疑問詞が主語となる疑問文【Progress Book1 Lesson11-2】

――今回は、Book1 Lesson11シーン2という事で、疑問詞が主語となる疑問文です。 また大分話が変わったな、という感じがしますが宜しくお願いします。

What do you have in your bag?

あなたの鞄の中に何が入っていますか?

2番目、”When did you play tennis?”、

「あなたいつテニスをしますか?」

2番目の文ですが、この”play”が動詞です。 じゃあ誰かテニスをするのか、「あなた」もしくは「あなたたち」です。 したがって、この”you”が主語という事になります。 ちなみに、この”you”が「あなた」か「あなたたち」のどちらなのかというと We played yesterday afternoon. 「昨日の午後しました。」と言っている訳です。 ”We”が主語で、”played”が動詞です。 返事が”We”という事は二人以上です。 じゃあこの”you”も「あなたたち」という事になります。 こういうふうに英語は、テストの問題とか見た時に後ろを見ないと答えが出ない事がよくあります。 こういう所は後ろを見る習慣を付けておいて下さい。 What do you have in your bag?ですが、これの主語と動詞が何なのかです。 ここでとにかく日本語訳を優先して、訳してからその日本語で考えようとする人がいますが、これはダメです。 ”What do you have in your bag?” 訳で考える人に限って「鞄の中に何が入っていますか?」と訳します。 ”do you have”で入っているとか、そんな覚え方をする人までいます。 そうではなく、まず”have”というのは動詞、動詞の前に「誰が」という部分があるのが英語です。 その「誰が」、という部分を主語と言います。 これ、「あなた」は”you”と「have」だけなら普通「あなたも」と訳してしまいます。

でも全体の訳、「あなたは鞄の中に何を持っていますか?」、変な日本語になってしまいます。 だから、「鞄の中に何が入っていますか」です。 日本語の訳を考えて、ちゃんと英語の”S” ”V”を考えない人はしっかり考えるようにして下さい。 今度は上の学年の人向けに言葉を変えると この文をちゃんと「あなたは持っている」、この表現を使って訳します。 あなたは鞄の中に何を持っていますか? 日本語としてはちょっと変だけど、英語通りに訳した訳です。 これを実は直訳と言います。 一方、今の日本語がちょっと日本語としては変なので、日本語で普通に言う言い方に変えます。 そうすると、「鞄の中に何が入っていますか?」となります。 英語の文を見てもどこにも「入っている」とかそんな動詞はないです。 でもこの文の内容を綺麗な日本語にすると、「鞄の中に何が入っていますか?」になります。

英語の文法は考えないで、内容を日本語として綺麗になるように訳した訳を、意訳と言います。 英語が苦手な人の中にはこの意訳しかしない人がいます。 もちろん直訳の日本語自体が分かりにくいから直訳なんて言い方してわざわざ意訳もしましょうとなる訳ですが、意訳しかしない為に英語を分かってないという人が多いです。 直訳は日本語として変ですけど、英語の文法通りの訳です。 どうも英語が分からないという人はこの直訳も習慣付けてみると出来るようになる場合もあります。 次からが実はこのレッスンの本題です。

1番、”Who took the money?”です。 この文の主語が何なの?となる訳です。

ところで、普通一般動詞の疑問文は”Do you have”とか”Did you play”とか ”Does she like○○”で、「彼女は○○が好きなんですか?」とかになります。 原形で言うと、”do”です。 「do 主語 動詞」、この動詞は原形になります。 普通、一般動詞の疑問文で今まで習ってきたのは”do” ”does” ”did”主語、動詞原形です。 ”Do you like music?”とかです。 疑問詞がある場合はさらにその前に疑問詞を付けます。 このように習ってきたと思います。 ところが1番の文は、”took”、これは”take”の過去形です。 なので、この間言いましたが不規則動詞もちゃんと覚えて下さい。 ”take”の過去形は”took”です。 普通過去形ながら”did”です。 「did 主語」、そして動詞原形の”take”になるはずじゃないの? 何でこうなっているんですか?と思うと思います。 この場合実は、”Who”が「誰が」という意味の主語です。 ”Who”のあとに「did 主語 動詞原形」ではなく、”take”の過去形の”took”がそのままきています。 この場合は、主語、動詞です。 普通の一般動詞の疑問文は「do 主語 動詞原形」です。 三単現、ここが”he”とか”she”なら例えば、”does she like music?”とかです。 過去形なら”did you play tennis?”です。 疑問詞があったらその前に付けます。 一般動詞と疑問文は”do”だけ書いてありますが、”do” ”does” ”did”主語動詞原形です。 これ皆さんしっかり覚えていると思います。 それに対して、今回の1番です。 Who took the money? ”took”というのは、”take”過去形です。 ”take”が「何々を持っていく」です。 ”took”が「何々を持っていった」です。

