let’sの後は原形?Let’s notの形も確認【Progress Book1 6-2】

Let’sの後ろは動詞の原形です

Let’sの後ろには、go・start・begin・playのような動詞の原形を置きます。Let’sは、話し手も含めて「一緒に〜しよう」と提案するときに使う表現です。

Let’s go.
行きましょう。/行こう。

「〜するのはやめておこう」と提案するときは、Let’s not + 動詞の原形を使います。

意味 例文
Let’s + 動詞の原形 一緒に〜しよう Let’s go.
行きましょう。
Let’s not + 動詞の原形 〜しないでおこう Let’s not stay inside.
中にいるのはやめておこう。

Let’s going.Let’s begins.とはしません。また、Let’sを否定するときは、Let’s don’tではなくLet’s notを使います。

この記事の前半では、Progress Book1 Lesson6-2で学ぶLet’s、Let’s not、命令文、Please、Don’tを確認します。後半では、単独のletの語形や使い方、Let us goとの違いを発展内容として説明します。

Let’sとLet’s notの使い方を学習するイメージ

Let’sの基本例文

  • Let’s begin a new lesson today.
    今日は新しいレッスンを始めましょう。
  • Let’s play soccer.
    サッカーをしましょう。
  • Let’s have lunch.
    昼食を食べましょう。
  • Let’s do our homework.
    宿題をしましょう。
  • Let’s take a break.
    休憩しましょう。

Let’s notの基本例文

  • Let’s not be late.
    遅れないようにしましょう。
  • Let’s not make noise.
    音を立てないようにしましょう。
  • Let’s not forget our books.
    本を忘れないようにしましょう。

Let’sでよくある間違い

定期テストでも間違えやすい形を、正しい文と比べて確認しましょう。

Let’sの後ろをing形にしない

誤:Let’s going.
正:Let’s go.

Let’sの後ろに置くのは、goingではなく動詞の原形であるgoです。

Let’sの後ろに三単現のsを付けない

誤:Let’s begins.
正:Let’s begin.

beginsではなく、動詞の原形であるbeginを使います。

Let’sの後ろにtoを置かない

誤:Let’s to go.
正:Let’s go.

Let’sの後ろには、to goではなく動詞の原形であるgoを置きます。

Let’s don’tではなくLet’s notを使う

誤:Let’s don’t go.
正:Let’s not go.

Let’sを否定するときの語順は、Let’s → not → 動詞の原形です。

命令文・Please・Don’t・Let’sの違い

Let’sとあわせて学ぶ命令文も、動詞の原形を使います。

命令文とLet’sで使う動詞の原形を学習するイメージ

命令文は動詞の原形から始める

Open your books.
本を開きなさい。

文頭のOpenが動詞の原形です。命令文では、ふつう主語を置かずに動詞から始めます。

Pleaseは丁寧な依頼を表す

Please open your books.
本を開いてください。

Please + 動詞の原形で、相手に丁寧に依頼できます。

Don’tは相手への禁止を表す

Don’t open your books.
本を開かないでください。

「〜しないで」と相手に伝える場合は、Don’t + 動詞の原形を使います。

同じ動詞を使って違いを比較する

表現 例文 伝えていること
命令文 Open the window. 相手に窓を開けるよう命じる
Please Please open the window. 相手に窓を開けるよう丁寧に依頼する
Don’t Don’t open the window. 相手に窓を開けないよう伝える
Let’s Let’s open the window. 一緒に窓を開けようと提案する
Let’s not Let’s not open the window. 一緒に窓を開けないことを提案する
  • Pleaseは、相手への丁寧な依頼です。
  • Don’tは、相手に何かをしないよう伝える禁止です。
  • Let’sは、話し手も含めた提案です。
  • Let’s notは、一緒に何かをしないことを提案します。

動画でLesson6-2を確認する

次の動画でも、Progress Book1 Lesson6-2のLet’sや命令文を確認できます。文章だけで復習したい場合は、動画を見ずに発展内容や理解確認問題へ進んでも問題ありません。

発展:Let’s・lets・let・lettingの違い

ここからは発展内容です。
Lesson6-2の定期テスト対策だけを行う場合は、Let’sとLet’s notの語順を覚えたうえで、理解確認問題の基本問題へ進んでも構いません。単独のletについて詳しく知りたい場合は、続けて確認しましょう。

