受動態の疑問文【Book2 Lesson9 Scene2】

英文法
受動態
疑問文

受動態は「語順」が9割:疑問文と現在完了受動態まで一気に整理

受動態は「be動詞+過去分詞」と覚えた瞬間は分かった気になりますが、テストで落ちるのは
疑問文疑問詞が主語のパターン、さらに
has been + 過去分詞のように動詞が長くなる場面です。
ここでは、短い例文で受動態を復習し、疑問文の2通りを整理したうえで、
現在完了の受動態までつなげます。

Progress Book2全体の関連単元もあわせて確認したい方は、全体像はこちらをご覧ください。

受動態の復習

受動態の話をする前に、受動態について再度確認しましょう。

The motorbike was stolen.”という文は、「そのバイクは盗まれた。」という意味です。
ここで注意したいのは、日本語で「バイク」と言った場合、オートバイを指すことが多いということです。
オートバイは英語で”motorbike“または”motorcycle“と言います。
一方、「自転車」は”bike“です。間違えないようにしましょう。

受動態の見た目
  • be動詞 + 過去分詞
  • was stolen / is made / were used など
  • 時制は be動詞が担当する
まず確認する2点
  • be動詞が合っているか(is/are/was/were)
  • 動詞が過去分詞になっているか(stolen など)

受動態は、形そのものは短いのですが、テストでは「語順が少し変わる」場面(疑問文・疑問詞)が狙われます。
ここから先は、受動態を語順のルールとして決めていきましょう。

受動態の定義

受動態とは、目的語を主語に変えた文のことです。例えば、元の文の目的語が”The motorbike“であり、
動詞が”stolen“である場合、「The motorbike was stolen.」となります。この文は受動態です。

能動→受動の流れ(ざっくり)
  • 能動:Someone stole the motorbike.
  • 受動:The motorbike was stolen (by someone).
  • 「された側」を主語にして述べる

ただし、受動態は「変形の流れ」より、どんな時に受動態を選ぶのかが大事です。
「誰がやったか」より「何が起きたか/どんな状態か」を言いたいとき、受動態が自然になります。

受動態の主語について

受動態の主語は、盗んだ人が特定されない場合があります。例えば、バイクが盗まれた場合、通常、盗んだ人は分かりません。
そのため、”by someone“などの主語を付けることはできません。

by ~ を付ける/付けないの判断
  • 付ける:誰がやったかが重要/特定されている(by my father など)
  • 付けない:犯人不明/言う必要がない/自然に省略される
  • 入試では「by を入れると不自然」な英文も出るので注意

「by を付けない=情報が足りない」ではなく、英語としては自然な選択です。
受動態は、伝えたい焦点をはっきりさせるための形でもあります。

受動態の疑問文の作り方

受動態の疑問文は2通りあります。1つ目は、ただ疑問文にしたい場合です。
例えば、「そのバイクは盗まれました。」という文を疑問文にすると、「そのバイク盗まれたのですか?」となります。
この場合、主語とbe動詞の位置を入れ替えるだけです。

肯定文 → 疑問文
  • The motorbike was stolen.
  • Was the motorbike stolen?
  • be動詞だけ前へ(was/is/are など)
ミスが出やすい点
  • be動詞を動かし忘れる
  • 過去分詞を元の動詞に戻してしまう
  • 疑問符を付け忘れる

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主語が疑問詞の場合

もう1つの場合は、主語が疑問詞になった場合です。この場合も、通常の受動態と同じ語順の文を作ります。
ただし、疑問詞は三人称単数として扱われます。例えば、「What was stolen?」となります。

ここが重要:語順が変わらない
  • 主語が疑問詞:What was stolen?
  • be動詞を前に出さない(肯定文と同じ並び)
  • 疑問詞は三人称単数扱い → be動詞を適切に選ぶ
よくある取り違え
  • × What was the motorbike stolen?(主語が何か不明な形になりやすい)
  • ○ What was stolen?(盗まれたものは何?)
  • ○ What was the motorbike?(別の意味になりやすいので注意)

「疑問文=動詞を前へ」と思い込むと、ここで点を落とします。
疑問詞が主語のときは、語順は肯定文のまま、これを丸ごと覚えてください。


現在完了の受動態について

現在完了の受動態について考えてみましょう。例えば、「The thief has been arrested.」という文があります。
「その泥棒は逮捕されています。」という意味です。この場合の”has been“は現在完了を示しています。
現在完了は、過去に行われたアクションの結果が現在に影響を与えることを示します。
つまり、泥棒は以前に逮捕され、その結果、今は安心しているということです。

泥棒が逮捕された結果、住民は安心しています。しかし、現在完了の受動態を使う場合、
単に過去の出来事を伝えるだけでなく、その結果に焦点を当てることが重要です。
警察は住民に対して、泥棒が逮捕されたことで安心してもらいたいのです。

形のまとめ
  • 現在完了:has/have + 過去分詞
  • 受動態:be + 過去分詞
  • 合体:has/have been + 過去分詞
意味のまとめ
  • 逮捕された(過去)
  • その結果として今そうなっている(現在)
  • 「今の状態」に焦点が当たる

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“has been arrested”について考える

has been“は現在完了を示し、”arrested“は”arrest”の過去分詞です。
この場合、”arrest“は動詞であり、受動態を表します。
つまり、”has been arrested“は現在完了の受動態です。

疑問文の作成

疑問文を作る場合、最初の”has“だけが主語の前に移動します。
つまり、”Has the thief been arrested?”となります。
このように、動詞の部分が3語以上になる場合でも、疑問文では最初の1語だけが主語の前に出され、
残りの部分は主語の後ろに残ります。この考え方を覚えておくと、疑問文を簡単に作成することができます。

長い動詞の疑問文:ルール1本
  • 先頭の助動詞(has/have/was/is など)だけ前へ
  • 残り(been / 過去分詞)は主語の後ろに残す
  • 例:Has the thief been arrested?
ここでの頻出ミス
  • × Has been the thief arrested?(主語の位置が乱れる)
  • × Has the thief arrested?(受動態が消える)
  • ○ Has the thief been arrested?(先頭1語だけ移動)

受動態の疑問文は「be動詞を前へ」、現在完了受動態は「has を前へ」。
どちらも共通しているのは、先頭の1語だけを動かすという考え方です。
ここが決まると、動詞が長くなっても乱れません。

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まとめ

受動態は、形を覚えるよりも語順を決めると得点が安定します。
とくに「疑問文の2通り(Yes/No と 主語が疑問詞)」と、「has been + 過去分詞」のように動詞が長くなる場面は頻出です。
例文を音読して、語順ごと覚えるのが一番早いです。

このページの要点
  • 受動態は be動詞 + 過去分詞
  • Yes/No の疑問文は be動詞を前へ
  • 疑問詞が主語なら 語順は肯定文のまま
  • 現在完了受動態は has/have been + 過去分詞
  • 動詞が長い疑問文でも 先頭1語だけを前へ

 

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