頻度を表す副詞の位置|always・usually・often・sometimes【Progress Book1 Lesson19-1】

頻度の副詞は、「いつも」「たいてい」「よく」「時々」「一度もない」のように、ある行動や状態がどれくらいの頻度で起こるかを表す語です。

always・usually・often・sometimes・neverは、意味、頻度の高い順、文中の位置をセットで確認しましょう。

頻度の副詞の基本

頻度が高い順の目安
always > usually > often > sometimes > never

  • 一般動詞の前:Keiko always plays tennis.
  • be動詞の後ろ:Rita is usually busy.
  • 助動詞の後ろ:They can sometimes see deer.

oftenだけを確認したい場合も、基本は同じです。一般動詞の文ではoften play、be動詞の文ではis often、助動詞の文ではcan often playのように、動詞の種類を見て位置を判断します。

「oftenはどこに置くの?」「usuallyとoftenはどちらが多いの?」「neverを使うときにdon’tは必要?」という疑問は、頻度の副詞の意味と語順を一緒に見ると整理しやすくなります。

このページでは、Progress Book1 Lesson19-1で扱う頻度の副詞を中心に、PROGRESSを使っていない人にも分かるように、基本の位置、意味の違い、疑問文・否定文での使い方を例文で確認します。

Book1 Lesson19シーン1では、単語の日本語訳だけでなく、文のどこに置くかを例文で確認することが大切です。

Book1全体の単元の流れや、頻度表現の前後関係もまとめて見直したい場合は、Progress Book1全体の解説から確認できます。

頻度の副詞は文のどこに置く?

頻度の副詞の基本位置は、一般動詞、be動詞、助動詞のどれが使われているかによって変わります。まずは「動詞の種類」を見て、置く場所を判断しましょう。

スマートフォンでは、表を左右に動かして確認できます。

文の種類 置く場所 例文
一般動詞の文 一般動詞の前 Keiko always plays tennis.
be動詞の文 be動詞の後ろ Rita is usually busy.
助動詞の文 助動詞の後ろ They can sometimes see deer.

一般動詞がある文

一般動詞の文では、頻度の副詞を一般動詞の前に置きます。

  • Keiko always plays tennis on Tuesday.
    ケイコは火曜日にいつもテニスをします。
  • I often play tennis after school.
    私は放課後によくテニスをします。
  • I usually study English after dinner.
    私はたいてい夕食後に英語を勉強します。

plays、play、studyが一般動詞なので、その前に頻度の副詞を置きます。

be動詞がある文

be動詞の文では、頻度の副詞をbe動詞の後ろに置きます。

  • Rita is usually busy at this time.
    リタはたいていこの時間は忙しいです。
  • Tom is always kind.
    トムはいつも親切です。
  • My father is often tired after work.
    私の父は仕事の後によく疲れています。

現在進行形でも、頻度の副詞はbe動詞の後ろです。

Rita is usually cooking at this time.
リタはたいてい、この時間に料理をしています。

この文では、be動詞のisの後ろにusuallyを置きます。

助動詞がある文

canなどの助動詞がある文では、頻度の副詞を助動詞の後ろ、動詞の前に置きます。

They can sometimes see deer behind Kevin’s school.
彼らは時々、ケビンの学校の裏で鹿を見ることができます。

語順をひとまとまりにすると、can sometimes seeとなります。

動詞の形や語順で迷った場合の復習先

頻度の副詞を置く場所が分からないときは、副詞だけでなく、その前後にある動詞の形を確認すると整理しやすくなります。

一般動詞の疑問文で使うdo・doesについては、後半の「疑問文・否定文での位置」で確認できます。

動詞の種類を見分けるところから難しい場合

例文を見れば頻度の副詞の位置が分かる場合は、まず本文や確認問題で練習してみましょう。

一方、一般動詞・be動詞・助動詞の区別そのものが難しく、語順を何度も間違えてしまう場合は、基本文法から確認することも大切です。英語の基礎を個別に学び直したい中学生は、基礎力徹底講座の案内も参考にしてください。

動画では、Progress Book1 Lesson19-1の「頻度を表す副詞」を解説しています。ここまでの基本位置を確認した後、動画や本文の例文を使って頻度順と語順を見直してみましょう。

