今さら聞けない?英語の基礎『3文型』
3文型1第1分型
Part1 第一文型
文型を考えるとき:副詞は無視
副詞:名詞以外を修飾する語句
ポイント
第1文型:SV(+副詞) ※副詞はいくつあってもよい
例文
・Jack lives in Tokyo.
・Cathy is in that room.
・We stayed at the hotel last night.
・They moved to Rome last month.
・Mary came to Japan three years ago.
・The ship made for the island.
これらの例文すべて動詞の後ろに場所を表す副詞がきています。
第1文型の特徴
第1文型:SV(+副詞)
特徴1 「Vi 【存在する・移動する】 + 場所の副詞 」が多い。
例文
ポイント
文型を考えるときに副詞は無視して考えますが、副詞はどこにきてもおかしくないということを覚えておきましょう。
3文型2第2.3分型
Part2 第2・第3文型
日本語訳は「ボブは経済的に親から独立している。」という訳になります。この文章の主語は「Bob」動詞は「is」になります。Janeは「経済的に親から独立している」ことを知らない可能性が高いが、ボブの存在は知っているだろうということがこの英文から分かります。
ポイント
みんなが知っている旧情報を(ボブ)先に言って、後から新しく伝える新情報(経済的に親から独立している)を言います。
S V (+副詞) ⇒ 第1文型 S V
S V +形容詞 ⇒ 第2文型 S Vi C
第2文型の特徴
第2文型:S Vi C
補語(C):主語に説明を補う補語 ⇒ だから、 S=C
では、SV+名詞の場合はどうなるでしょうか。
例文
・Eric became a very pleasant doctor.
エリックはとても感じのいいお医者さんになった。
・Lucy likes music very much.
ルーシーは音楽がとても好きです。
ポイント
S Vi + 名詞 ⇒ 第2文型 S Vi C (S=C)
S Vt + 名詞 ⇒ 第3文型 S Vt О (S≠О)
もしくは
SV + 名詞(=S) ⇒ 第2文型 S Vi C
SV + 名詞(≠S) ⇒ 第3文型 S Vt О
これまでのまとめ
SV (+副詞) ⇒ 第1文型 S V
SV +形容詞 ⇒ 第2文型 S Vi C
SV +名詞(=S) ⇒ 第2文型 S Vi C
SV +名詞(≠S) ⇒ 第3文型 S Vt О
※副詞はどこにでも割り込むため文型を考えるときは無視します。
第2文型に使われる動詞
- 状態 「~である」 be , lie , sit , stand
- 状態の保持・持続 「~のままでいる」 keep , remain , stay , hold , continue , lie , rest
- 状態の変化 「~になる」 become , get, grow , turn , go , come , run , fall , make
- 判明 「~だと分かる」 prove , turn out
- 五感
視覚 「~に見える」 look , seem , appear
聴覚 「~に聞こえる」 sound
嗅覚 「~なにおいがする」 smell
味覚 「~な味がする」 taste
触覚 「~な触り心地だ、~に感じる」 feel
3文型3第4文型
Part3 第4文型
「おばは私に時計をくれた。」という日本語訳になります。
ポイント
第4文型: S Vt O「人に」 О「ものを」
「人にものを与える、〇〇してやる」
例文
He went to school yesterday.
・彼は昨日学校に着いた。
He left for school this morning.
・彼は今朝学校に向けて家を出た。
He went to school yesterday.は「着いたことが確定している」He left for school this morning.は着く場合も着かない場合もあるか、到達していない。
ポイント
to…必ず到達する。
for…到達する場合もしない場合もあるか、到達しない。
第4文型から第3文型への書き換え
① 動詞が ask , inquire ⇒ of 人
② その行為をすればその場で相手に物が到達 ⇒ to 人
give, offer , pass , hand , send , lend , sell , tell , teach , pay , owe , promise , read , write ,
do「人に~をもたらす、与える」, allow「人に~を支給する、与える」,
allot 「人に~を割り当てる」, award 「人に賞・奨学金などを与える」
③ その行為をしてもその場で相手に物が到達するとは限らない ⇒ for 人
buy , find , get , choose , leave , sing , play , make , cook ,
call 「人のために~を呼んでやる」, order 「 人のために~を注文する」,
save 「人のために~をとっておく」, prepare 「人のために食事を支度する」
spare 「人のために時間などを割いてやる、お金や物を分けてやる」
第4文型から第3文型への書き換えのまとめ
① 動詞が ask , inquire ⇒ of 人
② その行為をすればその場で相手に物が到達 ⇒ to 人(相手がいないとできない行為)
③ その行為をしてもその場で相手に物が到達するとは限らない ⇒ for 人(相手がいなくてもできる行為)