比較(比較級)【Book2 Lesson3 Scene1】
英文法
比較級(1)
deeper / more で比べる英語を学ぶ
Book2 Lesson3 Scene1 では、比較級の基本を扱います。比較級は、形容詞に -er を付けるだけでなく、than で比べる相手を置く文、Which で二つのうちどちらかを聞く文、そしてその答え方まで合わせて確認する単元です。
このページでは、The pond is deep. から The pond is deeper than the river. への変化をもとに、比較級の形・語順・疑問文・返答を整理します。並べ替え問題や英作文で止まりやすい生徒向けに、例文を使って確認していきます。
Progress Book2全体の単元のつながりを先に確認したい方は、全体像はこちらもあわせてご覧ください。
このページで確認すること
- deep → deeper のように、比較級の形を作る考え方
- than を使って「A は B より〜だ」と言う文
- Which is deeper, A or B? の語順
- Which が主語になる疑問文への答え方
- -er と more の使い分けの基本
比較級(1)で学ぶ内容

Lesson3 では、二つのものを比べる英語を学びます。比較級は「より〜だ」と訳すだけでなく、英語では形容詞の形、比べる相手の置き方、疑問文での語順までセットで考える必要があります。
Scene1 では、deep → deeper のような比較級の作り方と、Which is deeper, A or B? のように二つのうちどちらかを聞く文を確認します。
比較級は、単語だけを覚えるよりも、文ごと覚える方が得点につながりやすい単元です。ここでは、例文の形をそのまま使いながら、文法問題や英作文で使えるようにしていきます。
The pond is deep. から比較級へ

まず、もとの文を確認します。
The pond is deep.
「その池は深いです。」
ここでは、池について「深い」と説明しています。これを川と比べる文にすると、形容詞 deep が比較級の deeper になります。
The pond is deeper than the river.
「その池はその川より深いです。」
- 原級:deep(深い)
- 比較級:deeper(より深い)
- 比べる相手:than the river(その川より)
- The pond が主語
- is が動詞
- deeper が比較級
- than の後ろに比べる相手を置く
比較級では、「何が」「何より」「どうなのか」を分けて見ると、文の意味が取りやすくなります。deeper than 〜 をひとまとまりで覚えておきましょう。
Which を使う比較級の疑問文
次に、二つのうちどちらがより深いかを聞く文を見ます。
Which is deeper, the pond or the river?
「その池とその川では、どちらがより深いですか。」
この文では、Which が主語の働きをしています。そのため、語順は Which is deeper になります。
- Which が主語として使われている
- is deeper で「より深いですか」と聞いている
- A or B で二つの候補を並べている
日本語では「A と B ではどちらが〜ですか」と前から言いますが、英語では Which is deeper, A or B? の形で聞きます。語順を文ごと覚えると、並べ替え問題でも使いやすくなります。
than / A or B の使い分け
比較級では、than と A or B の使い方を分けて考える必要があります。
The pond is deeper than the river.
- 「A は B より〜だ」と言う文
- than の後ろに比べる相手を置く
- 答えを述べる文で使いやすい
Which is deeper, the pond or the river?
- 「A と B のどちらが〜か」と聞く文
- or で二つの候補を並べる
- 疑問文で使いやすい
同じ比較級でも、than は「比べる相手を示す」、A or B は「どちらかを選ばせる」と考えると整理しやすくなります。
-er / more の基本
比較級の形は、形容詞や副詞によって変わります。短い語では -er を付けることが多く、長めの語では more を前に置くことがあります。
- deep → deeper
- small → smaller
- fast → faster
- important → more important
Book2 Lesson3 Scene1 では、まず deeper のような -er の形を中心に確認します。more を使う形は、今後の比較表現でも出てくるため、ここでは「長めの語では more を使うことがある」と押さえておけば十分です。
比較級は、語形だけを覚えるよりも、A is 比較級 than B. の文に入れて覚える方が使いやすくなります。
Which 疑問文への答え方
次の質問にどう答えるかを確認します。
Which is deeper, the pond or the river?
この文では、Which が主語です。そのため、答えも主語として返します。
- ○ The pond is.
- ○ The pond is deeper.
- △ It is the pond.
なぜ “The pond is.” になる?
質問の Which が主語なので、答えも主語の位置に入る語で返します。
- Which is deeper? → The pond is.
- 丁寧に書くなら → The pond is deeper.
- テストでは、動詞まで書く形を優先します。
意味だけで考えると「それは池です」と言いたくなりますが、英文では質問の文の形に合わせて答えることが大切です。
省略と正式な答え方
会話では The pond. のように短く答えることもあります。しかし、テストや英作文では、できるだけ動詞まで含めて書く方が安全です。
- The pond.
- The pond is.
- 会話では通じやすい
- The pond is deeper.
- 主語・動詞・比較級がそろう
- 英文として分かりやすい
英語では、主語と動詞が文の中心になります。比較級の返答でも、動詞を抜かさない意識を持っておくと、英作文での誤りを減らせます。
復習の進め方
比較級は、ルールを読んだだけでは使いにくい単元です。例文を声に出し、語を入れ替え、疑問文と答えまでまとめて練習すると身につきやすくなります。
- The pond is deeper than the river.
- Which is deeper, the pond or the river?
- The pond is deeper.
- deep → small / fast
- the pond → this box
- the river → that box
- Which が主語か確認する
- The pond is. と返す
- 慣れたら The pond is deeper. で書く
よくある質問
Q. deep と deeper の違いは何ですか?
deep は「深い」、deeper は「より深い」です。二つのものを比べるときに deeper を使います。
Q. than と or はどう使い分けますか?
than は「A は B より〜だ」と言うときに使います。or は “Which is deeper, A or B?” のように、二つの候補を並べて聞くときに使います。
Q. “It is the pond.” ではだめですか?
質問の Which が主語になっている場合、答えも主語として返すため、基本は “The pond is.” または “The pond is deeper.” と書きます。
Q. more はいつ使いますか?
important のような長めの形容詞では、more important のように more を使うことがあります。Scene1 ではまず deeper のような -er の形を中心に確認しましょう。

英語教室「サポート」の『基礎力徹底講座』:比較級のような英文法の基本から確認できます。

英語教室「サポート」の『ブレイクスルーゼミ』:文法問題で同じ単元をくり返し間違える場合に、原因を確認します。



