every-/some-/any-/no-【Progress Book1 Lesson20-4】
any と every の違いは、any が「あるかどうか」「どれでも」「少しも」を表すのに対し、every は「一つひとつを全部見る」感覚を表す点です。
このページでは、any・some・every・no の違いと、somebody / anyone / everyone / nothing などの使い分けを、PROGRESS Book1 Lesson20-4の内容に沿って整理します。中1英語でつまずきやすい、文の種類による使い分けや every の単数扱いも例文で確認していきます。
先に押さえるポイント
- any は疑問文・否定文で使われることが多く、文によって意味が変わりやすい
- every は「一つひとつ全部」を表し、後ろは単数で考える
- no one は2語で書き、none とは使い方が違う
anyとeveryの違いは「どれでも」と「一つひとつ全部」
検索で迷いやすいのが、any と every の違いです。どちらも広い範囲に関係しますが、見ている方向が違います。
| 語 | 中心になる考え方 | 例 | 意味の見方 |
|---|---|---|---|
| any | あるかどうか、どれでも、少しも | Do you have any questions? | 質問があるかどうかをたずねる |
| every | 一つひとつを全部見る | My father goes to London every spring. | 毎年の春を一つずつ見る |
any は、疑問文では「何かありますか」、否定文では「少しもありません」、肯定文では「どれでも」という意味で使われることがあります。一方、every は「全部」をまとめて見るというより、一つずつ取り上げて全部見る語です。
そのため、every spring、every day、every student のように、every の後ろには単数名詞を置きます。
any・some・every・noを動画で確認したい場合
動画では、本文で扱う any・some・every・no と body / one / thing の組み合わせを、授業形式で確認できます。先に全体の説明を聞きたい場合は動画を見てから、短く整理したい場合はこのまま本文の表と例文を読み進めてください。
Lesson20-4の前後関係や、Book1全体の単元の流れをまとめて見直したい場合は、PROGRESS Book1全体の単元整理ページから確認できます。

some・any・every・noは文の種類でどう変わるか
次に、some・any・every・no の基本的な違いを表で確認しましょう。細かい例外を覚える前に、「どんな場面で使うことが多いか」をつかむことが大切です。
| 語 | 基本イメージ | よく使う場面 | 例 |
|---|---|---|---|
| some | いくつかの、だれか、何か | 肯定文で使うことが多い | I have some books. |
| any | いくつか、どれでも、少しも | 疑問文・否定文で使うことが多い | Do you have any questions? |
| every | すべての、毎〜 | 一つひとつを全部見るとき | My father goes to London every spring. |
| no | まったくない、だれも〜ない | 否定の意味を1語で表すとき | There is no problem. |
someは「ある程度ある」、anyは「あるかどうか」
some は「ある程度ある」、any は「あるかどうか」「どれでも」「少しも」と考えると、違いが見えやすくなります。
- I have some books.
私は何冊か本を持っています。 - Do you have any questions?
何か質問はありますか。 - I do not have any questions.
私は質問がありません。
まずは、肯定文では some、疑問文・否定文では any が出やすいと整理しましょう。
noは否定の意味を1語で表す
no は「まったくない」という否定の意味を1語で表します。There is no problem. は「問題はありません」という意味です。
no は not any と近い意味で使われることがあります。no を理解したあとに not any との関係を確認すると、否定文の作り方が整理しやすくなります。続けて確認したい場合は、there is no と not any の違いを確認するページも参考になります。
somebody・anyone・everyone・nothingなど12語の使い分け
PROGRESS Book1の195ページ、シーン4の右側では、some・any・every・no に body / one / thing を組み合わせた語を確認します。
body と one は「人」、thing は「物・こと」を表します。4種類の語と3種類の語を組み合わせると、全部で12語になります。
| body | one | thing | |
|---|---|---|---|
| some | somebody だれか |
someone だれか |
something 何か |
| any | anybody だれか・だれでも・だれも |
anyone だれか・だれでも・だれも |
anything 何か・何でも・何も |
| every | everybody みんな |
everyone みんな |
everything すべてのこと |
| no | nobody だれも〜ない |
no one だれも〜ない |
nothing 何も〜ない |
bodyとoneは人、thingは物やことを表す
somebody と someone はどちらも「だれか」という意味です。同じように、anybody と anyone、everybody と everyone も、人について言うときに使います。
thing がつく something、anything、everything、nothing は、物やことについて言うときに使います。人なのか、物やことなのかを先に分けると、12語を整理しやすくなります。
no oneだけは2語で書く
ここで特に注意するのは、no one だけは2語で書くことです。nobody、nothing は1語で書きますが、no one は no と one を離して書きます。
意味の上でも no one は「人」について使う語です。「だれもいない」「だれも〜しない」と言いたいときに使うと覚えておきましょう。
everyの後ろはなぜ単数名詞になるのか
次に、Lookの一番上の文を見てみましょう。
My father goes to London every spring.
every spring は「毎年の春に」という意味です。春は何度も来るため、日本語では複数の春をイメージしやすいですが、英語では every の後ろに単数名詞を置きます。そのため、every springs ではなく、every spring になります。
同じように、「毎日」は every day と書きます。
- I go to school every day.
私は毎日学校へ行きます。 - My father goes to London every spring.
