助動詞 will/wont【Book2 Lesson1 Scene3 】

今回は、Book2 Lesson1シーン3という事で、新しい助動詞が登場しました。助動詞“will”“wan’t”について学びましょう。

文型の理解を深めるポイント

文型の理解に苦労した経験があるかもしれませんが、大切なのは文型を学んだ後も積極的に使い続けることです。例えば、”buy”のように名詞が続く場合、その名詞が「人にものを」という関係なのか、主語と述語の関係なのかを考えてみましょう。これを繰り返すことで、文型をしっかりと記憶しましょう。

“be going to”と”will”の違い

次に”be going to”と”will”の違いについて考えてみましょう。ここでの例文は次の通りです。
“I am going to buy Grandma a birthday present.”
この文は未来の出来事を表しています。”am”は現在形で、「今」買うつもりであることを示します。一方で、同じ意味を”will”を使って表すこともできます。
“I’ll buy her some flowers.”
こちらの文でも同じく、未来の出来事を表しています。”will”は助動詞として、動詞を未来の出来事にする役割を果たしています。助動詞の後ろには動詞の原形が来ることに注意しましょう。

不定詞と助動詞

助動詞”will”や”can”の後ろには、動詞の原形が必要です。一方で、不定詞は「to 動詞原形」という形を取ります。この違いに注意しながら、正しい形を使いましょう。

 

ちょっと上級編とまではいかないですが、基本よりちょっと一歩いく事になるのかなと思います。でも内容的には実はこっちの方が基本だと私は思っています。

日本での”be going to”“will”

なので言いたくなりますが、日本では中学で「be going to = will」と覚えることがあります。しかし、実際には“be going to”“will”は意味が違います。その違いは大学入試にも影響を及ぼします。

“be going to”の意味と使い方

“be going to”は未来の出来事を表します。例えば、“I am going to school.”は「私は学校に行く途中です。」となります。つまり、出発している状態や開始している状態を表します。“be going to”はすでに始まっている行動を示します。

“will”の意味と使い方

一方で“will”は、未来の意思決定や計画に関連します。例えば、「彼女に花を買うつもりだ。」という場合、“will”は今その場での意思決定を示します。つまり、「その場で思った」という意味です。

覚え方のポイント

“be going to”“will”の違いを覚えるポイントは、“be going to”が前からすでにそのつもりである状態を示すのに対して、“will”はその場での意思決定を示すということです。例文を使って具体的に覚えてみましょう。

現在進行形の関連性

この違いを理解するためには、現在進行形の概念も重要です。例えば、“I am going to school.”という文は「私は今学校に行く途中です。」という意味ですが、すでに出発していることを示します。したがって、“be going to”もすでに始まっている状態を表すという共通点があります。

これでセクション1から6を終わります。“be going to”“will”の違いをしっかりと理解し、適切に使い分けることが英語学習の重要な一歩です。

 

 

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