定冠詞【Progress Book1 5-2】
Lesson5-2
定冠詞theとaの違い|Progress Book1 Lesson5-2
Progress Book1 Lesson5-2では、Where’s Kevin’s dad? や Where’s the cat’s dish? のように、短縮形、所有を表す ’s、定冠詞 the、場所を表す前置詞をまとめて確認します。
Where’s は Where is の短縮形ですが、Kevin’s は「ケビンの」という所有を表します。また、a cat と the cat の違いは、日本語だけで覚えるより、聞き手や読み手が「どの猫か分かるか」で考えると理解しやすくなります。
このページでは、動画の内容に沿って、Where’s / Kevin’s / a / the / in the garden / by the tree / is / are を、中1英語の復習として使いやすい形で確認します。
このページで確認すること
- Where’s と Kevin’s の違い
- a cat と the cat の違い
- the cat’s dish の読み方
- in the garden / by the tree の意味
- be動詞+場所表現の文
Progress Book1 の他の単元もまとめて確認したい方は、全体像はこちらもあわせて見てください。
Where’s と Kevin’s の違い

今回は Where’s Kevin’s dad? という文を取り上げます。
| 表現 | 中身 | 意味 | 見分け方 |
|---|---|---|---|
| Where’s | Where is | どこですか | 後ろに主語が続く |
| Kevin’s | Kevin + ’s | ケビンの | 後ろに名詞が続く |
Where’s は Where is の短縮形です。一方、Kevin’s は「ケビンの」という意味です。見た目はどちらも ’s ですが、働きはまったく違います。
Where’s Kevin’s dad?
- Where’s = Where is
- Kevin’s dad = ケビンのお父さん
- 全体の意味 = ケビンのお父さんはどこですか
定冠詞theの意味とaとの違い

問題になるのは、Where’s the cat’s dish? の the です。
「これは猫です」は、英語で This is a cat. と言います。This is cat. とはしません。ここで、a cat と the cat の違いを確認する必要があります。
| 表現 | 聞き手・読み手から見た状態 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|---|
| a cat | どの猫かまだ分からない | I see a cat. | 私は猫を1匹見ます。 |
| the cat | どの猫か分かる | The cat is small. | その猫は小さいです。 |
よく「a は不特定、the は特定」と説明されます。ただし、それだけでは分かりにくい場合があります。大切なのは、聞き手や読み手が、どれのことか分かるかです。
すでに話に出てきた猫なら、聞き手にも「あの猫のことだ」と分かります。その場合は the cat になります。まだどの猫か分からない場合は a cat になります。
考え方
- 聞き手がどれのことか分からない → a
- 聞き手がどれのことか分かる → the
- すでに話に出たもの → the
- 話し手と聞き手の間で同じものを思い浮かべられる → the
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the cat’s dish の読み方
Where’s the cat’s dish? は、「その猫の皿はどこですか」という意味です。ここでは、the cat’s dish がひとまとまりの名詞のかたまりになります。
the cat’s dish
- the:どの猫か分かることを表す
- cat’s:猫の
- dish:皿
- 全体:その猫の皿
冠詞は、名詞の前について、名詞の見え方を変える語です。the は cat にかかり、「どの猫か分かる猫」という意味を作っています。
ここで大切なのは、the が dish だけでなく、cat’s dish という名詞のかたまり全体の先頭に出ていることです。
in the garden と by the tree
Lesson5-2では、場所を表す表現も出てきます。in the garden や by the tree は、be動詞と一緒に使うと「どこにあるか」「どこにいるか」を表せます。
| 表現 | 意味 | イメージ |
|---|---|---|
| in the garden | 庭の中に | 庭という空間の中 |
| by the tree | その木のそばに | 目印になる木の近く |
| on the dish | 皿の上に | 皿の面の上 |
in the garden
in the garden は、「庭の中に」という意味です。ここで the garden になるのは、会話している人たちの間で、どの庭のことか分かっているからです。
by the tree
by the tree は、「その木のそばに」という意味です。the tree と言っているので、会話している人たちの間では、どの木のことか分かっていると考えます。
