所有・所属を表すof+名詞【Progress Book1 Lesson19-4】
今回は、Book1 Lesson19シーン4についてご紹介します。
このレッスンでは、所有や所属を表す「of + 名詞」について学びます。この単元は少し難しく感じるかもしれませんが、頑張って取り組んでみてください。
まずは以下の例文をご覧ください。
“The dog’s name is Spot.”
「その犬の名前はスポットです。」
この文では、所有を表すために「’s」が使用されています。例えば、「トムの本」を英語にする場合は、まず“Tom”と名前を書き、その後に「’s」を付けて、最後に“book”を追加します。「Tom’s book」となります。同様に、「The dog’s name」も所有を表すために使用されています。
所有について難しく考える方もいらっしゃるかもしれませんが、「トムの本」は「トムが持っている本」と考えることができます。より正確に言うと、「トムが所有している本」という意味で、このような所有を表すための形式に「所有格」という名前が付けられています。
また、「誰々の何々」と表現したい場合は、「’s」を付けるだけで良いと覚えている方もいるかもしれません。しかし、もう一つ表現方法があります。以下の文をご覧ください。
“The name of the dog is Spot.”
「その犬の名前はスポットです。」
この文でも同じ意味が表現されています。ただし、注意点として、「is」が動詞であることに注意してください。「The name of the dog」全体が主語となります。主語が長くなる場合には、「of」という前置詞が使用されます。ここでは「その犬の」という意味になります。そして、「of」の後に名前を書きます。この点は日本語と英語の順序が逆であることに気を付けてください。
名詞を修飾する形容詞が名詞の後ろに来るというルールも忘れずに覚えましょう。形容詞が2つ以上の場合は、名詞の後ろに形容詞が続くことを覚えておきましょう。
また、名詞の後ろに形容詞の塊を付ける場合には、「AのB」は「B of A」と表現されます。例えば、「The dog’s legs」という文では、「その犬の足」となります。一方で、「The legs of the desk」という文では、「その机の脚」となります。
このように、「A of B」という表現方法を覚えておきましょう。ただし、注意点として、生き物であるかどうかによって使い分けがあります。「A」が生き物でない場合は、「The B of A」が一般的です。一方、「A」が人である場合は、「A’s B」となります。生き物以外の場合はどちらでも使用することができます。
最後に、以下のフレーズについてもご説明します。
“What day of the week is it today?”
「今日は何曜日ですか?」
“What day of the month is it today?”
「今日は何月何日ですか?」
これらは「今日は何曜日ですか?」と「今日は何月何日ですか?」という意味です。違いは「week」が「週の中の何の日」を尋ねるものであり、「month」が「月の中の何の日」を尋ねるものです。
日付や時間を尋ねる際には、主語として“It”を使用します。「It’s the 3rd.」というように日付を表現する場合は、”the”を省略しても構いません。また、基数を使う場合には、「It’s 3rd.」や「It’s three.」のどちらでも表現できます。