be made of/from/into~【Book2 Lesson10 Scene2】

「材料」のofと「原料」のfrom、もう迷わない!
テストで狙われる3つの「be made ~」を完璧にマスターする

英語のテストで必ずと言っていいほど出題される be made of / from / into。「木でできている」はどっち?「紙になる」はどう書く?と混乱していませんか?

実は、この使い分けには「見た目で素材がわかるかどうか」という明確なルールがあります。この記事では、中学生が最も間違えやすい「of」と「from」の決定的な違いから、主語が入れ替わる「into」の特殊な語順まで、例文と図解で一気に整理します。

もう「なんとなく」で選ぶのは終わり。この記事を読めば、次の模試や定期テストで自信を持って正解を選べるようになります。

Book2全体の進め方や、他の単元とのつながりをまとめて見たい場合は、全体像はこちらもあわせてご覧ください。

「be made ~」は、見た目が似ているために、問題で並べて出されると迷いやすい表現です。ですが、ここは丸暗記だけに頼るより、何を主語にしているのか、そして材料と製品の関係がどう見えているのかを整理した方が安定します。同じ「作られる」という日本語でも、英語では視点が少しずつ違います。その違いが前置詞の違いとして表れています。

まず大前提として、be made of / from / into はどれも made を使っていますが、後ろの前置詞によって表す関係が変わります。of は「材料」、from は「原料」、into は「~に変わる先」です。ここを区別できるようになると、受け身の文でも落ち着いて読めるようになります。

まず全体像を先に整理する

最初に3つの違いをまとめると、次のようになります。

  • be made of:製品を見たときに、もとの材料がそのまま分かる
  • be made from:加工されて、もとの原料の形が見えにくい
  • be made into:原料や材料が、別の製品へ変化する

この3つはバラバラに覚えるより、1セットで比較して覚える方が効率的です。たとえば wood と paper を使うと、

  • This bench is made of wood.
  • Paper is made from wood.
  • Wood is made into paper.

というように、同じ wood を使っていても、何を主語にするかで使う表現が変わります。ここがテストでとてもよく問われる部分です。

「be made of」の意味と使い方
「be made of」は、何かが作られた素材を示します。例えば、「This bench is made of wood.」という文では、ベンチがでできていることを表します。ここでの「wood」は材料を指し、元の材料と製品の性質が同じであることを示します。

be made of のポイントは、完成したものを見たときに、何でできているかが比較的そのまま分かることです。木のベンチなら見た目にも木だと分かりますし、ガラスのコップなら見ればガラスだと分かります。このように、もとの材料の特徴が残っているときに of が使われます。

たとえば次のような文です。

  • This desk is made of wood.
  • The bottle is made of glass.
  • This ring is made of gold.

どの文も、完成品を見たときに「木」「ガラス」「金」といった材料が見た目から想像しやすいものです。もちろん細かく考えると加工はされていますが、英語の学習としては、材料の姿が残っているかという感覚で押さえると分かりやすくなります。

ここで注意したいのは、be made of は「材料」を表すのであって、「作る場所」や「作る人」を表すわけではないということです。たとえば「その机は日本で作られた」なら be made in Japan であり、「職人によって作られた」なら be made by a craftsman のようになります。of はあくまで材料を表す前置詞です。

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「be made from」の意味と使い方
一方、「be made from」は、何かが作られる際の原料を示します。例えば、「Paper is made from wood.」という文では、紙がから作られていることを表します。ここでの「wood」は原料を指し、元の材料と製品の性質が異なることを示します。

be made from のポイントは、加工の結果、もとの原料の姿がそのまま見えなくなっていることです。紙を見ても、ふつうは木の形をそのまま想像することはありません。チーズやパンのような食品でも、何からできているかは分かっても、見た目として原料がそのまま残っているわけではない場合があります。そういうときに from が使われます。

たとえば次のような文です。

  • Paper is made from wood.
  • Wine is made from grapes.
  • Cheese is made from milk.

これらはすべて、原料が加工されて別の性質のものになっています。木が紙になり、ぶどうがワインになり、牛乳がチーズになります。だから from が自然です。

ここで of と from の違いを整理すると、見た目で元の素材が分かるなら of、加工されて分かりにくいなら fromという基準になります。中学生の段階では、この基準でかなりの問題に対応できます。細かい例外まで考えすぎるより、まずはこの基本線を確実にする方が大切です。

また、from は「~から」という意味を持つ前置詞なので、「原料から作られる」という流れとも相性がよい表現です。日本語でも「木から紙を作る」と言うので、意味のつながりを意識すると覚えやすくなります。

of と from を見分けるための判断基準

テストで迷ったときは、次の問いを自分に向けると判断しやすくなります。

  1. 主語は完成品か、それとも原料か
  2. その完成品を見たとき、もとの材料が見た目で分かるか
  3. 加工によって別のものに変化しているか

たとえば「この机は木でできている」なら、主語は机という完成品です。そして机を見れば木でできていると分かります。したがって made of が自然です。反対に「紙は木から作られる」なら、主語は紙という完成品ですが、紙を見ても木の姿はそのまま残っていません。だから made from になります。

このように、of と from は「どちらも材料っぽい」と感じて混ざりやすいのですが、完成品から見て、材料の姿が残っているかどうかという一点で整理するとかなり安定します。

「be made into」の意味と使い方
最後に、「be made into」は、何かが別のものに変わる過程を示します。例えば、「Wood is made into paper in that factory.」という文では、がその工場でに加工される過程を表します。ここでの「paper」は製品、そして「wood」は原料を指します。

be made into は、of や from と混同しやすいですが、いちばん大きな違いは主語が原料や材料の側に来ることです。of と from は、どちらも完成品を主語にして「何でできているか」を言います。それに対して into は、原料や材料を主語にして「何に変わるか」を言います。

たとえば次の2文を比べてみてください。

  • Paper is made from wood.
  • Wood is made into paper.