たとえば、猫がいつも来る目印の木があるなら、by the tree は「その目印になる木のそばに」という意味で使えます。
the sun も同じ考え方
the sun に the が付くのも、聞き手が「あの空の太陽だ」と分かるからです。「世界に1つだから」と丸暗記するより、聞き手がどれのことか分かるから the と考えると、他の例にもつなげやすくなります。
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be動詞+場所表現の文
Lesson5-2では、is / are と場所表現を組み合わせた文も確認します。
be動詞の後ろに場所を表す言葉が来ると、「どこそこにある」「どこそこにいる」と訳すことがあります。
| 英文 | 主語 | be動詞 | 意味 |
|---|---|---|---|
| It is in the garden. | It | is | それは庭の中にあります。 |
| They are by the tree. | They | are | それらはその木のそばにあります。 |
| Where are the dishes? | the dishes | are | 皿はどこにありますか。 |
主語が1つなら is、複数なら are を使います。疑問文では、be動詞を主語の前に出します。
確認ポイント
- 主語が単数 → is
- 主語が複数 → are
- 疑問文 → be動詞を主語の前に出す
- be動詞の後ろに場所表現 → 「〜にある」「〜にいる」
Progress Book1 Lesson5-2のまとめ
このレッスンでは、a / the、Where’s / Kevin’s、場所を表す前置詞、be動詞の文をまとめて確認します。
a と the の使い分け
| 冠詞 | 意味 | 聞き手・読み手から見た状態 | 例文 |
|---|---|---|---|
| a / an | 1つの、ある〜 | どれのことかまだ分からない | I have a dog. |
| the | その〜 | どれのことか分かる | The dog is small. |
場所を表す前置詞
- in the garden:庭という空間の中に
- by the tree:木のそばに
- on the dish:皿という面の上に
Where’s と Kevin’s
- Where’s = Where is
- Kevin’s = ケビンの
- Where’s Kevin’s dad? = ケビンのお父さんはどこですか
練習問題:理解度チェック
次の( )に a / the / is / are / in / on / by のうち、適切な語を入れましょう。
問1. Where ( ) my bag? — It is ( ) the table.
私のカバンはどこですか。— テーブルの上にあります。
答え:is / on
主語が my bag で単数なので is。場所が「〜の上」なので on を使います。
問2. I see ( ) bird. ( ) bird is blue.
私は1羽の鳥を見ます。その鳥は青色です。
答え:a / The
最初は、聞き手にとってどの鳥か分からないので a bird。2回目は、さっき話に出た鳥なので The bird になります。
問3. Where ( ) the cats? — They are ( ) the garden.
その猫たちはどこですか。— 庭の中にいます。
答え:are / in
主語が the cats で複数なので are。庭の中なので in を使います。
問4. Where’s Kevin’s dad? の Where’s は何の短縮形ですか。
答え:Where is
Where’s は Where is の短縮形です。Kevin’s は「ケビンの」という所有を表します。
問5. The sun に the が付く理由として近いものはどれですか。
A. sun が長い単語だから
B. 聞き手もどれのことか分かるから
C. sun が複数形だから
答え:B
太陽は、聞き手も「あの太陽だ」と分かるものなので the sun と表します。
よくある質問
Q. Kevin’s の ’s と Where’s の ’s は何が違いますか?
形は似ていますが、働きが違います。Where’s は Where is の短縮形です。Kevin’s は「ケビンの」という所有を表します。Where’s Kevin’s dad? は「ケビンのお父さんはどこですか」という意味です。
Q. a と the はどう見分けますか?
聞き手や読み手が、どれのことか分かるかで考えます。まだ分からないものなら a、すでに話に出ているものや、どれか分かるものなら the を使います。
Q. 太陽にはなぜ the が付きますか?
聞き手も「あの空にある太陽だ」と分かるからです。そのため、英語では the sun と表します。
Q. the cat’s dish の the はどこにかかっていますか?
the は cat にかかり、「その猫」という意味を作ります。the cat’s dish 全体では「その猫の皿」という意味になります。
Q. in the garden と by the tree はどう違いますか?
in the garden は「庭の中に」、by the tree は「その木のそばに」という意味です。in は空間の中、by は近くを表します。
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