過去形の疑問文【Progress Book1 Lesson10-3】
――今回、Book1 Lesson10シーン3過去形の疑問文という事で過去形が引き続いていますが、
宜しくお願いします。
では例によってLookを見て下さい。
PROGRESSはこの例文が主語だ動詞だが文によってバラバラの場合もあれば、対応している場合もあります。
今回は、すでに習った文に☆印を付けていますが、これが五つあります。
それから過去形の文が五つです。
1行目同士、2行目同士、3行目同士、4行目同士、5行目同士が対応しています。
1行目に関しては、”Do you work every day?”、「あなたは毎日働いていますか?」です。
”work”は現在形です。
現在形というのは、「普段から何々している」という意味でした。
毎日というのは、普段という事です。
普段毎日働いていますか?
Yes, I do.
はい働いています。
次が、”Does John work every day. too?”です。
主語が”you”、「あなた」というのは会話では二人目、二人目の事を二人称と言うんでした。
単数複数は両方”you”です。
それから主語が”John”です。
人を名前で言うという事は、その会話に加わっていない第三者です。
第三者の事を三人称と言います。
”John”一人だけですから、単数です。
三人称単数です。
現在形なら”do”に三単現の”es”を付けて、”work”は原形のままです。
返事が、”No, he doesn’t”です。
上の文に対するの”No”は”No, I don’t.”です。
この文に対する”Yes”は”Yes, he does.”です。
この二つをそれぞれ過去にしましょう。
これだと”every day”の前に”in the store”と「そのお店で」と付いています。
「毎日」が「昨日」という過去に変わっています。
2行目ですと、「毎日」が”last Sunday”で、「この前の日曜日」で過去に変わっています。
それでは過去形にしましょう。
否定文の時と同じです。
”do” ”does” ”did”、ここをいじります。
したがって、”Did you work”、”Do you work”に対して過去形は”Did you work”です。
”Do”が”Did”に変わるだけです。
三単現の時も現在の”Does”が”Did”に変わるだけであとは一緒です。
ちなみに、ここの動詞は必ず原形です。
3行目、4行目、5行目はそれぞれ疑問詞がついても同じ事です。
疑問詞が付いた現在形の疑問文です。
全て主語を三人称単数にして三単現です。
”does”で動詞は原形です。
これが過去の事になったら、”do” ”does” ”did”、”does”をそれぞれ”did”に変えて、動詞は”want”で原形のまま、”study”で原形のまま、”play”で原形のままになります。
”do””does””did”、をいるだけであとは一緒です。
この過去形の疑問文がどうも語順がうまくいかない人がいます。
”Did you work”というここが作れないとか、”What did Keiko want”というここが作れないという人で、現在形は出来るけど過去形は出来ないという人は、”do” ”does””did”、をいじるだけであとはいじらないとしっかり覚えて下さい。
そうでない人、つまりこっちも出来ない人、現在形が出来なきゃ過去形も出来ないに決まっているので、現在系の疑問文の練習からした方がいいと思います。
それからもう一つ、ここでPROGRESS今までとちょっと言葉の見せ方と言いますか、並べ方がちょっと変わってきています。
どこが違うかですが、疑問文ですから疑問詞がある場合は最初にこの疑問詞です。
それから、疑問詞がきて”do” ”does” ”did”がきて、その次にこの部分が「あなたは」とか
「ジョンは」とか「ケイコは」とかの「誰が」という部分が主語です。
主語のあとに動詞の原形がきます。
動詞のあとによく「何を」という部分、これが目的語でしたね。
ここ、”every day” ”every day” ”or lunch”ですが、これは目的語じゃありません。
”Japanese”は目的語です。
日本語を勉強する。
”the piano”も目的語です。
ピアノを弾く。
最後にここです。
同じように”Japanese”と”piano”です。
ここは目的語ですが、それ以外に目的語はありません。
この文だと、”every day”は「いつ」です。
いつ働くの?
毎日でしょう。
と、こうなります。
”for lunch”は「昼食に」です。
今までは目的語がない文というのは目的語の所を空欄にして、こっちに”every day”とか書いてありましたが、このあたりからもうそこは別に分けなくても区別が付くよね?という事で、一緒くたになっています。
同じ行だから同じ部分と思わないようにして下さい。
目的語に対して、これは「いつ」ですので、時を表す副詞です。
”for lunch”も「昼食に欲しい」という事で、副詞と言いますがそこはちょっと置いておきます。
さらに、この上2行と1番2番にいたっては、”every day”が”yesterday”あるいは”last Sunday”に変わりますが、その前に”in the store”というのが付いてきます。
これは、「どこで」です。
「どこで」と「いつ」です。
したがって今までですと、例えばこの”Did you work”、目的語の所が空いていて”in the store yesterday”でした。
そうすると1行目は”Do you work”で目的語の部分が空いて、「どこで」の”in the sore”の文も空いて、”yesterday”の真上側に”every day”と付いていました。
その辺が、この辺から区別がなくなってきていますので、いちいちそんな事で空けていたら非常にスペースを取るので、もうそろそろLesson10なので分けなくても勉強している生徒さんももう分かるよね、という事で一緒になっているんだと思います。
だから逆に、生徒さんたちはここでちゃんとこういう分類をしながら読んでいくようにして下さい。
なんかもう訳なくなったから一緒くたでいいやじゃなくて、自分で分類出来るよね、という意味でこうなっていますからちゃんとこの分類を考えて下さい。
その分類があっているかどうか自信がなかったら先生に聞けばいい訳です(*‘ω‘ *)
必ずそれをやるようにして欲しいと思います。