動画で基本の語順を確認できたら、次は5つの副詞の意味の違いを比べてみましょう。語順だけでなく、どの副詞を選ぶかも英文の意味に関わります。

always、usually、often、sometimes、seldom、neverの頻度順の目安と、一般動詞・be動詞・sometimesの基本位置を示す図
頻度を表す副詞の順序と基本位置をまとめた図です。画像内の100%・90%・70%・50%・20%・0%は、厳密に決められた割合ではなく、頻度の高低を比べるための目安です。

seldomについて:seldomは「めったに~ない」という意味を表す副詞です。画像にはseldomも含まれていますが、このページではLesson19-1で確認するalways、usually、often、sometimes、neverの5語を中心に説明します。

always・usually・often・sometimes・neverの違い

頻度が高い順

5つの副詞は、一般に次の順で頻度が低くなります。

always > usually > often > sometimes > never

これは厳密な割合ではなく、頻度の高低を理解するための目安です。usually、often、sometimesが示す回数は、話す人や状況によって変わります。

スマートフォンでは、表を左右に動かして確認できます。

副詞 意味 頻度の目安
always いつも 最も高い
usually たいてい、普段は alwaysの次に高い
often よく、しばしば usuallyより低いことが多い
sometimes 時々 oftenより低い
never 一度も~ない、決して~ない 頻度0

同じ文で意味を比べる

副詞だけを入れ替えると、頻度の違いが分かりやすくなります。

I always study English after dinner.
私はいつも夕食後に英語を勉強します。
I usually study English after dinner.
私はたいてい夕食後に英語を勉強します。
I often study English after dinner.
私はよく夕食後に英語を勉強します。
I sometimes study English after dinner.
私は時々、夕食後に英語を勉強します。
I never study English after dinner.
私は夕食後に英語を勉強することは一度もありません。

主語、動詞、時間は同じです。副詞を替えることで、勉強する頻度だけが変わっています。

sometimesは文頭・文末にも置ける

sometimesは、一般動詞の前に置く形が基本です。

sometimesの3つの位置

  • 基本:I sometimes play tennis.
  • 文頭:Sometimes, I play tennis.
  • 文末:I play tennis sometimes.

どの文も「私は時々テニスをします」という意味です。中学英語の語順問題では、まず一般動詞の前に置くI sometimes play tennis.を基本として覚えましょう。

疑問文・否定文での位置

疑問文の例

疑問文では、do・does、be動詞、助動詞が主語の前へ移動します。頻度の副詞は、基本的に主語の後ろに置きます。

一般動詞の疑問文
Do you often play tennis?
あなたはよくテニスをしますか。
be動詞の疑問文
Is she always busy?
彼女はいつも忙しいですか。
助動詞の疑問文
Can you sometimes see deer here?
ここでは時々、鹿を見ることができますか。

Do you often play tennis? の語順で迷う場合

oftenの位置だけでなく、疑問文の最初にdoを置く理由や、do・doesの使い分けが分からない場合は、一般動詞の疑問文とdoの使い方を先に確認すると整理しやすくなります。

否定文とneverを使うときの注意

neverには、それ自体に「一度も~ない」「決して~ない」という否定の意味があります。

  • I never play tennis.
    私はテニスをすることが一度もありません。
  • I don’t usually play tennis.
    私は普段、テニスをしません。

neverとnotを重ねない

○ I never play tennis.
× I don’t never play tennis.

中学英語の標準的な文法では、neverとdon’tを同じ文で重ねず、I never play tennis.とします。

How oftenの意味と答え方

How oftenは「どれくらいの頻度で」という意味で、行動や出来事の頻度をたずねる表現です。

How often do you play tennis?
あなたはどれくらいの頻度でテニスをしますか。

答えるときは、頻度の副詞または具体的な回数を使います。

  • I often play tennis.:私はよくテニスをします。
  • Every day.:毎日です。
  • Once a week.:週に1回です。
  • Twice a month.:月に2回です。
  • Three times a year.:年に3回です。
  • often:頻度を表す副詞
  • How often:頻度をたずねる表現
  • once a weekなど:具体的な回数を表す表現

ここではHow oftenの基本的な意味と答え方を確認しました。once、twice、timesの使い分けや、How oftenとWhenの違いまで学びたい場合は、How oftenの意味と答え方の詳しい解説へ進んでください。

よくある間違い

語順で迷ったときは、一般動詞、be動詞、助動詞のどれが使われているかを確認します。中学英語の語順問題では、次の基本形を優先して覚えましょう。

  • 一般動詞の文
    × Keiko plays always tennis.
    ○ Keiko always plays tennis.
    alwaysは一般動詞playsの前に置きます。Keiko plays always tennis.は、通常の英語では不自然な語順です。
  • be動詞の文
    基本形:Rita is usually busy.
    usuallyはbe動詞isの後ろに置くのが基本です。Rita usually is busy.という語順も、文脈や強調によって使われる場合がありますが、中学英語の語順問題ではis usuallyを優先しましょう。
  • 助動詞の文
    基本形:They can sometimes see deer.
    sometimesは助動詞canの後ろに置くのが基本です。They sometimes can see deer.という語順も文脈によって使われる場合がありますが、基本の語順はcan sometimes seeです。
  • neverを使う文
    × I don’t never play tennis.
    ○ I never play tennis.
    never自体に否定の意味があるため、中学英語の標準的な文法ではdon’tと重ねません。