父は毎年春にロンドンへ行きます。
everyday と1語で書くと、「日常の」「ふだんの」という意味の形容詞として使われることがあります。中1英語で「毎日」と言いたいときは、基本的に every day と2語で書くと覚えておきましょう。
everybody・everyoneも単数扱い
Be quiet, everybody.
この文の everybody は「みなさん」という意味です。日本語では複数の人を思い浮かべますが、英語では every の考え方が残っているため、基本的に単数扱いになります。
everybody や everyone は、意味としては「全員」ですが、英語の形としては単数として扱います。そのため、動詞の形を考えるときには注意が必要です。
no oneとnoneの違い
no one と none は、どちらも「だれもいない」「何もない」という否定の意味に関係します。ただし、使い方は同じではありません。
| 語 | 主な意味 | 使い方の目安 |
|---|---|---|
| no one | だれも〜ない | 人について言うときに使う |
| none | 何もない、だれもいない | 前に出た名詞や、of 〜 と組み合わせて使うことがある |
no oneは人、noneは前に出た内容を受けることがある
no one は必ず2語で書きます。none と見た目が似ているため、スペルを混同しないようにしましょう。
no one は、人について「だれも〜ない」と言うときに使います。一方、none は前に出た名詞を受けたり、none of 〜 の形で使われたりすることがあります。
no と not any の関係まで確認したい場合は、there is no と not any の違いを確認するページも参考になります。否定文で any が出てくる理由も理解しやすくなります。
almost everyoneとalmost allの見方
Everyone was doing their homework.
この文の everyone は「みんな」という意味の名詞として使われています。everybody、everyone、everything、nothing などは、文の中で名詞の働きをします。
次に、次の文を見てみましょう。
Almost everyone is here.
意味は「ほぼ全員ここにいます」です。almost は「ほとんど」という意味で、everyone や all などを修飾します。
everyoneは単数、studentsは複数で考える
almost everyone は「ほぼ全員」、almost all students は「ほとんどすべての生徒」という意味です。どちらも似た意味になりますが、後ろにくる形が違います。
- Almost everyone is here.
ほぼ全員ここにいます。 - Almost all students are here.
ほとんどすべての生徒がここにいます。
everyone は単数扱いなので is、students は複数名詞なので are を使います。この違いを意識すると、主語と動詞の形も整理しやすくなります。

PROGRESS Book1 Lesson20-4で覚えたいポイント
今回の単元では、単語を丸暗記するだけでなく、どの語が人を表すのか、どの語が物やことを表すのかを整理して覚えることが大切です。
- any は文によって意味が変わりやすい
- every の後ろは単数で考える
- body / one は人を表す
- thing は物やことを表す
- no one は2語で書く
- none と no one は使い方が違う
- almost everyone と almost all students では動詞の形に注意する
特に、any / some / every / no は、文の種類や後ろに続く語によって意味が変わりやすい単元です。表で全体を確認したあと、例文の中で使い方を見ていくと理解しやすくなります。
Lesson20-4だけでなく、Book1の前後の単元とあわせて確認したい場合は、PROGRESS Book1全体の単元整理ページで、これまでに学んだ文法とのつながりを見直せます。
よくある質問
any と every は何が違いますか?
any は「あるかどうか」「どれでも」「少しも」のように、文の種類によって意味が変わりやすい語です。every は「一つひとつ全部」を表し、後ろには単数名詞を置きます。
any と some はどう使い分けますか?
some は肯定文で「いくつかの」「何か」、any は疑問文や否定文で「いくつか」「少しも」という意味で使うことが多いです。まずは、肯定文では some、疑問文・否定文では any が出やすいと整理しましょう。
every の後ろはなぜ単数名詞になるのですか?
every は「全部」をまとめて見るというより、「一つひとつを全部見る」感覚の語です。そのため、every spring、every day のように、後ろには単数名詞を置きます。
no one と nobody は同じ意味ですか?
どちらも「だれも〜ない」という意味で使われます。ただし、書き方に注意が必要です。nobody は1語、no one は2語で書きます。
no one と none は何が違いますか?
no one は人について「だれも〜ない」と言うときに使います。none は、前に出た名詞を受けたり、none of 〜 の形で使われたりします。見た目は似ていますが、使い方は分けて覚えましょう。
似た語の使い分けでつまずくときは
some / any / every / no は、表では分かっていても、例文になると選び間違えやすい単元です。たとえば、any の訳が文によって変わる、every の後ろを複数にしてしまう、no one と none を混同する、といったつまずきが起こりやすくなります。
PROGRESSや中学英語の文法で、こうした似た表現の使い分けを自力で整理しにくい場合は、英語教室「サポート」の講座案内も参考にしてください。現在の学習状況に合わせて、基礎の確認、弱点整理、過去問演習へ進めます。
次に確認するとよい内容
no の使い方まで確認したら、次は not any との関係も見ておくと理解がつながります。続けて確認する場合は、there is no と not any の違いを確認するページがおすすめです。
Book1全体の流れをもう一度整理したい場合は、PROGRESS Book1全体の単元整理ページから、Lesson20-4までのつながりを確認できます。
以上が、any・some・every・no と body / one / thing の組み合わせの整理です。Book1の学習を終える前に、表の12語と no one の書き方をもう一度確認しておきましょう。



