Yes/Noの答え方【Progress Book1 2-2】
――今回はBook1 Lesson2シーン2、”YES””NO”の答え方という事ですが
注意点を教えて頂ればと思います。
これが一番注意点の少ない所だと思います。上の文は無視します。
Is this a temple?これはお寺ですか?
お寺かどうかを聞かれる訳です。皆さんの周りにいませんか?
私の周りにはこの歳でもいますが、何か聞いた時に返事しないで
観念の話を延々に喋る人とか、早く答えを言ってくれって感じになります。
日本人でもそうですが、英語の世界はもっとそうです。
聞かれたら即座に、正しければ「そうです」、違っていれば「違います」と
言わなきゃダメなんです。
まず、お寺だったら”Yes”って言います。
Yes, it is. この”it”は宜しいですね?
”This”「これは」と言うのを2回目使っちゃいけないです。
2回目からは人称代名詞と言いますが、”it”「それは」に換えます。
これを忘れないようにして下さい。”Yes, this is.”って返事は普通ないです。
それから、”It’s a temple.”です。
これは普通付けないですが、「はい、そうです」のあとに
「それはお寺です」ともう一回付けてもいいです。
この”It’s”は”It is”の事です。
つまり主語とbe動詞を合体して一つの言葉になっていると思って下さい。
――では、後半をお願いします。
この辺りですが、実はここの1番の3行ですが、PROGRESSでは横に並んでいます。
横に並んでいてよく分からないと言う人がいらっしゃるので
そういう人の為にノートに縦に並べて書いてみるといいと思います。
ただ、並べる時に、これがどうなっているかです。
1番上の”Is this a temple?”です。
”Is”からいきましょう。”Is”はなんでしたか?
be動詞です。
じゃあ次の、”this”「これは」は何ですか?
もちろん指示代名詞という事もやりましたが、be動詞の次に話すべきは主語です。
疑問文ならbe動詞、主語の順だけど、疑問文でなかったら普通は主語、be動詞の順です。
という事で”Is this a temple?”って聞かれた時に、まずは「Yes」か「No」を言います。
「そうです」と言います。それから、主語を言います。
主語は2回目は”this”ではなく”it”にしなきゃダメです。
そのあとにbe動詞を言います。
実はこの後ろ、”it is”のあとに”a temple”というのが省略されています。
「これはお寺ですか?」「はい、お寺です。」だと、寺と言わなくても分かりますよね?
英語の世界では日本語以上に、言わなくても分かる事は省略しましょう、なんです。
これを省略しちゃうと、”is”で終わります。
だから、”Yes, it is.”となります。
”Yes, it is a temple.”と言う事もありますが、”Yes, it is.”です。
それからもう一度”It is a temple.”です。
この”It is”は主語の”It”とbe動詞の”is”が合体した言葉です。
”a temple”はそのまま同じです。2番も同じように書いてあるだけです。
1回目だけ”that”、2回目から”it”です。
be動詞ですが、疑問文の時は主語の前です。
そうでなかったら主語の後ろです。
そうすると、全く同じ構造です。
今回は2番までしか用意していませんが、分かりにくい人はこんな形で
縦に並べて書いていくと英語の構造がより分かりやすくなるんじゃないかなと思います。
あとはこれも音読します。音読する時に頭の中で一人二役やります。
例えば、あなたが男子で太郎くん、女性で花子ちゃんだったとして
全然関係ない例えばひろしくんとよしみちゃんとか、ひろし君が”Is this a temple?”と聞いて
よしみちゃんが”Yes, It’s a temple.”とかそんなふうに頭の中で会話を想像しながら
それぞれ10回ずつ音読するといいかと思います。
――ありがとうございます。それでは続きをお願いします。
相変わらず疑問文への”Yes””No”の返事の仕方です。
1番は先ほどの”Is this a temple?”お寺だったら”Yes”「そうだ」って答えます。
しつこいけど、”this is”ではなく”it is”です。
お寺といえば神社もあります。神社は”a shrine”です。
Is this a shrine? これは神社ですか?
皆さんお寺と神社の区別つきますか?鳥居があるのは神社の方です。
Is this a shrine?
神社じゃなかったという場合は最初に”No”違いますと言っちゃいます。
No it’s not.
これも本当は、”No”のあとに”It’s not a shrine”となり
ここに本当は”a shrine”という言葉があります。
It’s not a shrine. 神社じゃありません。
これは「神社ですか?」と聞いているので、神社かどうか聞いているんだから
言わなくても分かるよね?
だからこれを省略して”It’s not”で終わります。
もう一回”It’s not a shrine”みたいに言ってもいいです。
それは神社ではありません。じゃあ何か?
It’s a temple. お寺です。
ただ実際の会話でこんなにはっきりと言う事は多分ないと思います。
このように何かを聞かれた時に”Yes”なら”Yes””No”なら”No”と言ってしまいます。
返事の主語は基本的に”it”を使います。
”Yes”なら”Yes it is”です。”No”なら”No it is not”です。
ちなみに”it’s not”ですが、もちろん元々は”it is not”です。
PROGRESSのLookとかだといきなり短縮系だけ書いてあって
”it is”を短縮して”it’s”とそう思っていて下さい。
あとは5番です。
Is that a grapefruit, too? あれもグレープフルーツですか?
何々も、疑問文の時は”too”でしたね。
”Yes”か”No”か返事出来ない時ありますよね。
”Yes”か”No”か返事出来ない時は”I don’t know.”「分かりません」です。
正直に言えばいいです。
日本だと特に授業中に”I don’t know.”と「分かりません」というと
先生に叱られる場合があると思いますが向こうの場合は”Yes”と思ったのは”Yes”
”No”と思ったら”No”どっちか判断がつかないのは”I don’t know.”をさっさという文化です。
その辺の文化の違いも英語を勉強しながら身につけていきましょう。