1つ目は紙を主語にして、「紙は木から作られる」と言っています。2つ目は木を主語にして、「木は紙にされる」と言っています。意味としては近いですが、文の視点が逆になっています。この視点の違いが分かっていないと、並べかえ問題や書きかえ問題で崩れやすくなります。

into は「~の中へ」という意味で習うことが多い前置詞ですが、ここでは「~になる方向へ」という変化の感覚が出ています。だから be made into は「~に作り変えられる」「~に加工される」という意味になります。

3つを並べて比べる

ここで、wood と paper を使って3つを並べると違いがはっきりします。

  • This desk is made of wood.
    → 完成品は desk。材料が見て分かる。
  • Paper is made from wood.
    → 完成品は paper。原料は wood。加工されて見た目が変わる。
  • Wood is made into paper.
    → 主語は wood。wood が paper に変化する。

この3つをひとまとめで言えるようにしておくと、単発で覚えるより忘れにくくなります。特に into は「主語が何か」を意識して読むことが重要です。made from と made into は内容が近いので、主語を見落とすと混乱しやすくなります。

よくある間違い

この単元では、次のような誤答がよく見られます。

  • This desk is made from wood. としてしまう
  • Paper is made of wood. としてしまう
  • Wood is made from paper. のように主語と目的の関係を逆にしてしまう
  • be made into の後ろに原料を置いてしまう

1つ目と2つ目は、of と from の混同です。ここでは「見た目で材料が分かるか」を確認すると修正しやすくなります。3つ目と4つ目は、into の向きの理解が曖昧なケースです。into の後ろには「変化した先」が来るので、製品が入ります。wood is made into paper なら、into の後ろは paper です。

また、和訳先行で考えすぎると、「木でできている」「木からできている」がどちらも似た意味に見えてしまい、選びきれなくなることがあります。そういうときは日本語の細かい違いより、英語が何を主語にして、何との関係を示しているかに戻る方が安定します。

テストでの狙われ方

この単元は、学校の小テストや定期テストではかなり出しやすい分野です。空所補充で of / from / into を選ばせる問題、並べかえ問題、和文英訳、英作文、同意文書きかえなど、さまざまな形で出ます。

たとえば、

  • This chair is made (  ) wood.
  • Paper is made (  ) wood.
  • Wood is made (  ) paper.

のような問題は定番です。ここで機械的に覚えているだけだと、1問目と2問目で迷ったり、3問目で from を入れてしまったりします。ですが、主語が chair / paper / wood のどれなのかを見るだけで、かなり正確に判断できます。

さらに、書きかえ問題では、Paper is made from wood. を Wood is made into paper. に直すような形で出されることもあります。このときは、単に前置詞を変えるだけではだめで、主語を入れ替える必要がある点が重要です。

覚え方のコツ

覚えるときは、次のようにセットで言えるようにしておくと効果的です。

  • of = 材料が見て分かる
  • from = 原料が加工されている
  • into = ~に変わる

さらに、文ごと覚えるとより安定します。

  • This bench is made of wood.
  • Paper is made from wood.
  • Wood is made into paper.

この3文は、単元の核としてとても使いやすい例です。ここを音読して、主語と前置詞の対応を何度か確認するだけでも、かなり定着しやすくなります。

もう1つ大事なのは、of / from / into を単独で覚えないことです。be made とセットで覚え、「何が」「何で」「何に」という関係までまとめて理解する方が、実際の問題で使いやすくなります。

このように、「be made of」「be made from」「be made into」は、材料や原料、そして製品の関係を示す際に使われます。それぞれの表現の使い分けに注意し、理解を深めましょう。

最後に整理すると、be made of は完成品から見て材料が分かるとき、be made from は完成品から見て原料の姿が分かりにくいとき、be made into は原料や材料が別のものに変化するときに使います。特に into は主語の立場が変わるので、of / from と同じ感覚で読むと間違えやすい表現です。

「何となく wood があるから of」「加工っぽいから from」と感覚で選ぶのではなく、主語は何か、完成品か原料か、見た目で元の材料が分かるか、どこに変化するのか、という順で考えるようにすると、かなり安定して選べるようになります。

問題演習では、1文ごとに意味だけを追うのではなく、主語・made・前置詞・後ろの名詞の関係を線で結ぶように確認してみてください。そこまで見えるようになると、この単元は単なる暗記ではなく、構造で解ける単元に変わってきます。

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