Let’sletsは、アポストロフィの有無によって意味と役割が変わります。また、動詞letにはletsやlettingなどの形があります。

役割 例文
Let’s 「一緒に〜しよう」という勧誘表現 Let’s play soccer.
サッカーをしましょう。
let 動詞の原形・現在形 My parents let me use this room.
両親は私にこの部屋を使わせてくれます。
lets letの三単現 My father lets me use his computer.
父は自分のコンピューターを私に使わせてくれます。
letting letのing形 She is letting the children play outside.
彼女は子どもたちを外で遊ばせています。
let letの過去形・過去分詞 He let me use his bike yesterday.
彼は昨日、自分の自転車を私に使わせてくれました。

表の例文にあるhis computerのhisは、主語のMy fatherを指しています。

letの三単現はlets

主語がhe、she、it、単数の人名、単数の物などで、現在のことを表す場合は、letにsを付けてletsにします。

My mother lets me use her computer.
母は自分のコンピューターを私に使わせてくれます。

この文のherは、主語のMy motherを指しています。letsにはアポストロフィを付けず、勧誘表現のLet’sと区別します。

letのing形はletting

letのing形は、最後のtを重ねてlettingと書きます。letingとはしません。

She is letting the children play outside.
彼女は子どもたちを外で遊ばせています。

Let’s going.が誤りなのは、Let’sの後ろには動詞の原形を置くためです。動詞let自体をing形にする場合は、lettingを使います。

letの過去形と過去分詞もlet

letは、原形、過去形、過去分詞がすべてletです。過去形や過去分詞でも、lettedとはしません。

次の文では、letが過去形として使われています。

He let me use his bike yesterday.
彼は昨日、自分の自転車を私に使わせてくれました。

次の過去分詞の例には、中学1年生ではまだ学習していないことが多い現在完了が使われています。未習の場合は、letの過去分詞もletであることだけ確認すれば問題ありません。

I have never let anyone use this computer.
私はこれまで、誰にもこのコンピューターを使わせたことがありません。

発展:let+人+動詞の原形は「人に〜させる」

単独の動詞letは、let+人+動詞の原形の形で、「人に〜させる」「人が〜することを許す」という意味を表します。

Let me try.
私にやらせてください。

Let him go.
彼を行かせて。/彼を放して。/彼を解放して。

Let him go.では、himがgoの動作をする人です。場面や話し方によって、「彼を行かせなさい」「彼を放してください」など、日本語の言い方が変わります。

letの後ろの動詞にはtoを付けません。

誤:Let him to go.
正:Let him go.

単独のletを否定する場合

「人に〜させない」「人が〜することを許さない」と表す場合は、文の形に応じてdon’t letdoesn’t letを使います。

Don’t let him go.
彼を行かせないで。/彼を逃がさないで。

My mother doesn’t let me stay up late.
母は私が夜更かしすることを許しません。

  • Let’s not go.は、行かないことを一緒に提案する表現です。
  • Don’t let him go.は、彼を行かせないよう相手に伝える表現です。

Let’s goの文の構造と文型

中学1年生では、Let’s+動詞の原形を「一緒に〜しよう」という勧誘表現として、一まとまりで覚えて問題ありません。

Let’sはLet usから生まれた表現です。そのため、学校文法で形を詳しく分析するときは、let+us+goの関係に注目する説明があります。

  • let:動詞
  • us:letの目的語で、goの動作をする側
  • go:動詞の原形で、usが行う動作を表す語

この考え方では、usを目的語のO、goを目的格補語のCとして、let+O+Cという第5文型相当の構造と説明されることがあります。

ただし、現代英語のLet’s go.は、「行こう」という勧誘表現として定着しています。通常の命令文であるLet us go.の「私たちを行かせて」という意味と、そのまま同一視することはできません。

そのため、「Let’s go.は必ず第5文型である」と断定するのではなく、第5文型は形を詳しく見るときの分析方法の一つと考えるのが適切です。教材によっては、Let’s+動詞の原形を勧誘表現として一まとまりで扱ったり、命令文に関連する表現として説明したりします。

Let’s goとLet us goの意味

Let’sは、もともとLet usから生まれた形です。ただし、実際の文ではLet’s goとLet us goが常に同じ意味になるとは限りません。

Let’s go.
行きましょう。/行こう。

Let us go.は、文脈によって「私たちを行かせて」「私たちを解放して」という意味になります。

Let us go.
私たちを行かせてください。/私たちを解放してください。

また、改まった提案としてLet usが使われることもあります。

Let us consider this example.
この例を考えてみましょう。

Let usを見たときは、前後の文から、提案を表しているのか、「私たちに〜させてほしい」という意味なのかを判断します。

Let’sとletの理解確認問題

Lesson6-2の基本問題と、単独のletに関する発展問題に分けて確認しましょう。

Lesson6-2の基本問題

問題1:正しい英文を選ぶ

「サッカーをしましょう」を表す正しい文はどちらですか。

  1. Let’s play soccer.
  2. Let’s playing soccer.
答えを見る

1. Let’s play soccer.が正解です。Let’sの後ろには動詞の原形であるplayを置きます。

問題2:Don’tとLet’s notを区別する

次の2文は、それぞれどのような意味になりますか。

  • Don’t open the window.
  • Let’s not open the window.
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Don’t open the window.は、相手に「窓を開けないで」と伝える禁止です。Let’s not open the window.は、「窓を開けるのはやめておこう」という提案です。