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じゃあ、この文はなんで「did 主語 take」になってないの?という事になる訳です。 ”took”が動詞な訳ですが、この文は実は”Who”が主語です。 このように、疑問詞が主語の場合があります。 最初の二つの文は、”What”も”When”も主語ではありませんでした。 ちなみに、中2中3あたりの人は、”What”はここにあるはずの目的語、”When”は副詞だと分かって欲しいです。 この文もまた直訳すると、「Who 主語」、主語は「誰が」という部分ですから、まさにそのまま「誰が」です。 誰がそのお金を持って行ったの?という事になります。 ただ日本語で、「誰がそのお金持っていったの?」よりも、「そのお金を持って行ったのは誰?」の方が日本語としては自然です。 だから、この辺の文も直訳と意訳をします。 それから、学校の定期テストでも、この1番の文を書いて欲しい時の問題文の日本語、 日本から英語にする時の問題文は、「そのお金を持って行ったのは誰ですか?」になっています。 「誰が」にしてくれていません。 なので、”Who took the money?”の場合は”Who”が主語で”took”が動詞です。

直訳は、「誰がそのお金を持って言ったの?」です。 意訳は、「そのお金を持って行ったのは誰?」です。 ちゃんと、疑問詞が主語だとして英文を読みます。 そして、直訳する、意訳する。 その三段階が終わったら今度は逆向きをします。 「そのお金を持って言ったのは誰?」という問題が出ていたら、 「誰がそのお金を持って行ったの?」という日本語に変えて、”Who took the money?”とします。 「誰が」だから、疑問文”Who”が主語なんだと思いながら、”Who took the money?”を書いていきます。 ちなみに、疑問詞が主語の時は何か特別な文だと思ってください。 例えば「彼がそのお金を持って行った」だったら、”He took the money.”です。 ”He took the money.”で、「彼がそのお金を持って行った」です。 Who took the money? 直訳は、「誰がそのお金持って行ったの?」です。 「そのお金を持って行ったのは誰」、そっくりさんです。 なので、疑問詞が主語の時、肯定文と同じ文を書けばいいんだという事を覚えておいて下さい。 疑問詞が主語の時は、肯定文と同じ文を書けばいいです。 疑問詞というのは、”When”「いつ」とか、”Who”「誰」とか、”Why”「なぜ」とか色々ある訳です。 その中で主語になる疑問詞は三つだけです。 ”Who” ”What” ”Which”、主語になるのはこの三つだけですので覚えておくと良いかも知れません。

ただし、最初の文のWhat do you have in your bag?は主語ではありません。 主語になれる疑問詞は”Who” ”What” ”Which”三つですが、”Who” ”What” ”Which”は主語だと覚えちゃダメです。 ここは逆向きをやっちゃダメです。 主語になれる疑問詞は”Who” ”What” ”Which”です。 でも”Who” ”What” ”Which”は主語になっている時もあるし、そうでない時もあります。 次にまた重要な事があります。 3番です。 What comes after January? 1月のあとは何がきますか? 直訳したら一体何を聞いているの?と思います。 1月の次に何がきますか? 1月の次に「何?」と聞かれた時に、1月と言っているんだから次は月なんだろうな、と日本語に訳しても中々浮かばないと思います。 なので、そういう所も「1月の次は何月?」と言う時にこんな聞き方するんだと思って下さい。 したがってこの文も、「1月のあとは何がきますか?」が直訳です。

