過去進行形【Progress Book1 Lesson12-2】
過去進行形は、was / were+動詞ingで「その時、〜している最中だった」と表す形です。was と were の違いは主語にあり、I / he / she / it などには was、you / we / they などには were を使います。
Progress Book1 Lesson12-2で出てくる単元ですが、「過去進行形とは何か」「wasとwereをどう使い分けるのか」「過去形とどう違うのか」「疑問文でwas / wereをどこに置くのか」で迷う場合にも確認しやすい内容です。
テストでは、ingだけを書いてしまう、主語に合わない was / were を選んでしまう、疑問文でwas / were の位置が分からなくなる、といったつまずきがあります。このページでは、was / were の使い分けから、現在進行形との違い、疑問文・否定文・時の言葉まで順番に整理します。
このページで確認できること
- 過去進行形の形:was / were+動詞ing
- was / were の使い分け
- 現在進行形・過去形との違い
- 疑問文の語順:Was / Were+主語+ing?
- 否定文の作り方:wasn’t / weren’t+ing
- then / at that time など、過去進行形で使いやすい時の言葉
動画で確認したい方へ
先に映像で流れをつかみたい方は、以下の動画も参考にしてください。本文では、動画の内容をもとに、was / were の使い分けや過去進行形の形・語順・例文を順番に整理していきます。
過去進行形とは|ingだけでなく was / were+ing で考える
現在進行形から過去進行形を作る考え方

まず、現在進行形と過去進行形の違いを確認しましょう。
例文として、Jiro is playing baseball now. という文を考えます。
これは「ジローは今、野球をしている最中です」という意味です。進行形になっている部分は playing だけではなく、正しくは is playing です。
現在進行形は、am / is / are+動詞ing で作ります。be動詞と動詞ingをセットで見ましょう。
では、is を過去形にするとどうなるでしょうか。is の過去形は was です。
そのため、Jiro is playing baseball now. を過去進行形にすると、次のようになります。
現在進行形:Jiro is playing baseball now.
過去進行形:Jiro was playing baseball then.
過去進行形は、was / were+動詞ing で「その時、〜している最中でした」という意味を表します。見るべきポイントは動詞ingだけでなく、その前にあるbe動詞です。
was と were の使い分け
過去進行形では、主語に合わせて was と were を使い分けます。基本は、I / he / she / it などには was、you / we / they などには were と覚えると整理しやすくなります。
| 主語 | 使うbe動詞 | 例文 |
|---|---|---|
| I / he / she / it / Jiro など | was | Jiro was playing baseball then. |
| you / we / they など | were | They were studying then. |
「wasとwereのどちらを使うか」で迷ったら、まず主語を確認します。そのうえで、後ろに動詞ingを続ければ過去進行形になります。
Lesson12-2だけでなく前後の単元とのつながりも確認したい場合は、Progress Book1の単元全体の流れから、戻って確認する単元を探せます。
現在進行形と過去進行形の違い|見るのはbe動詞の時制
違いはbe動詞の時制にある

次に、I was waiting for the bus then. という文を見てみましょう。
意味は「私はその時、バスを待っている最中でした」です。この文では、was と waiting がセットになって、過去進行形を作っています。
現在進行形と過去進行形の違いは、動詞ingではなくbe動詞の時制を見ると整理しやすくなります。
| 項目 | 現在進行形 | 過去進行形 |
|---|---|---|
| 意味 | 今、〜している最中です | その時、〜している最中でした |
| 形 | am / is / are + 〜ing | was / were + 〜ing |
| よく使う言葉 | now(今) | then / at that time(その時) |
| 例文 | I am studying English now. | I was studying English then. |
過去進行形の疑問文|was / were を主語の前に出す
過去進行形の疑問文では、was / were を主語の前に出します。
肯定文:You were having lunch then.
疑問文:Were you having lunch then?
答え方:Yes, I was. / No, I wasn’t.
現在進行形の疑問文では Am / Is / Are を前に出します。過去進行形では、そのbe動詞が過去形になり、Was / Were+主語+動詞ing? の形になります。
| 文の種類 | 語順 | 例文 |
|---|---|---|
| 現在進行形の疑問文 | Am / Is / Are+主語+ing? | Are you studying now? |
| 過去進行形の疑問文 | Was / Were+主語+ing? | Were you studying then? |
Yes, I was. / No, I wasn’t. の答え方で迷う場合
過去進行形の疑問文も、答え方の基本はbe動詞の疑問文と同じです。Were you …? と聞かれたときの答え方が不安なら、be動詞の疑問文「Isで聞かれた時の答え方」に戻ると、Yes / No の返し方から整理できます。
was / were と did を混同しないようにする
過去の疑問文を作るときに、was / were と did のどちらを使うのかで迷うことがあります。
過去進行形はbe動詞を使った形なので、Were you studying then? のように was / were を前に出します。一方、一般動詞の過去について「〜しましたか」と聞く場合は、Did you study yesterday? のように did を使います。
過去進行形:Were you studying then?
一般動詞の過去の疑問文:Did you study yesterday?
「Were you …?」と「Did you …?」が混ざってしまう場合は、didとは?意味・doの過去形・doesとの違いで、一般動詞の過去の疑問文を先に整理すると違いが分かりやすくなります。
過去進行形の否定文|wasn’t / weren’t+ing で表す
過去進行形の否定文では、was / were の後ろに not を入れます。短縮形では、was not は wasn’t、were not は weren’t になります。
肯定文:I was studying then.
否定文:I wasn’t studying then.
