get/become+比較級+and+比較級/one of the+最上級【Book2 Lesson4 Scene2】

比較級and比較級について

Lesson4シーン2では、「get」「became」比較級、そして「and」を使った比較級and比較級、そして「one of the」の使い方に焦点を当ててお話しします。

まず、比較級and比較級についてです。PROGRESS教材には通常の原級の文と比較級and比較級の文が並べてあります。以下に例を示します。

  • “Jack is getting tall.”(ジャックはだんだん背が高くなっている。)
  • “She is becoming more beautiful.”(彼女はますます美しくなっています。)

“get 形容詞”や”become 形容詞”の形式は、「なんとかになる」という意味で、その「なる」が現在進行形であることを示します。例えば、”Jack is getting tall.”は「ジャックはだんだん背が高くなっている。」と訳されます。

このような文で「どんどん」や「ますます」といった意味を表現する際に、比較級アンド比較級を使います。具体的には、形容詞を比較級の形に変えて、”and”でつなげます。例えば、”tall”を比較級の形である”taller”に変えて、「比較級 and 比較級」となります。つまり、”Jack is getting taller and taller.”は「ジャックはどんどん背が高くなっている。」と表現されます。

 “one of the”の使い方

一方、”one of the”の使い方も重要です。短い形容詞には単に”er”を付けるだけで比較級が作られますが、長い形容詞の場合は前に”more”を付ける必要があります。例えば、以下の文を考えてみましょう。

  • “The math classes became difficult.”(数学の授業が難しくなっている。)

これを「だんだん難しくなってきた」のように表現する場合、”more and more”を使います。つまり、”The math classes became more and more difficult.”となります。

このように、”er”の場合は原級の形容詞を2回書く感覚で「どんどん」や「ますます」を表現し、”more and more”の場合は原級の形容詞を1回だけ書きます。例えば、”shorter and shorter”は「どんどん短く」、「more and more famous」は「どんどん有名に」といった風に使うことができます。

 


“one of the”とは

英語において、“one of the”という表現は「何かの一部」「何かの中で一つ」といった意味を持ちます。この表現を使う際に注意が必要です。例えば、「ジャック・アダムズはその学校で一番背が高い男の子だ」という文を考えてみましょう。学校によっては一人だけ一際背が高い人がいたりして目立っていたらその人と分かりますが、そうじゃない場合、何人かのうちの誰かだろうなという感じになります。

そうした状況を表現する際に、「Jack Adams is one of the tallest guys in the school.」という文を使います。ここで「guys」は「男の子たち」を指し、“one of the”の後ろは複数形であることに注意が必要です。“one of the”のあとは必ず複数形を使います。これを覚えておくことが重要です。

 “one of the 最上級”

一般的に、「one of the”の後に最上級を使うこともあります。例えば、「John Smith is one of my classmates.」という文は、「ジョン・スミスは私のクラスメートの中の一人だ。」という意味です。このように「one of the 複数形 最上級」と覚えておくと、文法的なミスを避けるのに役立ちます。

英語の表現において、細かな文法ルールを守ることが大切です。特に「one of the”の使い方やその後ろにくる名詞の複数形に注意を払いましょう。これにより、より自然な英語表現が可能となります。

 

開講講座「基礎力徹底講座」

・英語が大の苦手、英語がさっぱりわからないという方
・文法用語を言われても何のことやらという方
基礎力徹底講座では「どこまででも戻って」指導を行っています。