色を尋ねる疑問詞【Progress Book1 4-3】
――【Book1 Lesson4シーン3、色を尋ねる疑問詞】という事で、
ここで初めて色というもの、初めてでもないですかね?説明をお願いします。
この文の注意点ですが、この1番の文に集約されます。
上が、「あの男の子は誰ですか?」、”Who is that boy?”になっていますが
「あれは何ですか?」の方が本当はここ欲しいんですが
「何ですか?」だったら、”What”です。
”What is that?”です。
ちなみにここまで聞いて下さった皆さんは
”What is that?”の”that”の”that”文を”that”の真下に書かない理由も分かりますね?
この”boy”や”that”は名詞、”that”文の”that”は形容詞だからです。
こんなふうに同じ単語だからといって同じ所に書くじゃなく、品詞が違ったら同じ品詞同士で
グループ分けします。まず、これを覚えて下さい。
その上で次に1番です。
What color is your cat?
あなたの猫は何色ですか?と、聞いています。
これは逆に日本語から英語にする時に間違う人が多いです。
この”What is that?”、この印象でまず”What is”と書きたくなります。
”What is your cat color?”とかそんな答案が凄く多いです。
そうではなくて、何色?と聞く訳です。
何と色がバラバラだったら最初”What”と聞かれた時に、色を答えるかどうか分からないです。
なので”What color”、何色というこれを文頭に出す事を忘れないで下さい。
何のスポーツなら、”What sports” 何の科目なら、”What subject”
何の本なら、”What book”です。
”What 名詞”、これで一つの塊になるという事を忘れないで欲しいと思います。
そこそこ英語が得意という人はプラスして、”What”は名詞です。
「何」という名詞です。
でもこの”What color”
”color”「色」が名詞です。
「何の色?」と言ってもいいです。
じゃあ「何の」は色を修飾します。
だから、”What color”の”What”は形容詞です。
だから先生はここに”that”を書いたんです。
”that”も「あれは」という名詞もあれば、「あの」といって後ろの名詞が
「あの男の子」みたいな「あの」という形容詞もあります。
”What”も「何」って名詞もあれば、「何の」「どんな」って後ろの名詞に掛かる形容詞もあります。
”that” ”What”一緒です。
こういう所をちゃんと名詞、形容詞分けて考えられるようになれば
このあと英語でつまずく可能性がかなり減ってくると思います。
ここをしっかり頭に入れて欲しいと思います。
後半は特にそんなに注意する事もないですが、
“They are”「それらは」って多分猫が2匹以上いるんでしょう。
茶色い猫とグレーの猫がいるんだと思います。
したがって、”brown and gray.”です。茶色とグレーの猫っているんですかね?
ちょっと私はあまり知らないですが、”It is brown and gray.”と1匹で茶色とグレーだったらそういう事になります。
あとは所有格が付いても、”My bag”単数形なら”is”、”Their jackets”複数形なら”are”です。
あと疑問文の場合は、be動詞を主語の前にもってきます。
ここで皆さんお気付きになりましたか?
このLesson4から、4-1で私なんて言いましたか?
Lesson4から動詞がbe動詞なのか一般動詞なのか必ず考えるようにしようね、と言いました。
実はこれ最初にいきなりそれを言おうかなとも思ったんですが、あとに回しました。
今回はbe動詞の文で一般動詞の文はないぞと、という事は同じLessonでもシーンによって一般動詞の文だったりbe動詞の文だったりします。
このあと段々be動詞の文と一般動詞の文が並んで出てくる事もあります。
なので、今のうちにここはbe動詞の勉強だ、ここは一般動詞の勉強だ、と
ちゃんとbe動詞、一般動詞というのを分けて考えるようにしましょう。
ここで該当する生徒さん若干いらっしゃるのでちょっと注意をしておきたいと思います。
“I like softball.”という文が1に出ていました。
私はソフトボールが好きです。
これの主語が”He”になった場合に、”He likes”と”s”が付いて”softball”となります。
これ皆さん習っていますか?習っていない人は今からの話は無視して下さい。
かえって混乱します。
じゃなくて、学校とは別に塾に行っている生徒さんとかでこの複数形の”s”と3単現の”s”です。
多分3単現とこれを習っている生徒さんは塾で言われていると思います。
だから何の事、というのはもう説明しません。習っていない人は無視してくれていいです。
この名詞の複数形の”s”と動詞の3単現の”s”がごっちゃになっている生徒さん結構いらっしゃいます。
塾ではこれで、学校ではこれ。
学校の最初の定期テストはこっちだけ出て、塾の最初のテキストはこっちだけ出て、なんか”s”付けるんだ、とだけ覚えて区別がついていない生徒さんがいらっしゃいます。
”like”は一般動詞です。
一般動詞の3単現の”s”というのと、名詞の複数形の”s”、これをごっちゃにしないように気を付けて下さい。
ちなみに、”He”でなく”The boy”でも”likes”になります。
これが、”The boys”となった場合は”like”です。
だからちょっとごっちゃになっているけどどう区別していいか分かんないと困った人は、
とりあえずは主語に”s”が付いたら動詞に”s”が付かない。
動詞に”s”が付く時は、主語に”s”が付かない、どっちかしか付かない、とこれだけ覚えておくだけでも何問か対処出来ると思います。