目的を表す不定詞[in order]to-v【Progress Book1 Lesson20-3】
in order to の意味|「〜するために」を表す不定詞
in order to + 動詞の原形は、「〜するために」という目的を表す表現です。
たとえば、I study English in order to live in New York. は、「ニューヨークに住むために英語を勉強します」という意味になります。
ポイントは、in order to の後ろには動詞の原形が来ることです。
「in order to live」「in order to see」「in order to learn」のように、to の後ろは原形で続けます。
このページのポイント
- in order to + 動詞の原形は「〜するために」
- to だけでも「〜するために」を表すことがある
- want to / hope to / like to の to は、多くの場合「〜すること」と考える
- テストでは、to を in order to に置き換えて意味が通るかを見ると判断しやすい
このページでは、Progress Book1 Lesson20-3 の内容に合わせて、in order to の意味、to だけとの違い、want to との見分け方を例文で確認します。
Book1全体の単元の流れや、不定詞の前後関係もまとめて見直したい場合は、全体像はこちらから確認できます。
動画で確認する|目的を表す不定詞
まず本文で要点を確認したあと、動画で例文の読み方を復習すると理解しやすくなります。
in order to の後ろに来る形
in order to の後ろには、必ず動詞の原形が来ます。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| in order to + 動詞の原形 | 〜するために | in order to see the sights |
| to + 動詞の原形 | 〜するために / 〜すること | to see / to go |
ただし、to + 動詞の原形は、いつも「〜するために」と訳すわけではありません。文の中での役割を見て、名詞的用法か副詞的用法かを判断します。
to だけとの違い|目的を強調するのが in order to
to + 動詞の原形だけでも、「〜するために」という目的を表すことがあります。
たとえば、I study English to live in New York. は、「ニューヨークに住むために英語を勉強します」と訳せます。
一方で、in order to を使うと、「その目的のために」という意味が少しはっきりします。
| 表現 | 基本の意味 | 見分け方 |
|---|---|---|
| to study | 勉強すること / 勉強するために | 文の中で名詞か目的かを見る |
| in order to study | 勉強するために | 目的を表すと考える |
want to と in order to の違い
中1英語で間違えやすいのが、want to の to と in order to の to の違いです。
want to は「〜したい」という意味を作ります。この場合の to 不定詞は、want の目的語として働いています。
一方で、in order to は「なぜその動作をするのか」という目的を付け足します。
| 表現 | 訳し方 | 働き |
|---|---|---|
| want to go | 行きたい | want の目的語 |
| in order to see | 見るために | 動作の目的を説明する |
例文で確認する|want to と in order to
例文として、Jiro wants to go to New York next summer vacation. を見てみましょう。
意味は「ジローは今度の夏休みにニューヨークに行きたいと思っています。」です。
wantの目的語としてのto不定詞
この文では、Jiro が主語で、wants が動詞です。
want は「〜を望む」「〜したい」という意味の動詞なので、後ろに目的語が必要です。この例文では、to go がその目的語になります。
つまり、ここでの to go は「行くために」ではなく、「行くこと」に近い働きをしています。日本語では自然に「行きたい」と訳します。
to不定詞内部の副詞要素
to go の中で、to New York は「ニューヨークに」という行き先を表しています。
ここでは to New York が動詞 go にかかっています。また、next summer vacation は「次の夏休みに」という時を表す表現です。
in order to を使った目的の例文
次に、目的を表す in order to を入れた文を見てみましょう。
Jiro wants to go to New York in order to see the sights.
意味は「ジローは名所を見るためにニューヨークに行きたいと思っています。」です。
この文では、wants to go が「行きたい」、in order to see the sights が「名所を見るために」を表しています。
区切って考えると分かりやすいです。
Jiro wants to go to New York
ジローはニューヨークに行きたい
in order to see the sights
名所を見るために
不定詞の基本整理|名詞的用法と副詞的用法
不定詞は、文の中で名詞のように働く場合と、副詞のように働く場合があります。
名詞的用法では「〜すること」と考えます。副詞的用法では、動詞に「なぜ」「何のために」という意味を付け足します。
| 用法 | 訳し方 | 例 |
|---|---|---|
| 名詞的用法 | 〜すること | want to go |
| 副詞的用法 | 〜するために | to live / in order to see |
不定詞の見分けでつまずく場合は、まず「〜すること」と訳すのか、「〜するために」と訳すのかを確認しましょう。
不定詞でつまずく人向けの講座案内を見る

