every-/some-/any-/no-【Progress Book1 Lesson20-4】

今回は、Book1 Lesson20シーン4の「every」「any」「some」「none」という単元についてお話しします。この単元では、これらの単語が組み合わさって様々な意味を表すことになります。Book1も最終章に入りましたので、最後まで頑張りましょう。

まず、PROGRESS Book1の195ページ、シーン4の右側のチェック方法について説明します。ここでは、3×4または4×3の表があります。この表の中には、「every」「some」「any」「no」のいずれかの後ろに「body」、イギリス英語では「ボディ」、アメリカ英語では「バディ」と発音することが多いですね。また、「one」と「thing」のいずれかも付け加えられます。したがって、英単語としては4×3の12語があります。

注意が必要なのは、この中の「every」や「some」などの後ろに「body」や「one」、「thing」が付く場合の書き方です。これらの単語は一緒に書かれますが、ただし、「no one」だけは「no」と「one」を離して書きます。これは後の章で説明されますので、覚えておいてください。

さらに、「none」と「no one」は意味も似ており、綴りも似ているため、見た目が似ていて区別しにくくなります。ですので、「no one」は別々に話して書くようにしましょう。この「no one」についても後の章で説明される単語ですので、覚えておいてください。

これらの単語について、詳しく説明していきますので、以下をご覧ください。

まずは、Lookの一番上の文を見てみましょう。「My father goes to London every spring.」と言っています。「every spring」という表現は「毎年の春」という意味で、春は必ず2回以上訪れることを意味します。実際は「every」が付くと3回以上を指しますので、正確には「springs」となるべきです。しかし、ここでは「every」に単数名詞が続く形で表現されています。「everyday」のように日常的な意味で使われる場合もありますが、この場合は単数形となります。例えば、「I go to school everyday.」という文でも、「everyday」は単数形で使われています。一週間で何日学校に行くかというと、週末が休みの学校の場合は5日、「five days」となります。週末も学校に行く場合は「six days」となります。しかし、「everyday」は単数形として使われます。「every」の後ろは単数形であることを覚えておきましょう。

次に、「Be quiet, everybody.」という文です。実は、「every」と「body」は元々別々の単語でした。「every spring」や「everyday」のように、「spring」や「day」の代わりに「body」という単語を使用します。ここでの「body」は「全ての人」という意味で使われます。また、「one」も「人」という意味があるため、「every」と「one」をくっつけて書くようになりました。したがって、「body」が単数形となります。なお、「body」の複数形は「bodies」です。この点を参考にしておいてください。

次に、「Everyone was doing their homework.」という文です。ここで注意したいのは、「Everyone」や「everybody」、「nothing」といった単語は全て名詞であるということです。これらは名詞として扱われます。「Almost」は副詞であると説明しましたが、英語では副詞が名詞を修飾する場合があります。ここでは「Almost」が「every」などの形容詞を修飾しているため、副詞となります。「everyone」は「every one」と1語で表現されていますが、副詞としての「Almost」の使い方がそのまま残っています。このような点を理解しておくと、英語の理解が深まるでしょう。

最後に、「Almost everyone is here.」という文です。「ほぼ全員ここにいます。」という意味です。ここでは「Almost」が名詞を修飾する形容詞である「all」と組み合わさっています。「all」は名詞を修飾する形容詞としても副詞としても使われます。この場合は「all」が「students」を修飾しているため、形容詞となります。一方、「Almost」は「every」などの形容詞を修飾していたため、副詞となります。「Most」か「Almost」か迷った場合は、このように文脈に合わせて品詞を考えると良いでしょう。形容詞は名詞を修飾し、副詞は名詞以外を修飾しますので、このポイントを覚えておいてください。

以上が今回の内容です。Book1の学習もこれで終了です。皆さんお疲れ様でした。

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