まずは、一般動詞の前・be動詞の後ろ・助動詞の後ろという基本位置を覚えることが大切です。実際の英語では強調などによって異なる語順が使われることもありますが、基本形を理解してから確認すると整理しやすくなります。

確認問題

かっこ内の語を並べ替えて、正しい英文を作りましょう。

  1. 私は放課後によくテニスをします。
    (often / I / tennis / play / after school)
  2. 彼女はたいてい忙しいです。
    (usually / she / busy / is)
  3. 彼らは時々、鹿を見ることができます。
    (sometimes / they / see / can / deer)
  4. あなたはよくテニスをしますか。
    (you / often / do / tennis / play)?
  5. 彼女は決して遅刻しません。
    (never / she / late / is)
答えと理由を確認する
  1. I often play tennis after school.
    playは一般動詞なので、oftenをplayの前に置きます。
  2. She is usually busy.
    isはbe動詞なので、usuallyをisの後ろに置きます。
  3. They can sometimes see deer.
    sometimesを助動詞canの後ろに置きます。
  4. Do you often play tennis?
    一般動詞の疑問文では、主語の後ろ、動詞の前にoftenを置きます。
  5. She is never late.
    neverをbe動詞isの後ろに置きます。notは必要ありません。

複数の問題で同じように語順を間違える場合は、頻度の副詞だけでなく、一般動詞・be動詞・助動詞の基本から見直すことも大切です。自分で復習する場合は上の関連記事を利用し、基礎文法を個別に確認したい場合は、後半の講座案内も参考にしてください。

頻度の副詞についてよくある質問

oftenは文のどこに置きますか?

一般動詞の前、be動詞の後ろ、助動詞の後ろに置くのが基本です。

sometimesは文の最初や最後にも置けますか?

はい。一般動詞の前が基本ですが、文頭や文末にも置けます。

usuallyとoftenはどちらの頻度が高いですか?

一般にはusuallyの方がoftenより高い頻度を表します。ただし、厳密な回数が決まっているわけではありません。

neverを使う文にdon’tは必要ですか?

通常は必要ありません。never自体に否定の意味があります。

疑問文ではoftenをどこに置きますか?

Do you often play tennis?のように、主語の後ろ、一般動詞の前に置きます。

How oftenとoftenは何が違いますか?

How oftenは頻度をたずねる表現、oftenは「よく」という頻度を表す副詞です。

まとめ

  • 頻度が高い順の目安は、always > usually > often > sometimes > never
  • 基本位置は、一般動詞の前、be動詞の後ろ、助動詞の後ろ
  • sometimesは文頭や文末にも置ける
  • never自体に否定の意味があるため、通常はdon’tと重ねない

例文を声に出して読み、always plays、is usually、can sometimes seeのように、意味と語順をひとまとまりで覚えていきましょう。

英語学習をさらに進めたい方へ

頻度の副詞の位置で迷うときは、単語の意味だけでなく、一般動詞・be動詞・助動詞の語順が整理できていないこともあります。

確認問題で間違えた箇所が分かっている場合は、まず本文や関連記事で復習してみましょう。一方、動詞の種類を見分けるところから難しい場合や、ほかの単元でも同じように語順で迷う場合は、英語の基本から確認する方法もあります。

語順の基本から確認したい中学生へ|基礎力徹底講座

『基礎力徹底講座』は、英語の基本から確認したい中学生向けの個別講座です。

頻度の副詞だけでなく、一般動詞・be動詞・助動詞の区別や基本的な語順に不安がある場合は、基礎文法を一つずつ整理する学習を検討してみてください。

基礎力徹底講座の内容を確認する

基礎文法の復習以外を目的とする場合

英文法と読解をつなげて学びたい場合や、入試問題の演習へ進みたい場合には、次の講座もあります。現在の学習目的に合うものを確認してください。

英文法と読解をつなげたい方へ

『ブレイクスルーゼミ』では、苦手な単元を確認し、英文法と読解をつなげて学びます。

ブレイクスルーゼミの内容を見る

入試問題の演習を進めたい方へ

『過去問演習講座』では、入試問題の分析と対策を進めます。基本事項を整理した後、入試問題の演習へ進みたい場合に確認できます。

過去問演習講座の内容を見る

教室全体の指導方針を知りたい方へ

講座の内容だけでなく、PROGRESSや中高一貫校英語の学習を教室全体でどのように考えているかを知りたい場合は、トップページで指導方針を確認できます。

英語教室「サポート」の特徴や指導方針を見る

開講講座

生徒さんそれぞれのニーズに合わせて、多種多様な講座を準備しております。
当塾の開講講座は【教室】【オンライン】どちらでも受講可能です。