不定詞の見分け方を基礎から確認したい場合は、英語教室「サポート」の『基礎力徹底講座』でも学習の土台づくりを扱っています。

文法単元の弱点を見つけながら復習したい場合は、英語教室「サポート」の『ブレイクスルーゼミ』も確認できます。
不定詞が持つ二つの性質
不定詞は、動詞の意味を残しながら、文の中で名詞や副詞のように働きます。
そのため、to + 動詞の原形を見ただけで訳を決めるのではなく、前後の単語とのつながりを見て判断することが大切です。
特に want / hope / like の直後にある to は、たいてい「〜すること」を表す名詞的用法です。一方で、文の後ろに置かれて「何のためにその動作をするのか」を説明している場合は、目的を表す副詞的用法と考えます。
【迷わない】不定詞の「用法」を見分ける3つの流れ
文中に to + 動詞の原形が出てきたとき、それが「目的(〜するために)」なのか「名詞(〜すること)」なのかを判断する流れを確認しましょう。
- 「〜すること」を当てはめてみる:動詞 want, like, hope などの後ろなら、名詞的用法の可能性が高いです。
- 「〜するために」を当てはめてみる:その部分がなくても文が成立し、動詞に「なぜその動作をするのか」という目的を付け加えているなら副詞的用法です。
- in order to に置き換えてみる:「〜するために」という意味なら、to を in order to に変えても意味が通じます。
【実戦演習】不定詞の用法判定ドリル
次の各文の不定詞の用法を答えましょう。名詞的用法か、副詞的用法かを考えてから正解を開いてください。
Q1. I study English to live in New York.
正解を見る
A1. 副詞的用法(目的)
「ニューヨークに住むために英語を勉強します」
Q2. Jiro wants to visit the museum.
正解を見る
A2. 名詞的用法
「その博物館を訪れることを望んでいます(訪れたいです)」
Q3. Jiro went to New York in order to see the sights.
正解を見る
A3. 副詞的用法(目的)
「名所を見るためにニューヨークへ行きました」
不定詞の目的用法:よくある質問(FAQ)
Q. in order to と to だけで使う場合の違いは何ですか?
A. どちらも「〜するために」という意味で使われます。in order to を使うと、「〜という目的のために」という意味がよりはっきりします。教科書で in order to が出てきた場合は、セットで覚えておくと安心です。
Q. in order to の後ろには何が来ますか?
A. 動詞の原形が来ます。たとえば、in order to see、in order to learn、in order to live のように使います。
Q. want to と in order to は同じですか?
A. 同じではありません。want to go は「行きたい」という意味で、want の目的語として働きます。in order to go は「行くために」という意味で、目的を表します。
Q. 不定詞が文の中に2つ出てくると訳せなくなります。
A. 多くの場合は、動詞 + to のかたまりと、目的を表す to / in order to のかたまりに分けると読みやすくなります。例文では、want to go を「行きたい」、in order to see を「見るために」と分けて考えます。
次に確認したいProgress Book1の文法
in order to と不定詞の見分け方を確認したら、Progress Book1全体の中で前後の文法もあわせて復習すると、英文の読み方がつながりやすくなります。
Book1全体の単元の流れを見直したい場合は、Progress Book1の全体像から確認できます。
つまずき方に合わせて、次の単元も確認できます。
- 疑問詞の語順で迷う場合:疑問詞が主語の疑問文で、do / does / did を入れる場合と入れない場合を整理できます。
- did の後ろの形で迷う場合:doの過去形didで、過去の疑問文と一般動詞の形を確認できます。
- no と not any の違いを確認したい場合:there is no と not anyで、否定表現の書き換えを確認できます。
- 副詞の位置で迷う場合:oftenの位置で、一般動詞・be動詞・助動詞との並びを確認できます。
- Shall we の意味と返事を復習したい場合:Shall we dance?の意味で、提案表現と答え方を確認できます。
まとめ|in order to と目的を表す不定詞の考え方
in order to + 動詞の原形は、「〜するために」という目的を表します。
一方で、want to のように動詞の直後に来る to 不定詞は、「〜すること」と考える名詞的用法になることがあります。
テストで迷ったときは、まず to の前にある動詞を見て、次に in order to に置き換えて意味が通るかを確認しましょう。
不定詞の見分けが苦手な場合は、例文を区切って読む練習を重ねると、文の意味を取りやすくなります。

Progress Bookや中学英語の文法を、講座で整理しながら学びたい場合は、英語教室「サポート」の中学英語個別指導講座一覧も確認できます。
テスト前の演習講座も確認する

テスト前に不定詞や文法問題を例文で確認したい場合は、英語教室「サポート」の『過去問演習講座』も確認できます。