問題3:語句を並べ替える

次の語句を並べ替えて、「ここで話すのはやめておきましょう」という文を作りましょう。

talk / Let’s / here / not

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Let’s not talk here.が正解です。Let’s、not、動詞の原形の順に並べます。

問題4:誤文を直す

次の文の誤りを直しましょう。

Let’s playing soccer.

答えを見る

Let’s play soccer.と直します。playingを動詞の原形playにします。

単独のletに関する発展問題

問題5:letを正しい形にする

かっこ内から正しい語を選びましょう。

My father usually(let / lets / letting)me use his computer.

答えを見る

letsが正解です。主語のMy fatherは三人称単数で、現在の習慣を表しているため、letにsを付けます。文全体は「父はふだん、自分のコンピューターを私に使わせてくれます」という意味で、hisはMy fatherを指しています。

問題6:ing形を選ぶ

かっこ内から正しい語を選びましょう。

She is(let / lets / letting)the children play outside.

答えを見る

lettingが正解です。isの後ろでは、letをing形のlettingにします。

問題7:Let him go.の意味を選ぶ

Let him go.に近い意味はどちらですか。

  1. 彼と一緒に行きましょう。
  2. 彼を行かせて。/彼を放して。
答えを見る

2が正解です。文脈によって「彼を行かせて」「彼を放して」「彼を解放して」などの意味になります。

問題8:Let’s notとDon’t letを区別する

「彼にそのドアを開けさせないで」を表す文はどちらですか。

  1. Let’s not open the door.
  2. Don’t let him open the door.
答えを見る

2. Don’t let him open the door.が正解です。Don’t let+人+動詞の原形で、「人に〜させないで」を表します。

Let’sとletについてよくある質問

Let’sは何の短縮形ですか

Let usから生まれた形です。ただし、Let usは文脈によって「私たちに〜させてください」という意味になることもあり、現在のLet’sと常に同じ使い方になるわけではありません。

Let’sとletsは何が違いますか

Let’sは「一緒に〜しよう」という勧誘表現です。アポストロフィのないletsは、動詞letの三単現です。

letの三単現とing形は何ですか

三単現はlets、ing形はlettingです。過去形と過去分詞は、どちらもletです。

Let’s goとLet us goは同じ意味ですか

Let’s go.は通常「行こう」という提案です。Let us go.は、文脈によって「私たちを行かせて」「私たちを解放して」という意味にもなります。

Let him goはどういう意味ですか

「彼を行かせて」「彼を放して」「彼を解放して」などの意味です。場面や話し方によって日本語訳が変わります。

Let’s goはどのような文の構造ですか

学校文法では、let+us+goの形に注目し、usを目的語のO、goを目的格補語のCとする第5文型相当の分析があります。ただし、これは分析方法の一つです。現代英語のLet’s go.は「行こう」という勧誘表現として定着しているため、中学1年生ではLet’s+動詞の原形を一まとまりで覚えて問題ありません。

Let’sの後ろにtoやing形を置けますか

通常は動詞の原形を置きます。Let’s to go.Let’s going.ではなく、Let’s go.とします。

Let’sの後ろに名詞を直接置けますか

基本的には動詞の原形を置きます。「サッカーをしよう」はLet’s soccer.ではなく、Let’s play soccer.とします。

Lesson6-2のまとめ

Lesson6-2でまず覚えること

  • Let’s + 動詞の原形で「一緒に〜しよう」を表します。
  • Let’s not + 動詞の原形で「〜しないでおこう」を表します。
  • Pleaseは丁寧な依頼、Don’tは相手への禁止です。
  • Let’s going.Let’s to go.Let’s don’t go.とはしません。

発展内容として確認したこと

  • Let’sは勧誘表現、letsはletの三単現です。
  • letのing形はlettingです。
  • letの過去形と過去分詞は、どちらもletです。
  • let+人+動詞の原形で「人に〜させる」「人が〜することを許す」を表します。
  • Don’t let+人+動詞の原形で「人に〜させないで」を表します。

まずは、Let’s go.Let’s not go.を声に出し、肯定と否定の語順を区別して覚えましょう。

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