意訳は「1月の次は何月ですか?」となります。 日本語だと数字でいうので「2月」で、そもそも日本語は1月から12月まで数字ですから、幼稚園でもない限り1月の次に何月?なんて聞かないですよね(笑) だからますます分かりづらいと思います。英語的に大事なのはそこじゃありません。 この”What”、疑問詞が主語です。 そして動詞を見て下さい。 ”What”次に何て書いてありますか? ”comes”、この”s”です。 疑問詞が主語の時は、疑問詞が主語だったら三人称単数として扱うと決まっています。 三人称単数扱いです。 したがって、”comes”三単現の”s”が付きます。 この”s”を忘れやすいので、しっかり頭に入れて下さい。

したがいまして、例えば5番です。 Who is thirsty? 直訳は「誰が喉乾いていますか?」です。 意訳は「喉が渇いているのは誰ですか?」となります。 6番、”Who is washing the dishes?”、直訳は「誰が食器を洗っていますか?」です。 意訳は「食器を洗っているのは誰ですか?」となります。 ”Who”、ここは”is”になっています。 ところがPROGRESSは4番を見て下さい。 Who are looking for the thieves? 直訳は「誰がその泥棒たちを探していますか?」です。 ここ、今疑問詞が主語だったら三人称単数扱と言いました。 もし三人称単数扱いするなら、”Who is looking for the thieves?”になるはずです。 これ実は”is”にしないとダメだ、と言っている人も結構います。

ただ、実際の会話ではこの”Who”が、もう探しているのが二人以上だと分かっていれば、”are”にしようとなっています。 実際向こうのネイティブの会話ではそうしている人が多いようです。 日本語のら抜き言葉と一緒です。 『見る事が出来る。』 本来は見られるですが、今の若い人はみんな、見れると言います。 ら抜き言葉というのは、国語のテストで書いたら点を引かれる場合があるそうですが、英語でそのように厳密な場合はここの”are”は”is”にしないとマルにならない事があります。 それに関して、PROGRESSのLookに補足を足しました。

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ここに出ているのは1番2番どちらも大学入試に出ていた問題です。 1番は高校入試にも出ています。 ”Edison invented a lot of things.” 「エジソンはたくさんのものを発明した。」 「たくさんのもの」、”a lot of things”です。 ここに”s”が付いて、複数形です。 これ、”What ( ) invented by Edison?”、たくさんのものと言っても、 「エジソンによって何が発明されましたか?」となる訳です。 そうすると、前の文で「たくさん」だよ、二つ以上、複数だよと断わっています。 じゃあ”What”は内容が複数だと思って答える人が多いです。 【ア】”What are invented by Edison?” エジソンはお亡くなりになっていますから現在形はおかしいです。 【イ】”were”、じゃあ過去、複数なら”were”だなとして”were”を選ぶ人が多い訳です。 ところがこの文は、実は「何が発明されましたか?」 「何が」だからこの”What”という疑問詞は主語なんです。 疑問詞が主語の時はどういう扱いするんでしたか? 三人称単数扱いです。 ちょっとさっき言いませんでしたが、三人称単数扱いという事は要するに ”he”や”she”や”it”と同じに扱ってくれたらいいです。 ”he” ”she” ”it”と同じという事は、”were”はおかしいです。 正解は”were”でなく、”was”です。 大体こういうのは4択でも何回かこの問題を見た事がありますが、全て”was”より”were”の方が先に目に入るようになっています。 アイウエの順に見たら”were”の方が先に目に入るようになっていました。 この中身でちゃんと複数と考えてるぞ、と思った人の方が間違えちゃいます。

ちょっとこれを考えるとPROGRESSで右側のチェックのとこにも中身が複数と分かっていたら複数にするというような事が書いてありますが、大学入試の事を考えたらちょっとそれはどうなのかなと思います。 実際に会話する時は複数にしちゃいます。 これなんかでも、What are invented by Edison?”にする人が結構いらっしゃると思います。 それは日本語で言うら抜き言葉にあたります。 正式な言い方としてはペケされると思っておいた方がいいと思います。

