助動詞 will/wont【Book2 Lesson1 Scene3 】
今回は、Book2 Lesson1 Scene3 ということで、新しい助動詞が登場しました。助動詞“will”と“won’t”について学びます。
will は「未来」を表す助動詞ですが、同じ未来表現として出てくる be going to とは使い方が少し違います。このページでは、will / won’t の形、助動詞の後ろに動詞の原形を置く考え方、be going to との違いを例文で確認します。
PROGRESS in English の教材全体の難しさや、Bookごとの学習でつまずきやすい点を確認したい場合は、プログレスインイングリッシュ|採用校と難しい理由を整理解説版もあわせてご覧ください。
文型の理解を深めるポイント

文型の理解に苦労した経験があるかもしれませんが、大切なのは、文型を学んだ後も積極的に使い続けることです。
例えば、buy のように名詞が続く動詞では、その名詞が「人にものを」という関係なのか、主語と述語の関係なのかを考えてみましょう。これを繰り返すことで、文型が記憶に残りやすくなります。
“be going to” と “will” の違い

次に be going to と will の違いについて考えてみましょう。ここでの例文は次の通りです。
“I am going to buy Grandma a birthday present.”
この文は未来の出来事を表しています。am は現在形で、「今、買うつもりであること」を示します。一方で、同じ未来の内容を will を使って表すこともできます。
“I’ll buy her some flowers.”
こちらの文でも、未来の出来事を表しています。will は助動詞として、動詞を未来の出来事にする役割を持っています。助動詞の後ろには、動詞の原形が来ることに注意しましょう。
will と be going to の見分け方
will と be going to は、どちらも未来を表せます。ただし、次のように使い分けると理解しやすくなります。
- その場で決めたこと:今この瞬間に決めた内容 → will
- 前から決めていたこと:予定・意図が先にある内容 → be going to
- 目の前の様子から分かる予測:今見えている状況から考える内容 → be going to
- 話し手の予想・意見:根拠というより予想に近い内容 → will
例文で比較(同じ「未来」でも意味が変わる)
(A)前から決めていた予定
I am going to study English after dinner.
夕食のあと英語を勉強するつもりです。予定・意図が先にある言い方です。
(B)その場で決めたこと
I will study English after dinner.
夕食のあと勉強します。今この場でそう言う感じが出ます。
(C)今見えている様子からの予測
Look at those clouds. It is going to rain.
あの雲を見て。雨が降りそうです。目の前の雲という根拠がある予測です。
よくあるミス(定期テストで減点されやすい)
- 助動詞の後ろに to を入れてしまう:× will to buy → ○ will buy
- won’t の形を間違える:○ won’t = will not(助動詞なので後ろは原形)
- be going to と will を「未来だから同じ」と処理する:前からの予定か、その場の判断かを確認する
ミニ練習(5問)
( )に will / be going to のどちらかを入れてみましょう。
- I think she ( ) win the game.(意見・予想)
- It’s 8:55. I ( ) leave now.(今その場で決めた)
- We ( ) visit Kyoto next week.(前からの予定)
- Look! The glass is falling. It ( ) break.(今の様子から分かる予測)
- Don’t worry. I ( ) help you.(その場の申し出)
解答・簡単な理由(クリックで表示)
- will(根拠というより意見・予想)
- will(今決めた内容)
- be going to(前から決まっている予定)
- be going to(今見えている様子から分かる予測)
- will(その場の申し出)
英語教室「サポート」の中学英語個別指導では、助動詞・未来表現・文型などを、学校教材の進度に合わせて確認します。
不定詞と助動詞
助動詞 will や can の後ろには、動詞の原形が必要です。一方で、不定詞は「to + 動詞の原形」という形を取ります。この違いに注意しながら、正しい形を使いましょう。
- ○ I will buy some flowers.
- × I will to buy some flowers.
- ○ I want to buy some flowers.
will は助動詞なので、後ろにそのまま動詞の原形を置きます。want の後ろに「〜すること」を置く場合は、不定詞の to buy を使います。
ここからは、基本より少し踏み込んで be going to と will の違いを見ていきます。中学英語では同じ未来表現として扱われることがありますが、実際には意味に違いがあります。
日本での “be going to” と “will”
日本では中学で「be going to = will」と覚えることがあります。しかし、実際には be going to と will は意味が違います。その違いは、大学入試にも影響します。
“be going to” の意味と使い方
be going to は未来の出来事を表します。例えば、“I am going to school.” は「私は学校に行く途中です。」となります。つまり、出発している状態や開始している状態を表します。
この感覚から、be going to は「すでにその方向に向かっている」「前からそのつもりがある」という未来表現として使われます。
英語教室「サポート」では、PROGRESSの文法・本文・例文を、学校の進度に合わせて1対1で確認できます。
“will” の意味と使い方
一方で will は、未来の意思決定や計画に関連します。例えば、「彼女に花を買うつもりだ。」という場合、will は今その場での意思決定を示します。つまり、「その場で思った」という意味です。
たとえば、会話の中で「おばあちゃんの誕生日に何を買おうか」と考えて、その場で「花を買おう」と決めたなら、I’ll buy her some flowers. のように言えます。
覚え方のポイント
be going to と will の違いを覚えるポイントは、be going to が前からすでにそのつもりである状態を示すのに対して、will はその場での意思決定を示すということです。例文を使って具体的に覚えてみましょう。
| 表現 | 中心イメージ | 例文 |
|---|---|---|
| be going to | 前からの予定・すでにそうなりそうな様子 | I am going to visit Kyoto next week. |
| will | その場の判断・予想・申し出 | I will help you. |
| won’t | will not の短縮形 | I won’t forget it. |
現在進行形との関連性
この違いを理解するためには、現在進行形の概念も重要です。例えば、“I am going to school.” という文は「私は今学校に行く途中です。」という意味で、すでに出発していることを示します。
したがって、be going to も、すでに始まっている状態や、すでにその方向に向かっている感覚とつながっています。
won’t の形と使い方
won’t は will not の短縮形です。発音やつづりが少し特殊なので、wan’t などと書かないように注意しましょう。
- I will go there.(私はそこへ行くつもりです。)
- I will not go there.(私はそこへ行かないつもりです。)
- I won’t go there.(私はそこへ行かないつもりです。)
won’t の後ろも、助動詞の後ろなので動詞の原形を置きます。
このレッスンで確認しておきたいこと
- will は助動詞なので、後ろは動詞の原形にする
- won’t は will not の短縮形
- be going to は、前からの予定や目の前の様子から分かる未来に使いやすい
- will は、その場の判断・申し出・予想で使いやすい
- will to buy のように、助動詞の後ろに to を入れない
これで Book2 Lesson1 Scene3 の will、won’t、be going to の確認は終わりです。未来表現は、単に「未来」と訳すだけではなく、話し手がどのような気持ちで言っているかまで見ると理解しやすくなります。
助動詞・未来表現・PROGRESS本文の理解に不安がある場合は、学校教材に合わせた中学英語個別指導で確認できます。
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