感嘆文【Book2 Lesson2 Scene1 】
感嘆文は、見た目だけなら形がかなり単純に見える単元です。ところが、実際のテストでは思っている以上に点を落としやすく、特に What / How の選択 と what a(an) の語順 の2か所でミスが重なりやすい傾向があります。ひとつの判断を誤ると、そのあとも連続して形が乱れやすいため、部分的に覚えるよりも、まず判断の軸をはっきりさせておくことが大切です。

特に多いのが、「名詞があるのに How を選ぶ」「a / an を付け忘れる」「語順を途中で混同する」といった連鎖ミスです。感嘆文は、知っているつもりでも、本番で形をきちんと再現できないと得点につながりません。だからこそ、毎回同じ基準で迷わず処理できる形にしておく必要があります。
このページでは、判断を 名詞があるか/ないか の1点に集中させて整理します。
感嘆文を見たときに、最初に考えることは多くありません。まずは名詞があるかどうかを見る、それだけです。名詞があれば What a(an)、なければ How と決めてしまうことで、判断の迷いをかなり減らせます。
さらに、完成した感嘆文をただ丸ごと暗記するのではなく、語順をふつうの文に戻す流れまで確認します。そうすることで、形だけを覚えて終わるのではなく、毎回同じ流れで読み、同じ流れで作れる状態を目指します。
感嘆文は、パターンだけを見ると短く感じられますが、実際には「どこを最初に見るか」が整理されていないと安定しません。What と How の違いを感覚で選ぼうとすると、問題によって判断がぶれやすくなります。逆に、名詞の有無に注目する習慣ができると、見分け方がかなりシンプルになります。判断基準を増やしすぎず、まずは1つに絞ることが、この単元では非常に有効です。
Progress Book2全体の復習ポイントを先に確認したい方は、全体像はこちらもあわせてご覧ください。
このページで身につくこと
- What / How を迷わず選べる判断基準
- what a(an) を平叙文に戻す読み方
- a / an を含めた語順ミスの防止
ここで確認したいのは、「覚える項目を増やすこと」ではありません。むしろ、判断をできるだけ少なくし、毎回同じ流れで処理できるようにすることです。感嘆文で安定して点を取るには、例文をたくさん眺めるだけでなく、どの形を選ぶかを素早く決められるようにしておく必要があります。What / How の選択、a / an の有無、語順の確認という流れを一定にしておくと、問題の見え方がかなり安定します。

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感嘆文では、感嘆符(エクスクラメーションマーク)「!」を最後に付けることを忘れないようにしましょう。
形そのものに意識が向いていると、文末の記号は意外と抜けやすい部分です。ですが、感嘆文として書く以上、最後の 「!」 まで含めて形を完成させる必要があります。文の中身だけでなく、最後の記号までセットで確認する習慣をつけておくと、細かい取りこぼしを防ぎやすくなります。
名詞がある場合の感嘆文の形:
- 名詞が「a」または「an」の後に続く形容詞で修飾される。
- “What a fast runner Tom is!” のように、主語(Tom)と動詞(is)が最後に位置する。
ここで大事なのは、名詞が見えているなら What a(an) の形になるということです。たとえば runner のような名詞があるときは、その前に形容詞が入っていても、判断の中心はあくまで名詞の存在です。fast という形容詞に目が行ってしまうと How を選びたくなることがありますが、実際には runner という名詞があるので、What a fast runner … の形になります。形容詞があるかどうかではなく、名詞があるかどうかを見ることが重要です。
また、この形では what a(an)+形容詞+名詞+主語+動詞 という語順になります。途中までだけ見て覚えるのではなく、最後に主語と動詞が来るところまで一続きで押さえておくと、並べかえ問題や英作文でも乱れにくくなります。特に a / an は付け忘れやすいので、名詞が単数で数えられる場合には、その有無まで必ず確認しましょう。
名詞がない場合の感嘆文の形:
- 形容詞または副詞で始まり、主語と動詞が続く。
- “How fast Tom runs!” のように、主語(Tom)と動詞(runs)が最後に位置する。
こちらは、形容詞や副詞を強調する形です。How fast Tom runs! では、fast のあとに名詞はなく、そのまま主語と動詞が続いています。このときは What ではなく How を使います。What / How を選ぶときに迷ったら、まず名詞を探し、見つからなければ How と考える流れにすると判断しやすくなります。
感嘆文で混乱しやすいのは、どちらの文にも形容詞や副詞のような目立つ語が出てくることです。しかし、見分けるポイントはそこではありません。What の文は名詞を含み、How の文は名詞を含まない。この違いに集中すると、例文が変わっても処理しやすくなります。
さらに、感嘆文を読んだり書いたりするときは、いったんふつうの文に戻してみると形が整理しやすくなります。たとえば What a fast runner Tom is! なら、Tom is a fast runner. のような平叙文に戻して考えられます。How fast Tom runs! なら、Tom runs fast. と戻せます。こうして戻してみると、どこに名詞があるのか、どの語がまとまりになっているのかが見えやすくなります。
この「ふつうの文に戻す」流れは、並べかえ問題や書きかえ問題で特に役立ちます。感嘆文のまま覚えようとすると語順だけが曖昧になりがちですが、元の文に戻せれば、どの語を前に出しているのかがはっきりします。意味を乱さずに形だけを変えていることが分かると、感嘆文全体の理解がかなり安定します。
感嘆文のパターンをしっかり理解し、区別できるようにしましょう。

形をただ暗記するのではなく、「名詞があるかどうかを見る」「必要なら平叙文に戻す」「最後に ! まで確認する」という流れで毎回処理できるようにすると、テストでも再現しやすくなります。感嘆文は一見すると短い単元ですが、判断の軸をきちんと一定にしておくことで、点を落としやすい部分をかなり減らすことができます。

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