there+be動詞【Progress Book1 Lesson17-1】

There isとThere areの違いは後ろの名詞で決める

There isとThere areのどちらを使えばよいか分からないときは、thereではなく、be動詞の後ろに来る名詞を確認します。

a bookのように単数ならThere ismany booksのように複数ならThere areです。someがある場合も、someだけで判断せず、その後ろの名詞を見て決めます。

このページでは、Progress Book1 Lesson17-1で扱うthere be動詞について、is / areの選び方、someで迷う例、よくある間違い、確認問題まで順番に整理します。

この記事で先に見るポイント:There is / There areの基準、a・some・manyの見分け方、テストで間違えやすい文、自分で選べるか確かめる問題を扱います。

There is / There areの違いは名詞の数で決まる

まずは、be動詞の後ろにある名詞を見て、単数・複数・数えない名詞のどれに当たるかを確認しましょう。

There is a book on the desk.

a bookは単数です。

使う形:There is

There is some cake on the plate.

some cakeは、ここでは数えない名詞として扱います。

使う形:There is

There are many books on the shelf.

many booksは複数です。

使う形:There are

There are some apples in the basket.

some applesは複数です。

使う形:There are

単数・数えない名詞ならis、複数ならareと考えます。thereを書いた時点で決めず、後ろの名詞まで確認してください。

すぐ確認したい人:a・some・manyを見る確認問題へ進むよくある間違いを見る

there be動詞の意味と基本の語順

there be動詞は、「どこかに何かがある」「どこかに人や物がいる」と伝えるときに使います。

There is a big computer in my father’s office.
→ 父の事務所には大きなコンピューターがあります。

There + be動詞 + 名詞 + 場所

例:There is a book on the desk.

thereを単独で使う場合は「そこに」という意味になりますが、there be動詞の文では、thereを無理に日本語へ訳す必要はありません。文全体を「〜がある」「〜がいる」と考えると分かりやすくなります。

次の画像では、there be動詞の基本の語順と例文をまとめて確認できます。Thereの後ろにbe動詞、その後ろに名詞、最後に場所という順番を見ておきましょう。

there be動詞の基本の語順と例文を示したスライド

Book1全体の単元の流れや、Lesson17-1の前後も確認したい場合は、Progress Book1全体のまとめページから見直せます。

a・some・manyを見分けてis / areを選ぶ

be動詞の後ろにa、some、manyがあるときは、数量を表す語だけでなく、その後ろの名詞が単数・複数・数えない名詞のどれに当たるかを確認します。

aの後ろは単数なのでis

aは、数えられる名詞の単数形につきます。

  • There is a book on the desk.
  • There is a computer in the room.
  • There is a cat under the chair.

a booka computera catはいずれも単数なので、be動詞はisです。

someは後ろの名詞によって変わる

someは、数えられる名詞の複数にも、数えない名詞にも使えます。そのため、someを見ただけではis / areを決められません。

  • There are some apples on the table.
    applesは複数なのでare
  • There is some cake on the plate.
    この例ではcakeを一定量の食べ物として扱うためis
  • There is some water in the glass.
    waterは数えない名詞なのでis

cakeは文脈によって数えられる場合もありますが、ここでは切り分ける前の一定量のケーキを表す数えない名詞として扱っています。someだけを見ず、後ろの名詞がこの文でどのように使われているかを確認しましょう。

manyの後ろは複数なのでare

manyの後ろには、数えられる名詞の複数形が来ます。

  • There are many French books on the shelf.
  • There are many students in the classroom.
  • There are many pictures on the wall.

many booksmany studentsmany picturesは複数なので、be動詞はareです。

次の画像では、There isとThere areの例文を見比べながら、後ろの名詞の違いを確認できます。a book、some cake、many books、some applesのように、名詞の形に注目して見比べてください。

There isとThere areを後ろの名詞で選ぶ例文スライド

動画でthere be動詞の語順と例文を確認する

ここまででis / areの判断基準を確認したら、動画で語順と基本例文を復習できます。文を見たときに、be動詞の後ろの名詞を確認する流れを意識して見てください。

確認問題:isとareのどちらを使う?

