副詞節:条件【Book2 Lesson2 Scene3】
if it rains tomorrowで現在形になる理由
「If it will rain tomorrow, …」と書いてしまったことはありませんか。英語では、if節やwhen節が時や条件を表す場合、未来の内容でも節の中は現在形にします。
- If it rains tomorrow, … のように、ifの後ろは現在形にする
- When she comes home, … のように、whenの後ろも現在形にする
- 主節では will を使えるが、時・条件を表す節の中では未来の内容でも現在形にする
- tomorrow があっても、if節・when節の中では will rain ではなく rains にする
- rains の s は過去形ではなく、主語 it に合わせた三単現の s
- I wonder if it will rain tomorrow. の if は「〜かどうか」という意味なので、条件のifとは考え方が違う
このページでは、Book2 Lesson2 Scene3に出てくる条件の副詞節をもとに、なぜ現在形になるのか、なぜwillを入れないのか、そして rain / rains / rainy / sunny の違いを例文つきで確認します。
よく間違える形の早見表
最初に、よく迷う形をまとめて確認しておきましょう。ポイントは、条件のifか、「〜かどうか」のifか、そして 主語に合わせた動詞の形になっているか です。
| 表現 | 見るポイント | 判断 |
|---|---|---|
| If it rains tomorrow | 条件のifなので現在形。主語itに合わせてrains。 | ○ |
| If it rain tomorrow | 主語itに対する三単現のsがない。 | × |
| If it will rain tomorrow | 条件のif節の中にwillが入っている。 | × |
| I wonder if it will rain tomorrow. | 「雨が降るかどうか」という意味のif。 | ○ |
| If it is sunny tomorrow | sunnyは形容詞なので、be動詞isを使う。 | ○ |
先にこの違いを押さえておくと、本文中の例文やBook2 Lesson2 Scene3の文も整理しやすくなります。
if節・when節でwillを使わない理由
if節やwhen節は、主節の出来事が起こる「条件」や「時」を表します。英語では、このような時・条件を表す副詞節の中では、未来の内容でも現在形で表します。
そのため、次のように書きます。
- ○ If it rains tomorrow, we will stay home.
- × If it will rain tomorrow, we will stay home.
- ○ When he comes back, I will call you.
- × When he will come back, I will call you.
日本語では「明日雨が降るなら」「彼が帰ってくるとき」のように未来の内容として考えます。しかし英語では、ifやwhenの部分が文全体の条件や時を表している場合、その節の中では現在形を使います。
なぜIf it rains tomorrowはrainではなくrainsなのか
If it rains tomorrow の rains は、過去形ではありません。現在形です。ここで s が付くのは、主語が it だからです。
- it は三人称単数
- 時・条件を表すif節の中では、未来の内容でも現在形を使う
- 現在形で、主語が三人称単数なので rain ではなく rains になる
If it rains tomorrow, we will stay home.
明日雨が降ったら、私たちは家にいるつもりです。
この文では、If it rains tomorrow が条件を表しています。未来の話でもif節の中は現在形にし、主語がitなので rains になります。If it rain tomorrow では三単現のsが足りず、If it will rain tomorrow では条件を表すif節の中にwillを入れているため、中学英語の基本ではどちらも使いません。
rainsのsで迷う場合
if節・when節の中で現在形を使うときは、主語と動詞の対応も大切です。it rains、he comes、she has、my father gets のように、主語が三人称単数なら動詞に s が付きます。
tomorrowがあるのに現在形でよいのか
tomorrow は未来を表す語ですが、動詞の形を必ずwillにするわけではありません。大切なのは、その語がある場所ではなく、文の中でどの部分が「条件」や「時」を表しているかです。
If it rains tomorrow, I will stay home.
明日雨が降ったら、私は家にいるつもりです。
この文では、If it rains tomorrow が「どんな条件なら家にいるのか」を表しています。そのため、未来の内容でも rains を使います。一方、主節の I will stay home では、未来の予定を表すために will を使っています。
If it will rain tomorrowが不自然になる場合
If it will rain tomorrow, I will stay home. のような文は、条件を表すif節としては基本的に不自然です。「明日雨が降ったら」という条件を表したい場合は、If it rains tomorrow とします。
- ○ If it rains tomorrow, I will stay home.
- × If it will rain tomorrow, I will stay home.