前の文に戻ります。 4番ですが、更にPROGRESSはややこしい事が起きています。 Who are looking for the thieves? これも正式な言い方は”Who is looking for the thieves?”だと思っておいて下さい。 その上で、”The police are.”です。 これで、こう思っちゃう人がいます。 返事をする時に”are”、複数なんだからこっちも”are”にするんだと思う人がいます。 そうじゃなくて、疑問詞が主語なら三人称単数扱いです。 だから、”is”の方がいいです。 「誰」と訪ねているから、訪ねている人は単数か複数かなんて分からない場合もあります。 だから単数です。 さらに、”The police are.”です。 ”police are”は単数形ですか?複数形ですか? これは単数形です。 なのに、ここは”are”になっています。 大学入試に出るちょっと特別なやつなんですが、PROGRESSは時々そういうのをしれっと出してきます。 この4番は今言っているようにじっくり説明しないと何の事か分からないです。 この4番に、”The police are.”について2番の問題を見て下さい。

括弧内に入れる適当な文です。 The police ( ) the suspect. 大学入試からぱくってきたので、”the suspect”というちょっと中学生には馴染みのない単語になっていますが、これは容疑者です。 あいつが犯人じゃないか?と疑われている人、容疑者です。 「警察は容疑者を何々」、とこうなる訳です。 ”The police”の後ろはさっき”are”になっていましたがなぜかと言うと、”The police”は警察ではなく「警察の人たち」という意味だと覚えて下さい。 どこの国に行っても警察官が一人しかいない警察はまずないでしょう。 しかも容疑者を探す時は最低でも二人一組でお探しになっているはずです。

したがって、「The police」は見た目は単数だけど、どんな時でも複数として扱うという動詞です。 大学入試にそれ分かっていますか?とよく出ます。 PROGRESSだった人、そうでなかった人どちらも含めてこんな意味だと覚えていませんでした、という人が大半です。 PROGRESSは大学入試の大事な所をちゃんとやれば中1で勉強出来るようになっています。 だから是非これを今覚えて欲しいと思います。 「警察の人たち」は複数なので、アイウエどれが正解かを見ていきましょう。 複数なんだから”is”はペケです。 【ウ】”are looking for”【エ】”are”となっています。 ここで皆さんは、”are looking for” ”are”どっちも”are”は合っている。 あとは意味で考えようとなるのかも知れません。

でも訳を使うのは出来るだけ最後にして下さい。 じゃあどうするのか? ”are looking for”、”The police are looking for the suspect.” 「警察の人たちは、その容疑者を探している最中だ」となります。 合っていますよね? 【エ】の”are”、”are”はどうなの?という時に”are”を入れて訳さないようにして下さい。 ”The police”「警察の人たち」で”are”、複数です。 ”the suspect”は単数ですか?複数ですか? これ単数です。おかしいです。 ここが”the suspects”になっていたら”are”も正解になりえます。 じゃあ訳しましょう。 警察の人たちは容疑者だった。 ”the suspects”になっていたら”are”も正解で、”are”を正解するかどうかが内容で揉めるという事になるかも知れません。 でもそうじゃなくて、ここにもし”are”を入れたら”The police”は「警察の人たち」です。 複数だから”are”でいいです。 でも、”the suspect”が容疑者が複数でなく単数です。 だから合わない、となります。 それでこの【エ】の”are”はペケになります。 【エ】の”are”はペケだと考えて、残った【ウ】が答えになります。 これが正しいやり方です。

もし今の解き方を使った場合、例えば”look for”、「何々を探す」を覚えていなかった人がいるとしましょう。 じゃあ【ウ】を訳せないですよね? だけどこれ文法で正解全部分かるんです。 ゆくゆく大学入試はこんな問題いっぱいあります。 なんか凄い覚えている人が少ないような難しい単語が並べてあって、 うわ、全然意味が分からない単語ばっかりでどうしよう、となりますが、こういうのを考えたら簡単に解けちゃいます。 割と上位の大学の問題には出ています。 だから今回ちょっと色んな話をしてしまいましたが、最後です。 訳で考えるのは最後です。 まずは英語の文法を当てはめて考えていきます。 訳す前に答え出ちゃう事も多いぞ、これも覚えておいて下さい。 ”The police”は「警察の人たち」という意味しかありません。