肯定文:They were playing soccer then.
否定文:They weren’t playing soccer then.
疑問文では was / were を前に出し、否定文では was / were の後ろに not を入れる、と分けて考えると整理しやすくなります。
現在進行形・過去進行形・didの違いから整理したい場合
「現在なら is / are、過去なら was / were」と覚えても、一般動詞の did が加わると混ざってしまうことがあります。その場合は、一つの問題だけを覚えるのではなく、現在進行形・過去進行形・一般動詞の過去の文を分けて整理することが大切です。単元の違いから順番に確認したい場合は、中学英語個別指導講座一覧で学習内容を確認することができます。
過去進行形でよく使われる「時の言葉」
過去進行形は「過去のある時点で、〜している最中だった」と表す文です。そのため、次のような言葉と一緒に使われることがよくあります。
- then(その時)
- at that time(その時、当時)
- at seven yesterday(昨日の7時に)
- when S + V…(〜した時)
特に、then や at that time があるときは、「その時していたこと」を表す過去進行形が使えるかを確認しましょう。
例:I was studying English at seven yesterday.
例:I was watching TV when my mother came home.
「その時点で何をしていたか」を表したいときに、was / were+ing を使います。
【実戦】過去進行形への書き換えドリル
次の文を、かっこ内の指示に従って書き換えましょう。答えはタップで確認できます。
Q1. Jiro is playing baseball now.(「その時〜していた」という過去進行形に)
正解を見る
A1. Jiro was playing baseball then.
Q2. You were waiting for the bus then.(疑問文にして、Noで答える)
正解を見る
A2. Were you waiting for the bus then?
— No, I wasn’t.
ここまで解ければ、過去進行形の基本形と疑問文の形はかなり整理できています。答え方を確認したい場合は、be動詞の疑問文で使う Yes, 主語+be動詞. / No, 主語+be動詞+not. の形も一緒に確認しておきましょう。
説明は分かるのに、問題になると間違えてしまう場合
例文を読むと理解できても、自分で書き換える問題になると was / were を入れ忘れる、was と were を間違える、didを使う文と混同することがあります。こうした場合は、説明を読み直すだけでなく、どこで間違えたのかを確認しながら問題演習を進めることが大切です。個別に英語を整理して学ぶ方法を確認したい場合は、中学英語個別指導講座一覧を確認できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 進行形の文で「ing」だけ書くのはなぜダメなのですか?
A. 「ing」だけでは進行形の文にはなりません。be動詞+動詞ing の形にすることで、「〜している最中です」「〜している最中でした」という進行形の文になります。
Q. playなどの一般動詞の過去形(played)と過去進行形(was playing)の違いは何ですか?
A. 過去形は「過去にした」という事実を表します。過去進行形は「その時、している真っ最中だった」という途中の様子を表します。
例として、I played baseball yesterday. は「昨日、野球をしました」、I was playing baseball then. は「その時、野球をしている最中でした」という意味になります。
Q. 過去進行形の疑問文では、どこを前に出せばいいですか?
A. was / were を主語の前に出します。たとえば、You were studying then. を疑問文にすると、Were you studying then? になります。
Q. was と were はどう使い分けますか?
A. I / he / she / it などには was、you / we / they などには were を使います。例として、I was studying then.、They were studying then. のように使います。
Q. 過去進行形の否定文はどう作りますか?
A. was / were の後ろに not を入れます。短縮形を使うと、I wasn’t studying then.、They weren’t playing then. のようになります。
次に確認するとよいページ・学習
過去進行形を確認した後は、分からなかったところに合わせて次の内容を選ぶと復習しやすくなります。すべてを見る必要はありません。今の自分に近い項目から確認してください。
- 「Yes, I was. / No, I wasn’t.」の答え方が不安な場合:be動詞の疑問文「Isで聞かれた時の答え方」に戻ると、Yes / No の基本から確認できます。
- 「Were you …?」と「Did you …?」の違いが分からなくなる場合:didとは?意味・doの過去形・doesとの違いで、一般動詞の過去の疑問文との違いを確認できます。
- Lesson12-2だけでなく前後の単元も復習したい場合:Progress Book1の単元全体の流れから、戻って確認したい単元を探せます。
- 現在進行形・過去進行形・didなどを一人で整理しにくい場合:中学英語個別指導講座一覧で、個別に英語を整理して学ぶ講座を確認できます。
まとめ|過去進行形は be動詞の過去形を見る
過去進行形は、was / were+動詞ing で「その時、〜している最中でした」と表す形です。
was と were の違いは主語です。I / he / she / it などには was、you / we / they などには were を使います。
現在進行形との違いは、動詞ingではなくbe動詞の時制にあります。現在進行形なら am / is / are+ing、過去進行形なら was / were+ing です。
疑問文では was / were を主語の前に出し、否定文では was / were の後ろに not を入れます。形を覚えるときは、be動詞+ingをセットで確認することが大切です。
また、過去の疑問文でも、過去進行形なら Was / Were+主語+ing?、一般動詞の過去について聞くなら Did+主語+動詞の原形? と形が異なります。ここが混ざる場合は、過去進行形だけを繰り返すのではなく、didを使う文と並べて確認すると整理しやすくなります。
このLessonでは、was / were の使い分け、過去進行形の形、現在進行形との違い、疑問文、否定文、時の言葉、過去形との違いを確認しました。例文を見たときは、まず主語とwas / wereの組み合わせ、次にbe動詞+ingがセットになっているかを確認してみてください。