ただし、if がいつも同じ働きをするわけではありません。ifには「もし〜なら」という意味のほかに、「〜かどうか」という意味もあります。この違いを見分けると、willを使える場合が分かりやすくなります。
I wonder if it will rain tomorrowはなぜwillを使えるのか
I wonder if it will rain tomorrow. は、「明日雨が降るかどうかと思う」という意味です。この if は「もし〜なら」ではなく、「〜かどうか」を表しています。
この表では、条件のif と 「〜かどうか」のif で、willの扱いがどう変わるかを比べます。
| 例文 | ifの意味 | will |
|---|---|---|
| If it rains tomorrow, I will stay home. | もし明日雨が降るなら | if節の中では使わない |
| I wonder if it will rain tomorrow. | 明日雨が降るかどうか | 使える |
| I don’t know if it will rain tomorrow. | 明日雨が降るかどうか | 使える |
| Do you know if he will come tomorrow? | 彼が明日来るかどうか | 使える |
つまり、If it will rain tomorrow, I will stay home. が不自然なのは、ifが条件を表しているからです。一方で、I wonder if it will rain tomorrow. の if は「〜かどうか」を表しているため、willを使えます。
If it rains / If it is rainy / If it is sunny の違い
天気の表現では、rain のように動詞として使う語と、rainy、sunny、cloudy のように形容詞として使う語があります。
If it rains tomorrow と If it is rainy tomorrow は、どちらも「明日雨なら」という内容を表せます。ただし、文の作りが違います。
| 表現 | 文の形 | 意味 |
|---|---|---|
| If it rains tomorrow | rainを動詞として使う | 明日雨が降ったら |
| If it is rainy tomorrow | rainyを形容詞として使う | 明日雨模様なら |
| If it is sunny tomorrow | sunnyを形容詞として使う | 明日晴れなら |
| If it snows tomorrow | snowを動詞として使う | 明日雪が降ったら |
| If it is cloudy tomorrow | cloudyを形容詞として使う | 明日くもりなら |
sunny や rainy は形容詞です。形容詞だけでは文の述語になりにくいため、it is sunny、it is rainy のように be動詞のis を使います。
- rain は動詞として使えるので、it rains になる
- snow は動詞として使えるので、it snows になる
- rainy / sunny / cloudy は形容詞なので、it is rainy / it is sunny / it is cloudy になる
どの表現でも、条件を表すif節なので If it will rain tomorrow や If it will be sunny tomorrow とはしません。テストでは、教科書や問題文で使われている語に合わせて、rains、is rainy、is sunny などを選びましょう。
I think it will be sunny tomorrowとの違い
will be sunny がいつも使えないわけではありません。例えば、次の文は自然です。
I think it will be sunny tomorrow.
明日は晴れると思います。
この文では、it will be sunny tomorrow が「明日は晴れるだろう」という未来の内容を表しています。条件を表すif節ではないため、will be sunny を使えます。
一方で、次の文ではif節が条件を表しています。
If it is sunny tomorrow, we will play tennis.
明日晴れなら、私たちはテニスをするつもりです。
この場合、If it is sunny tomorrow は「どんな条件ならテニスをするのか」を表す部分です。そのため、未来の内容でも will be sunny ではなく is sunny にします。
主節と副詞節の見分け方
willを入れる場所で迷ったら、まず文を2つの部分に分けて考えます。
| 部分 | 働き | 動詞の形 |
|---|---|---|
| If it rains tomorrow | 条件を表す副詞節 | 現在形 rains |
| I will stay home | 主節 | will stay |
「もし〜なら」「〜するとき」の部分が条件や時を表しているかを確認すると、willを入れない場所が見分けやすくなります。
if節が文の後ろに来る場合
if節は、文の前に置くことも、後ろに置くこともできます。
- If it rains tomorrow, we will stay home.
- We will stay home if it rains tomorrow.
どちらも「明日雨が降ったら、私たちは家にいるつもりです」という意味です。if節が後ろに来ても、条件を表していることは同じなので、if it rains tomorrow の中では現在形を使います。
文の前にif節を置く場合は、If it rains tomorrow, we will stay home. のように、if節の後ろにカンマを置く形がよく使われます。文の後ろにif節を置く場合は、We will stay home if it rains tomorrow. のように書きます。
動画でも、if節・when節でwillを使う場所と使わない場所を確認できます。文章で読んだあとに、例文の区切り方をもう一度確認したい場合に参考にして下さい。
Book2 Lesson2 Scene3の例文で確認する

ここからは、Book2 Lesson2 Scene3の例文を使って、条件を表すif節を確認します。副詞節は、文全体に「いつ」「なぜ」「どんな条件で」といった情報を加える部分です。Book2 Lesson2 Scene3では、特に「どんな条件で」という意味を加えるif節がポイントです。
They’ll begin the game again if the rain lets up.
