形容詞補語をスッキリ整理──SV Cとbe動詞のあとに来る形の見分け方【Progress Book1 5-3】
補語は、主語がどのような状態かを説明する語です。
- I am busy.
私は忙しいです。 - busy は、主語 I の状態を説明しています。
- The boys aren’t very hungry.
その男の子たちは、あまりお腹が空いていません。 - hungry は、主語 The boys の状態を説明しています。
Progress Book1 Lesson5-3では、be動詞のあとに形容詞が置かれる文が出てきます。I am busy. の busy は、名詞の前にある形容詞ではなく、主語 I の状態を説明する語です。
一方、a busy teacher では、busy は名詞 teacher を説明しています。同じ busy でも、文の中で置かれる場所によって働きが変わります。
| 英文 | 形容詞の働き | 説明している語 |
|---|---|---|
| I am busy. | 補語 | busy が I の状態を説明している |
| a busy teacher | 名詞を説明する形容詞 | busy が teacher を説明している |
| The boys aren’t very hungry. | 補語 | hungry が The boys の状態を説明している |
このページでは、補語とは何か、形容詞が補語になる文、名詞を説明する使い方との違い、そして not very の意味を確認します。
補語は主語を説明する語です
中学英語では、まずbe動詞のあとに置かれる形容詞や名詞に注目すると、補語を理解しやすくなります。
I am busy. では、I が主語、am がbe動詞、busy が形容詞です。この busy は、主語 I がどのような状態なのかを説明しています。
I am busy.
I = busy の状態、と考えると分かりやすくなります。
補語は、主語の意味を補う語です。I am. だけでは「私はいます」のような意味になり、この単元で伝えたい「忙しい」という内容が入りません。そこで busy を置き、主語の状態を説明します。
形容詞は名詞を説明する場合と補語になる場合があります
busy のような形容詞は、名詞を説明することも、補語として主語を説明することもあります。
- I am busy.
busy は主語 I を説明する補語 - a busy teacher
busy は名詞 teacher を説明する形容詞
見分けるときは、形容詞の場所を見ます。be動詞のあとにあり、主語の状態を説明していれば補語です。名詞の前にあり、その名詞を説明していれば、名詞を説明する形容詞です。
| 使い方 | 例 | 見る点 |
|---|---|---|
| 名詞を説明する | a busy teacher | busy が teacher を説明している |
| 主語を説明する | I am busy. | busy が I の状態を説明している |
| 主語を説明する | The boys aren’t very hungry. | hungry が The boys の状態を説明している |
a busy teacher では、busy teacher がひとかたまりになっています。I am busy. では、busy がbe動詞のあとにあり、主語 I の状態を説明しています。
形容詞の補語とは
形容詞は、名詞を説明するだけでなく、補語として使われることがあります。補語は、主語についての説明を補う語です。
I am busy. では、聞き手に「私がどのような状態なのか」を伝えています。この busy は、主語 I に関する説明を加えています。
同じように、次の文でも形容詞が補語になっています。
- She is happy.
happy は She の様子を説明しています。 - The room is clean.
clean は The room の状態を説明しています。 - The boys are hungry.
hungry は The boys の状態を説明しています。
このように、be動詞のあとにある形容詞が主語の様子や状態を説明している場合、その形容詞は補語として働いています。
よくある間違い
- × I busy.
- ○ I am busy.
- × The boys hungry.
- ○ The boys are hungry.
補語になる形容詞を使うときは、主語と形容詞の間にbe動詞が必要です。日本語では「私は忙しい」と言えても、英語では I busy. とは書きません。
名詞を説明する形容詞との違い
形容詞には、名詞を説明する使い方と、主語の説明になる使い方があります。文法用語だけで覚えるより、具体的な文で比べる方が分かりやすくなります。
- a clean room
clean は room を説明しています。 - The room is clean.
clean は The room の状態を説明しています。 - a happy girl
happy は girl を説明しています。 - She is happy.
happy は She の様子を説明しています。
名詞の前にある形容詞は、その名詞を説明することが多くなります。be動詞のあとにある形容詞は、主語の状態を説明することが多くなります。
veryは形容詞や副詞を強める語です
The boys aren’t very hungry. という文では、very の意味が問われることがあります。
通常、very は「とても」という意味を持ちます。ただし、否定文で not very になると、「あまり〜でない」という意味になります。
The boys aren’t very hungry.
その男の子たちは、あまりお腹が空いていません。
この文では、hungry が主語 The boys の状態を説明しています。つまり、hungry は補語です。そして、very はその hungry を強めています。
- The boys are hungry.
その男の子たちはお腹が空いています。 - The boys are very hungry.
その男の子たちはとてもお腹が空いています。 - The boys aren’t very hungry.
その男の子たちはあまりお腹が空いていません。
単語だけで意味を覚えるのではなく、not very で「あまり〜でない」となることを文の中で確認しておきましょう。
補語で確認したいポイント
- 補語は、主語や目的語の説明を補う語です。
- I am busy. の busy は、主語 I の状態を説明しています。
- a busy teacher の busy は、名詞 teacher を説明しています。
- be動詞のあとに形容詞があり、主語の様子を説明している場合、その形容詞は補語として働いています。
- not very は「あまり〜でない」という意味になります。
補語は、文法用語だけで考えると難しく見えます。しかし、be動詞のあとにある語が、主語の説明をしているかを見れば、理解しやすくなります。I am busy. と a busy teacher を比べながら、形容詞の働きの違いを確認しましょう。
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