「〜になる」英語|get・become違いとone of整理編【Book2 Lesson4 Scene2】
one of theはなぜ複数形?get・becomeと比較級表現も整理
「one of theの後ろは、なぜ複数形になるのか」「getとbecomeは、どちらも『〜になる』という意味なのか」と迷っていませんか。
このページでは、PROGRESS Book2 Lesson4 Scene2で扱う内容に沿って、次の3項目を例文と間違いやすい形から整理します。
- one of the + 最上級 + 複数名詞
- get / become + 形容詞
- 比較級 and 比較級 / more and more + 形容詞
教科書では同じSceneで学ぶ内容ですが、それぞれ文法上の役割は異なります。知りたい項目から読み進めても構いません。
上の動画では、「どんどん〜になる」を表す比較表現と、one of theを使うときの語順を確認できます。本文で基本を整理したあとに見直すと、形の違いを復習しやすくなります。
Book2で学ぶ単元の順番や前後のつながりを確認したい方は、PROGRESS Book2の単元一覧と全体像もあわせてご覧ください。
最初に確認したい3つの文法
Lesson4 Scene2の内容は、次のように整理できます。
| 文法 | 意味と役割 | 例 | 確認する点 |
|---|---|---|---|
| one of the + 最上級 + 複数名詞 | 「最も〜な人たち・もののうちの一人、一つ」 | one of the tallest guys |
one ofの後ろに複数の集団を置く |
| get / become + 形容詞 | 「〜になる」という変化 | get tallbecome difficult |
後ろに変化後の状態を表す形容詞を置く |
| 比較級 and 比較級 / more and more | 「どんどん・ますます〜になる」 | taller and tallermore and more difficult |
比較級の作り方を混ぜない |
1. one of theの後ろはなぜ複数形になるのか
1-1. one ofは「複数の中の一つ」を表す
one ofは「〜の中の一人」「〜の中の一つ」という意味です。
複数の人やものから一つを取り出す表現なので、ofの後ろには複数の集団を表す名詞を置きます。
one of the guys:その男の子たちのうちの一人one of the students:その生徒たちのうちの一人one of the cities:その都市のうちの一つ
名詞を単数形にして、次のように書くことはできません。
- 誤:
one of the guy - 正:
one of the guys
1-2. one of the + 最上級 + 複数名詞の語順
「最も〜な人たち・もののうちの一人、一つ」と言う場合は、次の語順を使います。
one of the + 最上級 + 複数名詞
Jack Adams is one of the tallest guys in the school.
ジャック・アダムズは、その学校で最も背が高い男の子たちのうちの一人です。Tokyo is one of the largest cities in the world.
東京は世界で最も大きな都市の一つです。This book is one of the most interesting books I have ever read.
この本は、私がこれまでに読んだ中で最もおもしろい本の一つです。
確認するポイントは、最上級と複数名詞の両方がそろっていることです。
1-3. one of theの後ろには必ず最上級が必要か
one ofの後ろに、必ず最上級が必要なわけではありません。
たとえば、次の文も文法的に成立します。
He is one of the tall guys in our class.
彼は、私たちのクラスにいる背の高い男の子たちの一人です。
ただし、「最も背が高い男の子たちの一人」と言いたい場合は、tallではなく最上級のtallestを使います。
one of the tall guys:背の高い男の子たちの一人one of the tallest guys:最も背の高い男の子たちの一人
最上級の有無によって意味が変わるため、日本語で何を表したいのかを確認しましょう。
1-4. one of + 所有格 + 複数名詞
最上級を使わず、one of + 所有格 + 複数名詞の形にすることもできます。
John Smith is one of my classmates.
ジョン・スミスは私のクラスメートの一人です。This is one of her books.
これは彼女の本のうちの一冊です。
この場合も、classmatesやbooksのように、one ofの後ろの名詞は複数形になります。
2. 「〜になる」を表すget / become + 形容詞
2-1. getとbecomeの基本的な意味
get + 形容詞とbecome + 形容詞は、どちらも「〜になる」という状態の変化を表します。
Jack got tall.
ジャックは背が高くなりました。The problem became difficult.
その問題は難しくなりました。
be動詞が現在の状態を表すのに対して、getやbecomeは、以前とは違う状態に変わることを表します。
Jack is tall.
ジャックは背が高い。Jack got tall.
ジャックは背が高くなった。
2-2. getとbecomeの違い
どちらも「〜になる」と訳せる場合がありますが、一般にgetは日常的な変化を表す会話で使われやすく、becomeは説明文などでも使いやすい表現です。
| 表現 | 基本的な捉え方 | 例文 |
|---|---|---|
get + 形容詞 |
日常的な状態の変化を表すときに使われやすい | It got cold.寒くなりました。 |
become + 形容詞 |
状態が変化したことを、やや説明的に表せる | The situation became serious.状況は深刻になりました。 |
中学英語では、まず「どちらも後ろに形容詞を置いて変化を表せる」と理解し、そのうえで教科書の例文ごとに使い方を確認するのが安全です。
2-3. 過去形と進行形での使い方
すでに起きた変化には過去形、変化が進んでいる途中には進行形を使えます。
It got dark.