空欄に入る形を考えてから、答えを開いてください。迷ったときは、thereではなく、空欄の後ろにある名詞を確認します。

1. There( )a dog in the park.

答え:is
a dogは単数なので、There is a dog in the park.となります。

2. There( )some students in the room.

答え:are
studentsは複数なので、There are some students in the room.となります。

3. There( )some milk in the glass.

答え:is
milkは数えない名詞なので、There is some milk in the glass.となります。

4. There( )many pictures on the wall.

答え:are
manyの後ろのpicturesは複数なので、There are many pictures on the wall.となります。

there be動詞でよくある間違い

テストでは、日本語訳だけで判断するとis / areを間違えることがあります。次の表では、どの名詞を見ればよいかを確認しましょう。

表は横にスクロールして確認できます。

間違いやすい文 正しい文 確認する点
There is many books. There are many books. many booksは複数
There are a computer. There is a computer. a computerは単数
There are some water. There is some water. waterは数えない名詞
There is some apples. There are some apples. applesは複数

間違いを減らすには、名詞を先に確認してから文全体を作ることが大切です。someやmanyの意味だけで決めず、後ろの名詞の形まで見ましょう。

The bookとThere is a bookは何が違う?

is / areの選び方に慣れてきたら、there be動詞を使う場面も確認しておきましょう。次の文を比べると、すでに分かっているものを言う文と、新しく何かがあることを伝える文の違いが見えてきます。

  • The book is on the desk.
    その本は机の上にあります。
  • Your book is on the desk.
    あなたの本は机の上にあります。
  • There is a book on the desk.
    机の上に1冊の本があります。

The bookは、話し手と聞き手がどの本か分かっている場合に使います。Your bookも「あなたの本」と特定できるため、どの本について話しているか分かります。

一方、a bookは、聞き手にとって新しく話題に出る本です。こうした名詞を伝えるときは、先にThere isを置き、その後ろに新しい情報を続ける形がよく使われます。

  • A book is on the desk.
    文法上は作れるが、新しい情報のa bookが文頭に置かれている
  • There is a book on the desk.
    新しく伝えるa bookをbe動詞の後ろに置いている

このthereは文を始める役割を持ちますが、is / areを決める基準ではありません。is / areを決めるときは、ここでもbe動詞の後ろの名詞を確認します。

過去の「ある・いる」はwas / wereを使う

過去のことを表す場合も、考え方は現在形と同じです。後ろの名詞が単数ならwas、複数ならwereを使います。

  • There was a cat under the table.
    a catは単数なのでwas
  • There were some apples in the basket.
    some applesは複数なのでwere

まずは現在形のThere is / There areを理解し、その後に過去形へ広げると整理しやすくなります。

Progress Book1 Lesson17-1のまとめ

There is / There areで迷ったら、次の表を使って確認しましょう。

表は横にスクロールして確認できます。

確認項目 覚えること
there be動詞の意味 「〜がある」「〜がいる」を表す。
基本の語順 There + be動詞 + 名詞 + 場所
is / areの選び方 後ろの名詞が単数・数えない名詞ならis、複数ならare。
someの見方 someだけで決めず、その後ろの名詞を見る。
manyの見方 manyの後ろは数えられる名詞の複数形。
過去形 単数ならwas、複数ならwere。
次に確認する内容 否定文では、no、not any、後ろの名詞の数を確認する。

よくある質問

Q. There is some apples.はなぜ間違いですか?

someの後ろにあるapplesが複数形だからです。someだけを見るのではなく、後ろの名詞を確認します。applesは複数なので、There are some apples.となります。

Q. some cakeは、いつでも数えない名詞ですか?

いつでも数えない名詞になるわけではありません。このページのsome cakeは、切り分ける前の一定量のケーキを表しているため、数えない名詞として扱っています。

Q. There are some cake.とは言えませんか?

このページの例のように、cakeを一定量の食べ物として扱う場合は数えない名詞なので、There is some cake.とします。小さなケーキがいくつかあることを表す場合は、文脈に合わせて複数形で考えます。

Q. There isとIt isは何が違いますか?

There isは「何かがある・いる」と新しく伝えるときに使います。It isは、すでに話題に出ているものや、天気・時間などを説明するときに使います。このページでは、まず「〜がある・いる」を表すThere is / There areを確認します。

Q. A book is on the desk.は間違いですか?

文法上は作れる文です。ただし、新しく話題に出す本について自然に伝える場合は、There is a book on the desk.がよく使われます。すでにどの本か分かっている場合は、The book is on the desk.Your book is on the desk.と言えます。

Q. There is / There areの否定文や疑問文も同じ考え方ですか?

基本は同じで、後ろの名詞が単数・数えない名詞ならis、複数ならareを使います。否定文では、There is noThere is not anyThere are noなどが出てくるため、noやnot anyの位置も合わせて確認すると整理しやすくなります。詳しく確認したい場合は、本文中の否定文の関連学習を見てください。

理解できたら次の学習へ進みましょう

Progress Book1の前後の単元を確認する

There isとThere areの基本を確認した後は、前後の単元や、否定文などの関連表現へ進むと、there be動詞を文の中で使いやすくなります。

Progress Book1全体の単元一覧から次の学習内容を選ぶ

there be動詞の否定文へ進む

「ある・いる」の文を確認できたら、次は「ない・いない」の言い方を確認しましょう。no、not any、単数・複数が混ざる問題で迷いやすい人は、続けて整理しておくと安心です。

there is noとnot anyの違いを確認する

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