疑問詞When/Whereと一般動詞【Progress Book1 Lesson8-3】

――今回、Book1 Lesson8シーン3疑問詞”When”と”Where”と一般動詞という事で、疑問詞が二つ登場する訳ですが、宜しくお願いします。

ではまずは”When”の方から見ていきましょう。
I play baseball every Monday, Wednesday and Friday.
私は毎週月曜水曜金曜に野球をします。
ちょっと疑問詞と関係ないんですが、英語の大事な所をお話ししたいと思います。
この”every Monday, Wednesday and Friday.”です。
日本語ですと、月曜と水曜と金曜月です。
月曜と水曜と金曜を英語にして下さいと言われたら、
「月曜日」は”Monday”、「と」は”and”だったな。
”Monday and Wednesday”、また「と」を見て”and”だ。
そして「金曜日」が”Friday”となり、ここに”and”を付けちゃう人が結構います。
だけど英語というのは、今回曜日が三つ並んでる訳ですが、三つ以上並べる時の”and”は、最後の前しか付けないんです。他は「,」です。
したがって例えば、月曜の前に付けるというと日曜しかなくなっちゃうんですが、
日曜と月曜と水曜と金曜の場合、”Sunday, Monday, Wednesday and Friday”となります。
この、「と金曜日」の後ろに、「と土曜日」と付けましょうか。
四つ並べる場合。
”and”は最後の前だけです。
という事は、この「土曜日」”Saturday”の前にしか”and”付けちゃいけないんです。
したがって、”Monday, Wednesday, Friday”で「,」があってもなくてもよくて、”and Saturday”となります。
”and”は最後の前にしか付けちゃダメです。
ちなみに最後の”and”の前は「,」を付けてもいいです。
付けても付けなくてもいいという点線という事にしておきましょう(笑)
”Monday, Wednesday, and Friday”でも、”Monday, Wednesday and Friday”とここは「,」あってもなくてもいいんですが、三つ以上並んでいる時は最後の要素の前にだけ”and”を付けます。
それ以外のとこは「,」しか付けちゃダメです。
これを覚えておいて下さい。
その上で疑問詞の話にいきたいと思いますが

”I”その下”Laura”、その下”they”、その下”you”、ここが誰がという部分で主語(S)です。
次の”play” “study” “have” ”watch”、ここが「何々する」で、「プレイする」とか「勉強する」、「持っている」、「見る」という動詞(V)です。
「何を」という部分が目的語です。
その後ろの「いつ」という部分です。

例えばここだったら「毎週、月曜、水曜、金曜」と、「いつ」という所を疑問詞にしたら、”When”になる訳です。
疑問詞は文頭にあります。
実を言いますと、”every Monday, Wednesday and Friday”、「毎週月水金」に野球をするんです。
「毎週月水金」にするんです。
つまりこの部分は、”play”という動詞を修飾します。
動詞を修飾すると副詞と言います。
したがってこの”When”は副詞です。
一方、この間勉強した”What”というのは、「何?」です。
例えば、”What is this?”に対して、”This is a pen.”、”What”に対して”a pen”、”pen”と答えています。
”pen”は名前です。名詞です。つまり、”What”は名詞なんです。
”What”が名詞で”When”が副詞と細かくはやりませんが、これを中学1年生の時に頭に入れておいた方がそのあとの英語がやりやすくなるんじゃないかなと思います。
中学1年生というのは名詞、形容詞、副詞とかそんな事やりだしたら分かりにくいからといって、疑問詞に関しては区別を習いません。
中学3年生、中高一貫校ですと中2の場合も結構多いですが、同じ”Which”とか”What”とか”When”とかが関係詞というのになってくると関係代名詞と関係副詞で違うと習うんですが、疑問詞も同じ違いがあるんです。
中学1年生の間でそこを勉強しておいた方が後々やりやすいんじゃないかなと思います。
ただ、学校さんの方針にもよりますので絶対にやんなきゃダメとは言いませんが、やった方がいいと思います。
ちょっと学校では習わないけどという人は是非こちらの塾にいらして下さるといいんじゃないかなと思います。
このLessonについてはここで終わりましょう。


では8-3の後半、関係詞の”Where”です。
また一番上が、”I play baseball at school.”、「私は学校で野球をします。」となっています。
それに対して、”Where do you”のあとに動詞が”live”変わってしまっていますが、「あなたはどこに住んでいますか?」、とか”Where do you have lunch?”、「あなたはどこで昼食を食べますか?」です。
今回もいつも通りのお約束をやっておきましょう。
まず、”I” “you” ”you” ”Laura” ”Laura”です。
この部分が、主語です。
次の”play” ”like” ”have” ”study”、この部分が動詞です。
その後ろ、”baseball” “lunch” ”Japanese”です。
「何をプレイするの?」、「野球をする」です。
「何を食べるの?」、「昼食を食べる」です。
「何を勉強するの?」、「どちらも日本語を勉強する」です。
「何を」という部分、「何を」という部分は主語に対して何語と言いましたか?
目的語ですね。
”live”のとこだけ「何を」という目的語がないですが、「何を住んでるの?」と言われても意味が分からないですよね。
「どこで」と付けたければ”Where”、これが文頭に付く事になります。
この”Where”については、日本語にしたらどうなるか、これを「どこ」と覚えてる人がめちゃくちゃ多いです。
これで将来英語が分からなくなる人がいます。
例えば、「日本の首都はどこですか?」、高校2年生3年生の英語が得意だと言っている人に、本当に得意かどうかチェックする為に、「日本の首都どこですか?」を英語にしてみてと言います。
そうすると、「どこ」だから”Where”で、”Where”と書いた瞬間に君得意だと思わない方がいいよ、となります。
これは”What”です。
そこ何が違うかですが、今日は中学1年生の方も分かる範囲だけにします。
”Where”は、「どこに住んでいますか?」です。
その「どこに」の意味が入っているんです。
”Where”というのは、訳し方は三通りあります。
「どこで」か「どこに」か「どこへ」のどれかです。
単なる「どこ」が”What”だというのはまだ中学1年生だから覚えなくていいと思いますが、”Where”を訳す時は「どこで」「どこに」「どこへ」のどれかです。
Where do you live?
あなたはどこに住んでいますか?
Where do you have lunch?
あなたはどこで昼食を食べますか?
Where does Laura study Japanese?
「ローラはどこで日本語を勉強しますか?」
あと「どこへ」の例は、”Where do you go?”、「あなたはどこへ行きますか?」です。
簡単ですね。
”Where”の訳、「どこで」「どこに」「どこへ」、この「で、に、へ」の三点セットを是非覚えて欲しいと思います。
”When”の所で名詞だか副詞だかよく分からないと言う人、「で、に、へ」と付いたら副詞です。
それだけ覚えてくれてもいいと思います。
しつこいですが、”Where”の訳は「どこ」ではなく、”Where”を日本語にすると「どこで」「どこに」「どこへ」のどれかです。
「で、に、へ」の三点セットです。
これを是非とも頭に入れておいて下さい。
では8-3を終わります。

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