雨がやんだら、彼らは試合をまた始めるでしょう。
この文では、主節が They’ll begin the game again、条件を表す副詞節が if the rain lets up です。主節には未来を表す will が使われていますが、if節の中では will let up ではなく lets up になります。
Book2 Lesson2 Scene3で間違えやすいletsのs
if the rain lets up の lets も現在形です。主語は the rain で、三人称単数として考えるため、let ではなく lets になります。
- They’ll は They will の短縮形
- will が使われているのは主節の They’ll begin the game again
- if the rain lets up は条件を表すif節なので、未来の内容でも現在形
- the rain が主語なので、現在形は lets になる
Book2 Lesson2 Scene3では、willを入れる場所だけでなく、lets の s を落とさないことも確認しておきましょう。
whenなど時を表す副詞節も考え方は同じ

Book2 Lesson2 Scene3で特に大切なのは条件を表すif節ですが、whenなどが時を表す副詞節を作る場合も、未来の内容を現在形で表す考え方は同じです。
| 種類 | よく使う語 | 例文 |
|---|---|---|
| 時を表す副詞節 | when / before / after など | I will call you when I get home. |
| 条件を表す副詞節 | if など | We will play tennis if it is sunny tomorrow. |
どちらの例文も文全体としては未来の内容ですが、when I get home や if it is sunny tomorrow の中では現在形が使われています。
英作文・並べかえ問題での注意点
if節・when節は、空所補充だけでなく英作文や並べかえ問題でもよく問われます。主節に will があっても、条件や時を表す節の中では現在形を使う点を確認しておきましょう。
- 明日雨が降ったら:If it rains tomorrow
- 彼女が家に帰ってきたら:When she comes home
- 彼が寝る前に:Before he goes to bed
英作文では、日本語の「明日」「〜するつもり」「〜したら」に引っ張られて、if節やwhen節の中にwillを入れてしまうことがあります。まず「どこが条件や時を表しているか」を見つけることが大切です。
並べかえ問題の例
日本語:明日雨が降ったら、私たちは家にいます。
語句:stay / if / rains / will / tomorrow / home / it / we
正しい並び:
If it rains tomorrow, we will stay home.
- if の後ろは it rains tomorrow
- we will stay home が主節
- will rains にはしない
- it rain にもしない
並べかえ問題では、まず If it rains tomorrow と we will stay home の2つに分けると、語順を整理しやすくなります。
Book2 Lesson2 Scene3の確認ポイント
- if が「もし〜なら」の意味なら、条件を表す副詞節になる。
- when などが時を表す副詞節を作る場合も、未来の内容を現在形で表す。
- 主節では will を使えるが、時・条件を表す節の中では基本的に現在形にする。
- If it will rain tomorrow ではなく、If it rains tomorrow と書く。
- rains や lets の s は、主語に合わせた三単現の s。
- rainy / sunny / cloudy のような形容詞には、is などのbe動詞が必要。
- I wonder if it will rain tomorrow. の if は「〜かどうか」なので、条件のifとは分けて考える。
よくある質問
If it will rain tomorrow は間違いですか。
「明日雨が降ったら」という条件を表す場合は、基本的に If it rains tomorrow とします。条件を表すif節の中では、未来の内容でも現在形を使うためです。一方、I wonder if it will rain tomorrow. のようにifが「〜かどうか」を表す場合はwillを使えます。
If it rain tomorrow はなぜ間違いですか。
条件を表すif節では現在形を使いますが、主語が it なので三単現のsが必要です。そのため、If it rain tomorrow ではなく If it rains tomorrow になります。
tomorrowがあるのに、なぜrainsになるのですか。
tomorrowは未来を表しますが、条件を表すif節の中では未来の内容でも現在形を使います。さらに主語がitなので、現在形は rain ではなく rains になります。
If it is rainy tomorrow と If it rains tomorrow は同じですか。
どちらも「明日雨なら」という内容を表せます。ただし、rains はrainを動詞として使い、is rainy はrainyを形容詞として使います。どちらも条件を表すif節なので、未来の内容でも現在形で表します。
whenやbefore、afterでも現在形を使いますか。
はい。whenが「〜するとき」、beforeが「〜する前に」、afterが「〜したあとで」という時を表す副詞節を作る場合は、未来の内容でも現在形を使います。例えば、When she comes home, I will tell her the news. や Before he goes to bed, he will finish his homework. のように書きます。
次に復習するなら
rains / comes / goes のsで迷う場合
if節・when節で現在形を使うことが分かっても、rains、comes、goes のような三単現のsで迷うことがあります。
主語と動詞の対応をもう一度確認したい場合は、疑問詞が主語の疑問文|三単現と答え方を確認する も参考になります。
学校教材に合わせて確認したい場合
ここまでの内容を自分で復習する場合は、まず if節でwillを入れないこと、rainsやletsのs、rainyやsunnyではisを使うことを例文で確認してみましょう。
一方で、学校教材や定期テスト範囲に合わせて確認したい場合は、教科書本文、ワーク、英作文、並べかえ問題をつなげて整理することが大切です。
Book2のif節・when節は、英作文や並べかえ問題で差が出やすい単元です。学校教材や定期テスト範囲に合わせて確認したい場合は、中学英語個別指導講座一覧で講座内容を確認できます。
英語教室サポートでは、Progress Book2の条件節・時制・英作文を、学校の進度に合わせて確認できます。
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