じゃあ戻りましょう。 この4番ですが、”The police are.”です。 ”The police”が単数系なのになんで”are”になっているんですか? ”The police”が「警察の人たち」という複数の意味だったからですね。 ここ”Who are looking for the thieves?”、「泥棒たちを探しているのは誰?」 ”Who”を複数と考えて”are”です。 したがって、この”The police are”の”are”と、この”are”を関連付けないようにして下さい。 それとは別に、泥棒たちを探すのは普通の二人以上だから”are”です。 だけどそれは日常会話であって正式の英語では疑問詞が主語なら三人称単数が普通です。 大学入試でもしこの問題が出て、選択肢に”is”と”are”が両方あったら”is”を優先して選ぶ事をおすすめします。 このあたりが実際の会話というのと大学入試はというのでは実際の会話よりになっている事がしばしばありますのでそこをご注意下さい。

この疑問詞が主語の場合はいいですね? ちょっと今三人称単数扱いで、という話を長々してきましたが、もう一つ日本人に間違いやすい関門があります。 それは返事の仕方です。 例えば、”Who took the money?”、直訳は「誰がそのお金を持って行ったの?」です。 意訳は「そのお金を持って行ったのは誰?」です。 じゃあ日本語で返事する時、例えば犯人がトムだったら「トムです」となりますよね? 「トム」が「です」だな、トムが主語です。

「です」は”is”だといって、”Tom is”と書いちゃったりする人もいます。 あるいはよく分からないというので、よくある答えが「それはトムです」というものです。 ”It is Tom.”とかです。 あの”took”は過去形だから、じゃあ”It was Tom.”にしとこうかとかです。 何か”It is Tom.”では違う気がするから”took”に合わせて”It was Tom.”、「それはトムでした。」としてこれで英語で考えるべき事を考えた気がするなとかそういう人が多いです。 このように日本語から英語を作ろうとするとうまくいきません。 今みたいな間違いをする人は、まず日本語の返事を考えて元の疑問文を無視して返事の日本語を英語にしたらどうなるかしか考えていないからそうなってしまうんです。 そうでなく、英語の返事の仕方です。 Who took the money? この疑問詞が主語です。 主語を尋ねているんです。 主語を尋ねられたら返事も主語です。 疑問詞が主語ならまず返事も主語です。

このお金持って行ったのが何人かの泥棒なら、”Some”、”thieves”は主語にします。 この何人かの泥棒が何したんですか? お金持っていっちゃったんです。 ”took the money”したんです。 そうすると、”Some thieves took the money.”となります。 ”took”の原形は”take”、一般動詞です。 一般動詞の時は、主語で返事したらその後ろは”do” ”does” ”did”のどれかを書きます。 これからルールです。 今回は”took”で過去形だから過去形の”did”を選んで下さい。 したがって、この”did”は”took the money”という意味です。 2番の、”Who knew the answer?” 「誰がその答えを分かったの?」、「その答え分かったの誰?」が意訳です。 例えばこれも「トムが分かった」とします。 ”Tom knew the answer.”ではなないです。 言い忘れました、”Who”が主語なので、主語を聞かれたので返事も主語です。 だから「トム」だったら「トム」を主語にします。

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英語は主語の次は動詞です。 そのままなら”Tom knew the answer.”になりますが、”knew the answer”は分かっているから”did”にします。 ”do” ”does” ”did”の”did”です。 したがって、”Tom did.”です。 このようにします。 Who is thirsty? 直訳は「誰が喉乾いているの?」です。 意訳は「喉が乾いているのは誰?」です。 「私です」と言いたい時、”I”そして”am”です。 元の文がbe動詞だったら返事は疑問詞が主語なら主語で返事です。 動詞がbe動詞ならbe動詞で返事です。 主語が疑問詞なら主語で返事して、動詞が一般動詞なら”do” ”does” ”did”で返事です。 したがって、疑問詞が主語の時の返事は、「主語 do」、「主語 does」、「主語 did」です。 「主語 is」、「主語 are」、「am」もありましたね。 その場合は”I am” ”You are”それから「主語 is」です。 これしかないと思っておいて下さい。

この疑問詞の返事の仕方は高校生でも頭に入っていない人も非常に多いです。 今覚えておくと人に差を付けられます。 是非頑張って欲しいと思います! ではこのシーン長かったですがようやく終わります。 皆さんお疲れさまでした。

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