。
関係代名詞でつまずきやすい場合
関係代名詞は、単語の意味だけでなく、主語・動詞・説明部分を見分ける力が必要です。who の後ろに主語を残してしまう、文全体の動詞を見落とす、Progressの例文を自力で区切れない場合は、文の構造から復習すると理解しやすくなります。
例文では分かっても、学校教材の英文になると主語・動詞・説明部分の区切りが見えにくくなることがあります。英語教室「サポート」では、関係代名詞や長い英文の読み取りを、学校教材の例文に沿って確認しています。文の区切り方から復習したい場合は、講座ページも参考にしてください。
余裕があれば確認|withを使った別表現
ここからは補足です。関係代名詞主格の基本を先に確認したい場合は、この項目は読み飛ばしても構いません。英語では、身につけているものを表すときに with を使うこともあります。
The woman with the scarf on is a flight attendant.
スカーフをしている女性は客室乗務員です。
この文では、with the scarf on が The woman を説明しています。関係代名詞を使った文と意味は近いですが、文の作りは異なります。
| 表現 | 英文 | 見方 |
|---|---|---|
| 関係代名詞 | The woman who is wearing the scarf | who の後ろに動詞が続く |
| with | The woman with the scarf on | with の後ろに名詞を置いて説明する |
どちらも名詞を詳しく説明する表現ですが、この単元では先に who / that + 動詞 の形に慣れることを優先しましょう。
関係代名詞のよくある質問(FAQ)
Q. who と that はどう使い分ければいいですか?
A. 今回のように人を説明する場合、基本的には who を使うと分かりやすいです。that も使える場合がありますが、学習の最初は「人なら who」を中心に押さえましょう。学校や教材で指定がある場合は、その指示に合わせて確認してください。
Q. who の後ろに he や she を入れないのはなぜですか?
A. 主格の関係代名詞では、who そのものが関係詞節の中で主語の役割をします。そのため、The man who he lives in this house ではなく、The man who lives in this house とします。
Q. 主格の関係代名詞では、who の後ろに何が続きますか?
A. 主格の関係代名詞では、who / that の後ろに動詞が続くことが多いです。たとえば、the man who lives in this house では、who の後ろに lives が続いています。
Q. whose や whom も一緒に覚えるべきですか?
A. 今回のScene2は、主格の who / that が中心です。先に who の後ろに動詞が続く形と、文全体の骨組みを読むことに慣れましょう。whose や whom は、その後に分けて確認すると混乱しにくくなります。
Q. 関係詞節は日本語でどう訳せばいいですか?
A. 多くの場合、名詞の前に戻して訳します。the woman who is wearing the scarf は「スカーフをしている女性」と訳せます。ただし、英文を読むときは、英語の語順のまま「女性、その女性はスカーフをしている」と考えると構造が見えやすくなります。
まとめ|関係代名詞主格は名詞を後ろから説明する
- 関係代名詞 who / that は、直前の名詞を後ろから説明する。
- The woman who is wearing the scarf は「スカーフをしている女性」という意味になる。
- 主格の関係代名詞では、who / that の後ろに動詞が続く。
- who が主語の役割をするため、who he lives のように主語をもう一度入れない。
- 長い文では、関係詞節をいったんかっこに入れて、文全体の主語と動詞を確認する。
- 2文を1文にするときは、同じ人やものを見つけ、代名詞を who / that に変えて名詞の後ろに置く。
関係代名詞は、最初は文が長く見えます。しかし、名詞を後ろから説明しているだけだと分かると、英文の読み方も書き方も整理しやすくなります。先に who + 動詞 の形を、例文の中で何度も確認していきましょう。
次に確認したいページ
Progress Book2全体の関連単元をまとめて確認したい方は、Progress Book2の全体像はこちらもあわせてご覧ください。関係代名詞だけでなく、前後の文法単元をつなげて復習したい場合に確認しやすいページです。
関係代名詞だけでなく、長い英文全体で主語・動詞が見えにくい場合は、講座ページで学習内容を確認することもできます。
英語教室「サポート」では、Progressの文法単元を例文ごとに確認し、文の構造から理解できるように指導しています。関係代名詞や長い英文が読みづらい場合は、現在の理解度に合わせて復習できます。
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