a few a little a lot of【Progress Book1 Lesson15-4】
「a few」「a little」「a lot of」
クラッカーはビスケットの一種で、甘くないものです。ビスケットと同様、クラッカーも数えられる名詞ではありません。例文「He ate two or three crackers.」の部分を「クラッカーをたくさん食べた」と言い換えましょう。クラッカーは複数形の「s」がないので、不可算名詞として扱います。「たくさん」に相当するのは「many」です。一方、「much milk」では牛乳を指しています。牛乳は数えられない名詞とされています。したがって、2つの文はそれぞれ「クラッカーをたくさん食べた」「牛乳をたくさん飲んだ」となります。
「a few」と「a little」
「たくさん」の反対は「a few」「a little」です。「a few crackers」「a few new books」のように使います。注意点として、複数形の名詞の後ろには「a few」を使用することを覚えておきましょう。例えば、本は数えられますが、クラッカーは数えることが難しいです。一方、「a little milk」「a little soup」では液体を指しています。どちらも単数形ですが、量が少ないことを表現しています。「たくさん」に相当するのは「much」であり、「少し」に相当するのが「a little」です。複数形なら「たくさん」は「many」であり、その反対が「a few」です。単数形なら「たくさん」は「much」であり、反対の「少し」は「a little」となります。
「a lot of」
「a lot of」は「たくさんの」を表す表現です。「a lot of hot dogs」や「a lot of math homework」のように使います。この表現では、複数形の名詞や単数形の名詞の両方を使用することができます。「a lot of」の後ろの名詞が数えられるかどうかを考える必要があります。「hot dogs」のように複数形の「s」が付いている場合は数えられる名詞です。「math homework」のように単数形の場合は数えられない名詞となります。日本語とは異なり、英語では宿題を数えないことが一般的です。したがって、「a lot of」は可算名詞と不可算名詞の両方に使用できる表現です。
英語の学習では、前の基礎をしっかりと理解することが重要です。前提の理解が不十分だと、後続の内容が理解しにくくなることがあります。ですので、私の動画のレッスンを見ている方々は、初めから順番に進めることをおすすめします。最初の方は既知の内容が多く、少し退屈に感じるかもしれませんが、基本的な部分で抜け落ちがないかを確認すると、以前の疑問が解決する場合もあります。また、学んだ内容を今後の学習のためにおろそかにせず、しっかりと頭に入れることも重要です。英語学習においては、これが絶対条件となります。是非、これらのポイントに注意しながら学習を進めてください。
以上で今回のレッスンを終了します。お疲れ様でした。