had toの意味とhave to / has to / had toの使い方【Progress Book1 Lesson16-3】

had to は「しなければならなかった」という意味で、have to の過去の形です。このページでは、have to・has to・had to の違い、否定文と疑問文、後ろが動詞原形になる点を確認します。

Book1全体の単元の流れや、助動詞・have to・不定詞まで含めたつながりを見直したい場合は、全体像はこちらから確認できます。

had to の意味

had to は、have to の過去形です。「~しなければならなかった」「~する必要があった」という意味を表します。

例えば、「They had to get up at 5 a.m.」は「彼らは朝5時に起きなければならなかった」という意味です。

現在のことを表すときは主語に応じて have to または has to を使い、過去のことを表すときは主語にかかわらず had to を使います。

have to・has to・had to の違い

have to、has to、had to は、主語や時制によって使い分けます。

例えば、「私は学校に行かなければならない」なら「I have to go to school.」、「彼は学校に行かなければならない」なら「He has to go to school.」となります。

これを過去にすると、「私は学校に行かなければならなかった」は「I had to go to school.」、「彼は学校に行かなければならなかった」は「He had to go to school.」となります。

つまり、現在形では主語によって have と has が変化し、過去形では had を使うと考えると整理しやすくなります。

had to の後ろは動詞原形

had to の後ろには動詞の原形が続きます。「had to + 動詞原形」の形で覚えておきましょう。

例えば、had to go なら「行かなければならなかった」、had to study なら「勉強しなければならなかった」という意味になります。

have / has / had が主語や時制に応じて変化し、その後ろに to+動詞原形 が続くのが基本です。

had to do と had to be

had to do も同じ形です。do は動詞の原形なので、「しなければならなかった」「する必要があった」という意味になります。

例えば、「宿題をしなければならなかった」であれば「I had to do my homework.」のように表せます。

had to be の be も動詞の原形です。例えば、「正午までにそこにいなければならなかった」なら「We had to be there before noon.」となります。

このように、go・do・be など使う動詞が変わっても、基本は「had to+動詞原形」です。

had to の否定文

had to を否定文にするときは、didn’t have to+動詞原形 の形にします。

例えば、「We didn’t have to go.」なら「私たちは行く必要がなかった」という意味です。

ここで注意したいのは、didn’t had to とはしないことです。過去を表す didn’t を使っているため、その後ろの動詞は原形の have に戻ります。

また、didn’t have to は「~してはいけなかった」という禁止ではなく、「~する必要がなかった」という意味になります。

had to の疑問文

had to の疑問文は、一般動詞の過去形の疑問文と同じように、Did+主語+have to+動詞原形 …? の形にします。

例えば、「あなたは行かなければなりませんでしたか?」なら「Did you have to go?」となります。

疑問文でも Did you had to go? とはしません。Did の後ろでは have が動詞原形になるため、「Did you have to go?」が正しい形です。

疑問詞を使う場合も同じです。例えば、「何をしなければならなかったのですか?」なら「What did you have to do?」のように表します。

have to と must の違い

have to と must は、どちらも「~しなければならない」と訳されることがありますが、文法上は同じものではありません。

must は助動詞なので、後ろにはそのまま動詞原形が続きます。一方、have to では、主語や時制に応じて have / has / had が変化します。

意味の面でも、must は話し手の判断や強い必要性を表す場合があり、have to は状況や決まりなどによる必要性を表す場合があります。ただし、実際には意味が近くなる場合もあるため、「まったく同じ」「完全に別の意味」と考えるのではなく、文法上の違いとニュアンスの違いを分けて理解しておきましょう。

PROGRESSで一緒に出てくる表現

この単元では、have to だけでなく、これまでに学んだ can、should、be going to なども登場します。

can は「~できる」、should は「~するべきだ」、be going to+動詞原形 は「~する予定だ」といった意味を表します。

can・should・must は助動詞なので後ろに動詞原形が続きます。一方、have to は主語や時制によって have・has・had と形が変わります。この違いを意識すると、PROGRESSに出てくる文の形を整理しやすくなります。

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肯定文・否定文・疑問文を3点セットで確認

最後に、3つの形をまとめて確認します。肯定文は「They had to go.」、否定文は「They didn’t have to go.」、疑問文は「Did they have to go?」となります。

had to → didn’t have to → Did+主語+have to …? と形が変わる点を押さえておきましょう。これで、16-3の内容は終わりです。

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