暗くなりました。The question became difficult.
その問題は難しくなりました。It is getting dark.
だんだん暗くなっています。The situation is becoming more difficult.
状況はますます難しくなっています。
進行形では、is gettingやis becomingのように、be動詞を忘れないことが大切です。
- 誤:
Jack getting tall. - 正:
Jack is getting tall.
3. 比較級 and 比較級とmore and moreの使い方
3-1. 「どんどん・ますます〜になる」を表す
変化の度合いが次第に増していく場合は、比較級 and 比較級またはmore and more + 形容詞を使います。
このページで扱うtall、short、oldのような形容詞では、語尾に-erを付けた比較級を繰り返します。
tall→taller and tallershort→shorter and shorterold→older and older
Jack is getting taller and taller.
ジャックはどんどん背が高くなっています。The days are getting shorter and shorter.
日がだんだん短くなっています。
beautiful、interesting、difficultのように、比較級をmore + 形容詞で作る語では、more and more + 原級の形を使います。
beautiful→more and more beautifulinteresting→more and more interestingdifficult→more and more difficult
The math classes became difficult.
数学の授業が難しくなりました。The math classes became more and more difficult.
数学の授業がだんだん難しくなりました。
3-2. 間違いやすい組み合わせ
比較級の作り方を二重にしたり、異なる作り方を混ぜたりしないようにします。
- 誤:
more and more taller - 正:
taller and taller - 誤:
beautifuler and beautifuler - 正:
more and more beautiful
tallerにはすでに比較級の意味が含まれているため、前にmoreを重ねません。
上の動画は、one of theの語順や、後ろの名詞が複数形になる理由をもう一度確認したい人向けです。特に、one of the tallest guyのように名詞を単数形にしてしまう場合は、動画と例文をあわせて見直しましょう。
4. テスト前に確認したい間違い
次の表では、問題で求められた日本語の意味に合う形を確認します。文脈によって成立する英語表現でも、指定された意味と異なる場合は注意が必要です。
| 意図した意味と合わない形 | 意図した意味に合う形 | 確認点 |
|---|---|---|
one of the tallest guy |
one of the tallest guys |
one ofの後ろは複数の集団を表す |
one of the faster runners |
one of the fastest runners |
「最も速い選手の一人」と言う場合は最上級を使う |
Jack getting tall. |
Jack is getting tall. |
進行形のbe動詞を忘れない |
more and more taller |
taller and taller |
比較級を二重にしない |
beautifuler and beautifuler |
more and more beautiful |
beautifulの比較級はmore beautiful |
5. よくある質問
one of theの後ろは、なぜ複数形になるのですか?
one ofが「複数の人やものの中の一人・一つ」を表すためです。選ばれるものは一つですが、選ぶ元になる集団は複数なので、studentsやcitiesのような複数名詞を置きます。
one of theの後ろには、必ず最上級が必要ですか?
必ずしも必要ではありません。one of the tall guysは「背の高い男の子たちの一人」という意味で成立します。「最も背の高い男の子たちの一人」と言う場合は、one of the tallest guysとします。
one ofを含む語句が主語になると、動詞は単数形ですか?
文の主語の中心がoneなので、基本的に単数として扱います。たとえば、One of my friends is here.では、動詞はisになります。
getとbecomeは置き換えられますか?
どちらも「〜になる」と訳せる文はあります。ただし、使われやすい場面や文の調子が異なることがあります。中学英語では、まずget / become + 形容詞の形を覚え、教科書の例文に沿って使い分けを確認しましょう。
more and more tallerは、なぜ誤りですか?
tallerがすでにtallの比較級だからです。さらにmoreを付けると比較級が重なります。「どんどん背が高くなる」は、taller and tallerと表します。
まとめ:語順と名詞の形をセットで覚えよう
- one ofは、複数の集団から一人・一つを取り出すため、後ろに複数名詞を置く
- one of the + 最上級 + 複数名詞で、「最も〜な人たち・もののうちの一人、一つ」を表す
- get / become + 形容詞で、「〜になる」という状態の変化を表す
- 比較級 and 比較級またはmore and more + 原級で、「どんどん・ますます〜になる」を表す
more and more tallerのように、比較級を二重にしない
テスト前には、意味だけでなく、最上級になっているか、名詞が複数形になっているか、進行形のbe動詞があるかまで確認しましょう。
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名詞の単数形・複数形を続けて確認する
one ofでは、複数の集団から一つを選ぶため、後ろに複数名詞を置きます。数量表現でも名詞の形に迷う場合は、次の記事でa lot ofの後ろに置く名詞を確認できます。
a lot ofの後ろは複数形?数量表現と名詞の形を確認する
ただし、one ofとa lot ofでは、複数形になる理由や判断方法が同じではありません。それぞれの表現の役割を分けて整理しましょう。
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