How longと時間の表し方【Progress Book1 Lesson18-2】

「How long」と時間の表現方法について解説します。

「How long」という疑問詞のシリーズが続いていますが、注意点があります。「How often」と同様に、「How」は「often」と「long」を修飾しています。「How often」で「どれくらいよく」を表現し、「often」は「よく」を意味します。一方、「How long」で「どれくらい長く」を表現し、「long」が修飾されています。

ここで、「How long」は赤くなっていますが、学校の先生によって、「How long」という疑問詞として覚えるべきという先生と、「How」は疑問詞の後に何か言葉が付くと覚えるべきという先生がいます。どちらでも構いませんが、私たちは「How long」を一つの疑問詞として扱うことができます。そのため、ここでは赤く表示されていますが、「How long」を一つの疑問詞と捉えても問題ありません。

続いて、一般動詞の疑問文についてです。疑問文では、疑問詞の後に「do」「does」「did」を置き、主語と動詞の原形を続けます。しかし、一部の人が「How does she study」と書いてしまい、「long」をどこに置くか迷ってしまうことがあります。このような混乱を避けるためには、「How long」と一つの疑問詞として覚える方が便利です。

ただし、文法的に厳密に言うと、「How」は疑問副詞と呼ばれます。そして、「How long」自体も「どれくらい長く勉強するの?」という意味であり、動詞の「study」にかかっています。このように動詞にかかるものを副詞と呼びます。なお、「副詞」は英語で「adverb」と言います。

さて、時間の長さを表す場合、例えば「How long does she study?」という文がありますが、そこに「every night」と付いています。「彼女は毎晩どれくらい長く勉強するの?」となります。

しかし、この表現は日本語としてはあまり自然ではありません。より自然な表現にすると、「彼女は毎晩どれくらいの時間勉強していますか?」となります。

また、時間の長さを具体的に表現する場合は、「For two hours」となります。「2時間勉強しています。」という意味です。「For」は期間を表す前置詞として使われます。時間の長さを表す際には、「For」を使用するのが一般的です。「For two hours」のように「期間」という意味で使用します。

同様に、「For two years」というように、「2年間」と期間を表現する際も「For」を使用します。時間の長さを表す場合、前置詞の「For」を付けることが一般的です。時刻との混同を避けるため、「時間の長さ」を表すときは「期間」という形で「For」を使用することを覚えましょう。

前回の復習ですが、頻度を聞く場合には「How often」という疑問詞を使用します。「どれくらいの頻度で行っているか」や「どれくらいよく行っているか」を尋ねる際に使用します。回答としては「回数 a 単位」の形で答えます。「1日に1回」は”once a day“、「週に2回」は”twice a week“、「年に3回」は”three times a year“といった具体的な表現方法があります。頻度を尋ねる際は「How often」で聞き、「回数 a 何々」と答える形式になります。

一方、時間の長さを尋ねる場合や期間を表現する場合は「How long」を使用します。例えば、「彼女はどれくらい長く勉強していますか?」と尋ねる場合は「How long does she study?」となります。その回答としては「For 何々」となります。「For two hours」という具体的な時間を表現する形式です。

これらの聞き方と答え方をセットで覚えておくことが重要です。特に前置詞の使い方に注目して理解してください。

以上が、Book1 Lesson18シーン2における「How long」と時間の表現方法についての解説でした。お疲れ様でした。

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